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カンタベリーの至宝、キャラヴァンが3枚目のアルバムとして71年に発表したのが、この「IN THE LAND OF GREY AND PINK」であります。
このアルバムもプログレッシヴ・ロック傑作選とかには必ず選ばれてしまう、最高のカンタベリー系プログレッシヴ・アルバムなのだ。 ところでカンタベリーってなんじゃい? ●CARAVAN / IN THE LAND OF GREY AND PINK ●キャラヴァン / グレイとピンクの地 2.Winter Wine 3.Love To Love You (And Tonight Pigs Will Fly) 4.In The Land Of Gray And Pink 5.Nine Feet Underground - Nigel Blows a Tune - Love's a Friend - Make It 76 - Dance of the Seven Paper Hankies - Hold Grandad By the Nose - Honest I Did! - Disassociation - 100% Proof 一応、カンタベリー・ミュージックの説明をごっつ簡単にすると、イギリス南東部にカンタベリーって地名があって、そこの出身者や取り巻く人脈図によって出現したものを簡単にカンタベリー・ミュージックという。 …と思う…。 ビートルズの出現によって出来たリバプール・サウンドや、スミス以降のマンチェスター・ムーヴメントみたいなもんかな。 まあ、細かいことは気にせずプログレの一ジャンルと思えば良いでしょう。 そんでカンタベリーにはワイルド・フラワーズという伝説的バンドがあって、そのバンドが 消滅後、二派に分かれた。 ひとつがジャズ・ロック・シーンを支えたソフト・マシーンで、もうひとつが今回の本題であるキャラヴァンなのだ。 って事で前置きも終わりにして、アルバムの方に話を持っていくと、最初にも言った通りカンタベリーの最高峰なのは当然、プログレの特集などをやれば必ず紹介されるのが、この「IN THE LAND OF GREY AND PINK」っていう彼らの3枚目のアルバムです。 前作は緑三昧だったジャケットですが、今度はピンク三昧になったジャケットとして一際目を引く物になっておりまする。 でも、中身も十分引き付ける物になってるんだな。 キャラヴァンはリチャード・シンクレア(b,g,vo)、リチャードの従兄弟であるデヴィッド・シンクレア(key,vo)、パイ・ヘイスティングス(g,b,vo)、リチャード・コフラン(ds)という4人でスタートしたんですけど、このアルバムはそのオリジナルメンバーでの最後の作品になってます。 パイの兄ちゃんでジミー・ヘイスティングス(flt,sax)なんかも参加してますけどね。 アルバムの内容は4曲目までの小品に、20分を超える組曲でラストを締めるといったものになってるんですけど、全体的に派手さはないけど小品も長尺曲も、ヴォーカル、演奏ともに素晴らしいものに仕上げってます。 構成も良い! 1,2曲目はファンに人気のナンバーで私も好きですけど、「Golf Girl」ではポップに、「Winter Wine」はリチャード・シンクレアのヴォーカルが見事に炸裂した美しい名曲に仕上がっている。 パイ・ヘイスティングスのギターもピッタリ寄り添うようで良い味出てますよ。 続く3,4曲目はさらにコンパクトにまとまってアルバムを引き立てております。 そして、これらの小品も良いけど、やっぱり何といってもラストの大曲に尽きますね。 インストゥルメンタル風のジャムによる展開を拡げたようなもので、デヴィッド・シンクレアのオルガンを中心に変化に富んだ楽曲に仕上げてます。 これこそキャラヴァンの真骨頂でしょう! 絶え間なく湧き出る美メロの応酬って感じの曲で、おかげで20分をアッと言う間に終わらせてしまぐらいの力を持ってるね。 また、全体でパイ・ヘイスティングスとリチャード・シンクレアという二人のヴォーカリストを使い分けて、対比させてるのもキャラヴァンの特徴。 やっぱ名盤と言われるだけはあるよ。 とりあえずこのアルバムと、「夜ごと太る女のために」っていう凄いタイトルが付いたもう一枚の傑作「FOR GIRLS WHO GROW PLUMP IN THE NIGHT」あたりを聴けばキャラヴァンはだいたい把握出来たと言っても良いでしょう。
by sy_rock1009
| 2006-05-03 21:09
| 洋楽アルバム・70's
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