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ZEP再結成を見て!
書こうかどうか迷ったけど、やっぱり書いてしまいます。

12月10日にアトランティック・レコードの創設者、アーメット・アーティガンの追悼コンサートで19年ぶりに再結成したレッド・ツェッペリン。
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私もYouTubeにて速攻でその再結成ライヴを見ましたよ。

同じようにライヴを見た他の人達の意見をネットで見ると、嬉しいような悲しいような、何となく微妙な意見が多い感じかな。
手放しで喜んでる人はかなり少ない気がしますね。

そういう私も再結成の話が出た時から微妙に思ってた一人である。
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だって、やっぱりこの写真の時のような頃と比べてしまうもんね。
ファン歴が長ければ長いほど、余計に比べてしまうかもね。

パーシーはかつてのようなハイトーン・ヴォーカルを出せないし、ペイジも当時のようなミスタッチをしようともゴリ押しで聴かせるギターを弾けるとは思えんし、ましてやボンゾはいない…。
唯一、ジョンジーだけは変わらず正確なプレイが出来るかなーなんて事は思ってたけども、とにかく全盛期のZEPとどうしても比べてしまうよね。

そして、伝説は伝説のまま、そっとしておく方が良いのかも?
わざわざ過去の伝説を引っ張り出してきて、グダグダなプレイをしてしまったおかげで、偉大な伝説にキズをつけてしまうしまうぐらいなら、再結成なんか最初からしない方が良いかも?

なんて事を思ってしまう人も結構いるかもですね。
私もそう思ってましたよ、正直…。

でもね、でもね。
ライヴを見てちょっと考えが変わったよ。

その考えとは、やっぱり今でも伝説は生き続けてるというものです。

確かにパーシーはかつてのような声は出てないし、ペイジのギターも思った以上に弾けてたとはいえ、かなりキレがない。
「Stairway To Heaven」でのソロも当時に比べあっさりと短いし、70年代の全盛期にあった向かうところ敵なしという、得体の知れない巨大なエネルギーの塊というものは、さすがに今のZEPにはない。
当たり前やけど…。

でも、それでもZEPはZEP。
たとえ当時のような圧倒的なサウンドを出せなくても、たとえボンゾがいなくても、やっぱりZEPには違いないんかなーと映像を見て思ったりしたね。
(まあ、ボンゾこそZEPの核と言えるんで、彼がいない時点でZEPではないような気もするけど…。)

それに単に当時と比べて頭ごなしに批判とまではいかなくても、ちょっと否定的になるというのは、本当にZEPファンとして良いんやろうか?
いや、もちろんそんな気持ちになったらZEPファン失格とも思ってないし、意見が分かれるのは当たり前と思ってる。
オイラも最初は微妙やったしね。

だけどライヴを見てやっぱり当時と状況は全然違うと言えども、ZEPがやる事のすべてを受け入れてこそのZEPファンなんじゃないかという気持ちになったりしたかな。

あくまでも私的にね。

その証拠に今回のライヴのオープニングで演奏した「Good Times Bad Times」
ではイントロだけで鳥肌立ったし、見ながら普通にリズム取ってたオイラがいるし、それってやっぱり何だかんだでZEPが好きで好きでたまらんって事の証明やと思う。

もう、体に染み込んでるんですよね、ZEPサウンドが。

だから今回のライヴがきっかけで大規模なツアーやグラストンベリーのフェスティヴァルなんかにも出演の噂が出てたりするけど、私は応援しますよ。

レッド・ツェッペリンというバンドが最高に大好きだからね。

ホント、今回の再結成ライヴを見て、ZEPに対するそういう気持ちを再確認したような気がします。
それがライヴを見終わっての私の素直な感想でありますよ。

やっぱ、ZEP最高ー!

ついでに今回のオープニングだった「Good Times Bad Times」でも貼っておきます。
by sy_rock1009 | 2007-12-13 23:56 | レッド・ツェッペリン
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