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迷い中…
私が初めて買ったマンガの単行本ってのは「Dr.スランプ」なんですけど、そのせいか今でもこのマンガが大好きやったりします。
もちろんアニメの方も小学校の時に見てましたよ。

で、その「Dr.スランプ」のテレビ・アニメのDVDボックスが今日に発売したようなんで、ぷらっと日本橋に見に行った。
値段が値段やし、別にフィギュアとかも興味ないから買おうとも思ってなかったけども、とりあえずどんなんかなーって感じで見に行ったんやけど、何か見てるうちにめちゃんこ欲しくなってしまいました。

さすがに10万もするもんを衝動買いはせんかったけども、それでも生まれて初めてアニメのDVDボックスを欲しいと思ってしまった。
でも、この秋に出る第2弾と合わせて両方で20万もするからやっぱり買わんとは思うけど、それでも今ではアニメにほとんど興味のない私にちょっとでも欲しいと思わせたって事は、やっぱ未だにこのマンガが好きやねんなーって、自分自身で思ったり思わなかったり…。

あっ、でも隣にあったルパンのボックスもちょっと興味があったね。
# by sy_rock1009 | 2007-03-23 21:44 | マンガ・アニメ
ハード・ロックの超新星!
ここ最近、取り憑かれたように聴いてるのが、この北アイルランド出身のハード・ロック・バンド、ジ・アンサーなんですけど、とにかくカッコイイんです。
雑誌によっては”10年に1度出るか出ないかの超大物バンドのデビュー”ってな感じで騒がれておりますけど、そう言われるのも分かる気がするぐらい新人とは思えないスゴ味のあるバンドで気に入っております。
という事で、2006年6月に発表したジ・アンサーのデビュー・アルバム「RISE」です。

THE ANSWER / RISE
●ジ・アンサー / ライズ


ハード・ロックの超新星!_b0054129_2315243.jpg
Tracks

 1.Under The Sky
 2.Never Too Late
 3.Come Follow Me
 4.Be What You Want
 5.Memphis Water
 6.No Question Asked
 7.Into The Gutter
 8.Sometimes Your Love
 9.Leavin' Today
                      10.Preachin'
                      11.Always
                      12.I Won't Let You Down ※
                      13.Some Unity ※
                      14.So Cold (Live Version) ※

※国内盤ボーナス・トラック


日本では約半年遅れの今年1月に発売やったんで、イギリスでの評判の良さだけは雑誌なんかでは知ってたけど、実際にアルバムを聴けるまでは結構な間がありましたね。
まあ、シングルの曲とかは既に聴いたりしてたし、輸入盤を買えばもっと早くに聴けたんやろうけど、ライナーを読みたかったので、ずっと国内盤が出るのを待ってましたよ。
それぐらい期待してたって事なんですよねー。

で、いよいよ国内盤を買ってアルバムを通しで聴けたんですけど、これが期待以上の出来とも思える、とにかくカッコ良いハード・ロックで、久々に70年代ブリティッシュ・ハード・ロック直系の新人が出てきたなーって感じです。

ジ・アンサーはコーマック・ニーソン(vo)、ポール・マホン(g)、ミッキー・ウォータース(b)、ジェームス・ヒートレイ(ds)という4人組。
いろんなバンドの良い所を拝借しながら自分達の音楽へと昇華したような、ブルーズっぽいハード・ロックが基本スタイルかな。
良く例えられたりするのはレッド・ツェッペリンとかフリーとか色々と言われたりするけど、とりわけレッド・ツェッペリンからは相当な影響を受けてそうなぐらい似てると言えば似てる。
ギター・リフの使い方やヘヴィなリズム、それにコーマック・ニーソンの高音シャウトも、ホンマはブラック・クロウズのヴォーカル、クリス・ロビンソンと一番似てるけども、クリスもパーシーの流れにあるので、やっぱ基本はツェッペリンなんかなーと思ってしまう。
それも初期のツェッペリン。
2曲目とかは、かなりツェッペリンしてるしね。
3曲目もアンサー版、「Living Loving Maid (She's Just a Woman)」のような疾走感があるし、他もZEPっぽいのが聴いて取れる感じ。

でもまあ、比べだしたらキリがないし、大体どんなハード・ロック・バンドでも直接的にも間接的にもレッド・ツェッペリンの影響は受けてるような気もするので、あんまり何々と似てるってな事を言うのも意味がないかも知れませんね。
という事で聴く時は、頭を空っぽにしてどっぷりとアンサーのハード・ロックを堪能するのが、一番良い聴き方です。

オープニングのギターからラストのバラード「Always」、それにボーナス・トラックまで入れても捨て曲がないぐらいのカッコイイものになってます。
もう、凄い新人としか言いようがない。
オイラはこういうバンドが出てくるのをずっと待ってた気がしますよ!

とにかくハード・ロック好き、特にブリティッシュ・ハード・ロックが好きな人なら間違いなく
お薦めの一品なので、是非とも聴いてもらいたいアルバムですね。
# by sy_rock1009 | 2007-03-21 23:05 | 洋楽アルバム・00's
魅惑のT・レクスタシー!
●マーク・ボラン(Marc Bolan)
●1947年9月30日生まれ~1977年9月16日死去 イギリス出身


魅惑のT・レクスタシー!_b0054129_23293728.jpgデヴィッド・ボウイと並ぶグラム・ロックの華、マーク・ボランは1947年9月30日、イースト・ロンドンの病院にて誕生する。
本名はマーク・フェルド。
チャック・ベリーやエディ・コクラン等の影響でロックに魅せられ、9歳の時に母親からギターを買ってもらったのを機に、さらにロックにのめり込んで行く。
ちなみに最初に手にしたのは8歳の時に父親から買ってもらったドラムだったようです。
12歳の時に初めてバンドを組み(この時はベースを担当)、そして15歳の時になると自主制作盤を売り込みに行くも上手く行かず、傷心のままフランスでの放浪生活をしながらチャンスを待っていた。
65年についにレコード会社と契約し、マーク・ボーランドの芸名でデビュー。
しかし、これまた上手く行かず、その後、ジョンズ・チルドレンを経て、68年に”ティラノザウルス・レックス”を結成する。
その後、名前を”T・レックス”と短縮し、エレクトリック色を増したバンドとなってからは次々とヒットを飛ばし、グラム・ロック・ブームを巻き起こすほどの人気を得る。
だが、その人気も73年頃から下降線を辿っていき、77年9月16日、生前マーク・ボランが「30歳になる前に体がバラバラになって死ぬだろう」と口癖のように語っていた通り、30歳の誕生日の2週間前に亡くなってしまう。
原因は自動車の横転により、助手席に乗っていたマークが投げ出され、近くの街路樹に体をぶつけた為で、直接の原因はドラッグによってボロボロになった血管のショックによる破裂となっている。
グラム・スターの最期は自らの予言めいた言葉通りになってしまったのだ。

と、久しぶりにギタリストについて書いてみようと思ったわけですが、なぜよりによって大してギターも上手いくないマーク・ボランを選んだかと言うと、ただ単に私が大好きやからってだけなんですよね。
一番の好きな理由は、強烈なまでにシンプルで覚えやすいギターに乗せたロックのカッコ良さにあるんですけど、それと同時に何もテクニカルでグングン攻めるのだけがロックのカッコ良さじゃないってのをマーク・ボランに教えてもらったような気がしますね。
もちろん楽曲そのものの良さもあるし、マーク特有の人なつっこいヴォーカルも良いです。
やっぱりマーク・ボランも私の中で重要なヒーローの一人なのだ。

で、ギターの方ですが、やっぱりグラム・ヒーローなだけあってか、ビジュアル面を彩る道具の一つと捉えてるのかどうかは分からんが、とにかく色んなギターを使用してましたね。
52年製のギブソン・レス・ポールやフライングVなんかは有名で良く使ってましたけど、他にもフェンダー・ストラトキャスターやテレキャスターなどを使用し、シンプル極まりないリフを中心にギターを弾いている。
ジミー・ペイジなんかとは違う意味でのリフ・マスターです。
あと、ステージでのギター・アクションは派手な感じで、そこらへんもポイントが高い。

マークが30歳になる前に死ぬ…ってな事を言ってたのは、フランスで生活をしていた時に出会った魔女が「いずれ大成功を収めるが、そのかわり30歳までに血まみれになって死ぬ」という予言をされたからんなんですけど、まるでホンマにその魔女との契約通りに亡くなってしまったというのは、真意はともかくマーク・ボランって不思議な人やなーと思う。
そういう謎な部分も好きな理由かな。

って、久しぶりのわりにほとんどギターの事を書いてなかったけど、まあええか。
# by sy_rock1009 | 2007-03-12 23:36 | ギタリスト列伝
追悼、ブラッド・デルプ
もう、だいぶ前になるけどトム・シュルツ率いる最高にかっこいいバンド、ボストンの事を
書いたけども、そのボストンのヴォーカルだったブラッド・デルプが亡くなったというニュースが入ってきてしまいました。

ショック…。

あの見た目とは裏腹に綺麗に澄んだ声が大好きで、ボストン・サウンドにはあの声しかないと思ってただけに、非常に残念であります。
死因の方はまだ良く分かってないようですけど、一つだけ分かるのは、もうあの声でボストンの新曲とかは聴く事が出来ないって事なんですねー。

55歳やったようですが、まだまだ若いのに…。
ホント、ご冥福をお祈りいたします。
# by sy_rock1009 | 2007-03-10 21:03 | 洋楽あれこれ
スーパー・バンド、エイジア
今、ちょうど日本公演中ってのもあるし、私自身も行って来てバッチリ堪能したってのもあるので、やっぱ今回はこのアルバムしかないでしょう。
って事で、エイジアの82年のデビュー・アルバム「ASIA」です。

ASIA / ASIA
●エイジア / 詠時感~時へのロマン


スーパー・バンド、エイジア_b0054129_22235120.jpg
Tracks
1.Heat Of The Moment
2.Only Time Will Tell
3.Sole Survivor
4.One Step Closer
5.Time Again
6.Wildest Dreams
7.Without You
8.Cutting It Fine
9.Here Comes The Feeling



キング・クリムゾン、イエス、EL&P、そしてバグルスという偉大なバンドに在籍していた
実績・知名度ともに十分な4人が結成した事から、スーパー・バンドってな呼ばれ方もしたのがこのエイジアというバンドです。
今までにも色々なスーパー・バンドと呼ばれるものがあったけど、多分、80年代ではナンバー・ワンのスーパー・バンドだったと思います。
って、いまさらそんな説明はいらんぐらい、とにかく有名なバンドで、そして有名なアルバムがこのデビュー盤の「ASIA」ですね。

とにかく売れました。
めちゃくちゃ売れました。

何しろビルボードで9週連続1位、この年の年間アルバム・チャートでも1位という、それはそれは凄い売れっぷり。
さすがスーパー・バンドってだけありますね。

でも実際にはプログレの猛者たちが集まったバンドのわりに、全然プログレっぽくなく、全曲4~5分のコンパクトにまとめられたポップ志向なロックになっていたので、結構、批判も多かったようです。
特に70年代のプログレ全盛時を生で味わったプログレ・ファンの間では相当なガッカリ感があったようですね。
まあ、クリムゾン、イエス、EL&Pが合体したら、どんな大作が出来るんやろ?ってな感じで、期待してしまうのも無理ないと言えるかな?

でも、私はこの時まだまだガキんちょやったし、プログレってものがどういうものかは当然、プログレ自体すら知らんかった時なので、いくら売れ線の分かりやすいロックで産業ロックと言われたりしたようが、私自身にはそんなの関係なくすんなり聴けましたよ。
やっぱりガキんちょには小難しいプログレよりも、分かりやすいロックの方が聴きやすいかったんでしょうかねー。

というのも全編でスリムにまとまってるのがポイントの高いところで、全曲シングル・カット出来てしまいそうなぐらいのポップさがあるのが良いんですよね。
それでいてメンバーのテクニックやアレンジなんかは、さすがという卓越したものもあるし、アルバムの後半はちょっとプログレっぽさも残っていて、なかなか飽きの来ない内容になってるのも良い。
まあ、このへんのテクニック面なんかの方は当時には分からんかって、そういったものを意識しながら聴けだしたのは、もっと後になってからの事ですけどね。
あと、ジョン・ウェットンのヴォーカルがどれも良い存在感で、曲ごとに違う色を付けてるのもかなりよろしおますな。
本気の時と気が抜けてる時の落差の激しいジョン・ウェットンですけど、この時は間違いなく本気やった事が伺えます。
もちろんスティーヴ・ハウのギターも、ジェフリ・ダウンズのキーボードも、カール・パーマーのドラムもどれも聴き応えあるので、やっぱ何だかんだ言われても名盤やと思いますよ。

実際、何も分からずただ良いなーって感じで聴いてたガキんちょの私が、すっかりマニアになってしまった今でもたまに引っ張り出して聴いてしまうので、それぐらいこのアルバムが良いってものやと思うね。
25年経っても全然色褪せないです。
やっぱ良いものは、いつまで経っても良いままですね。

それに何と言ってもロジャー・ディーンのジャケットが素晴らしい!
ホンマ全てが最高のアルバムです。

で、全てが良いんですけど、それでも何と言っても「Heat Of The Moment」こそが
このアルバムだけでなく、エイジアの象徴とも言える曲なので、懐かしのその曲をペタッと貼って締めたいと思います。

しかし、ライヴでの「Heat Of The Moment」の大合唱、良かったなー!
# by sy_rock1009 | 2007-03-07 22:23 | 洋楽アルバム・80's