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シャーデー「LOVERS ROCK」
毎日アホみたいにクソ暑いので、せめて音楽ぐらいは暑さを忘れるような、落ち着いてリラックスした音楽を聴きたいものです。
まあ、あえて熱いロックを聴くというのも、それはそれで全然アリだと思いますけどね。
って事で今回はシャーデーの5枚目のアルバム「LOVERS ROCK」(2000年)です。

●SADE / LOVERS ROCK
●シャーデー / ラヴァーズ・ロック


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Tracks
 1.By Your Side
 2.Flow
 3.King of Sorrow
 4.Somebody Already Broke My Heart
 5.All About Our Love
 6.Slave Song
 7.Sweetest Gift
 8.Every Word
 9.Immigrant
10.Lover's Rock
                            11.It's Only Love That Gets You Through


シャーデーも相当な寡作バンドで、デビューして20年以上経つのにオリジナル・アルバムは5枚しかありません。
そう、だからこの「LOVERS ROCK」が今のところ一番新しいオリジナル・アルバムなんですけど、すでに発売されてから7年も経ってたりします。
4枚目の山岸由花子…じゃなくて、「LOVE DELUXE」から「LOVERS ROCK」までも8年あったので、次のアルバムはいつになるのやら…?
とりあえず気長に待つしかありませんな。

まあ、そんな事は他のアーティストにもチラッとあったりするので別に良いんですけど、実は私、昔からシャーデーが好きだったりします。
正確に言うとシャーデー・アデュという人そのものが好きだったりします。
小学校の5年か6年の時に「Smooth Operator」のビデオ・クリップを見て以来、シャーデー・アデュの何とも言えない不思議な魅力がある容姿や声の印象がかなり強かった記憶がありますね。
その印象がいまだに続いてる状態とも言えます。
やっぱり子供の時に感じた印象って、大きくなっても続くもんなんですよねー。

と言ってるわりに今回に取り上げてるアルバムがその「Smooth Operator」が収録されてる84年のデビューアルバムでなかったりするんですけどね。
まあ、どのアルバムでも基本的にシャーデーのスタイルは変わらないんで、どれでも良いんですけど、最近「LOVERS ROCK」をまた聴いてたので何となくこれにしただけです。

で、その「LOVERS ROCK」というアルバムなんですけど、けだるい脱力感のあるヴォーカルに、R&Bのようなジャズのような、シャーデーにしかありえない独特のサウンドが、いつも通り堪能できるアルバムになってます。
シャーデー・アデュは8年の活動休止中に出産とか色々あった影響からか、少し曲調が柔らかいものがあったりするけど、基本的なスタイルはデビューから変わってないです。
オシャレで洗練された落ち着ける音楽が聴けますね。
そしてシャーデー・アデュの容姿と同じで、ちょっとクールなところも良い感じ。
やっぱりこのバランスがシャーデーの音楽的魅力です。

そのあたりは1曲目の「By Your Side」を聴くだけでも分かるけども、シンプルなサウンドのなかにも深みのあるものがにじみ出てる感じになってますよ。
まさにこれぞシャーデーという曲。
「King of Sorrow」なんかも良い曲ですし、アルバムのどこを取ってもシャーデーらしい、オシャレな雰囲気がプンプン漂ってる、とにかく落ち着けるものになってます。

という事で、そういう雰囲気を楽しみ人には間違いなくお薦め出来るのがシャーデーです。
一応、今回はこのアルバムを取り上げたけども、興味のある人はどのアルバムでも良いので聴いてみて欲しいですね。

バリバリのロックもカッコイイとは思うけど、こういう音楽も違う意味でカッコイイと思うね。
何よりシャーデー・アデュという人そのものがカッコイイ!
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by sy_rock1009 | 2007-08-26 22:00 | 洋楽アルバム・00's
イーグルス、28年ぶりのオリジナル・アルバム
■イーグルス、28年ぶりのスタジオ録音作品を10月にリリース!新曲試聴も開始

死ぬほどイーグルスが好きなクセに、ニュー・アルバムが出るという事を今頃になって知ってしまいました。

まあ、それは良いとしてようやく出ますか。
ニュー・アルバムの話はかなり前からあったけど、ついにという感じですね。

予定では10月らしいけど、もし国内盤も10月発売となれば、それはそれは10月生まれの私にとっては最高の誕生日プレゼントになるのは間違いない。
ってか、誕生日は関係なくアルバムが出るってだけで最高のプレゼントになるんですけどね。

物心がついた時からのイーグルス・ファンであり、私が今のようなロックおバカさんになってしまったルーツでもあるバンドなので、今から楽しみで仕方ないです。

まあ、そんなイーグルスの思い出はかなり前に書いたけども、やっぱイーグルスは特別なんですよ、私にとっては!
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by sy_rock1009 | 2007-08-20 21:51 | イーグルス
マルチ・インストゥルメンタリスト、マイク・オールドフィールド
ヴァージン・レコードの記念すべき第一弾として発売された事で有名な今回のアルバムですけど、もっと有名なのが曲のイントロ部分が映画「エクソシスト」のテーマ曲として使われたって事でしょうかね。
という事で今回はマイク・オールドフィールドが73年に発表したデビュー・アルバムの「TUBULAR BELLS」でございまする。

●MIKE OLDFIELD / TUBULAR BELLS
●マイク・オールドフィールド / チューブラー・ベルズ


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Tracks
1.Tubular Bells, Part 1
2.Tubular Bells, Part 2










最初に書いたヴァージン・レコード第一弾っていうのと、映画「エクソシスト」云々というもの以外にこのアルバムでもう一つ有名な事が、マイク・オールドフィールドの強烈なこだわり三昧ってものがありますね。

そう、このアルバムはロック・ファンなら御存知のマイク・オールドフィールドが一人スタジオにこもって28種類の楽器を自ら演奏して、2000回以上のオーバーダビングを繰り返して完成させたという、気の遠くなるような作業の末に出来上がった代物なんです。
最後に管楽器、パーカッション・サウンド、それとコーラスを加えて9ヶ月もかけて完成したんですが、ボストンのトム・シュルツも真っ青なこだわりっぷり。
しかもアルバムが出た時は20歳になってまだ間もないので、レコーディング時は19歳って事になると思うんやけど、10代でここまでのこだわりを持ってる人は少ない気がするね。

まあ、デビュー自体はもっと早くからお姉ちゃんのサリー・オールドフィールドとサリアンジーというフォーク・デュオを結成してデビューしてたし、その後もケヴィン・エアーズのバックに参加して天才プレイヤーなんて評価もあったようなので、若くして実力も経験もあったから出来たこだわりとも言えるけど、それでもなかなか凄いこだわりというか、凄い完璧主義者っぷりである。

とにかく究極のオナニー・アルバムとも言えるのがこの「TUBULAR BELLS」なのだ。

だからアルバムの中身の方も凄い事になってて、パート1とパート2からなる48分の大作になってます。
もちろんレコードやったんでA面、B面と2つに分かれてるだけで、実際には全1曲という内容のアルバムになっておりますよ。
もう、これだけで「そんな長い曲聴けるかよ!」という感じに、だからプレグレは…っていう風に思われそうだったりしますが、実はかなり聴きやすいのがこのアルバムの大きなポイントなのであります。
確かに長いのは長いけど、プログレ特有のテクニカルで転調しまくる複雑な展開というものはなくて、良く言われてるのが牧歌的で単純なメロディの中にも奥深さがあるってものになってます。
音の広がりも十二分に堪能できるサウンドなんで、意外と曲の長さは気にならずに一気に聴けると思うんですよね。
しかも「エクソシスト」のホラーなイメージとは真逆で、ちょっと癒されるような雰囲気のサウンドで、何度も聴けたりしますよ。

という事で「エクソシスト」とかのイメージは聴く時には取っ払って、頭を空っぽにして聴いてみて欲しいですね。
映画の方は「TUBULAR BELLS」で効果が増したかも知れんけど、肝心のこっちのアルバムの方は「エクソシスト」に使われてしまったが為に(しかもホンの一部が)、間違ったイメージに捉えられるのが個人的にイヤ。

もう、普通に何も考えずに聴き入って欲しいです。
それぐらい素晴らしいアルバムなのでね。

で、この「TUBULAR BELLS」の流れはしばらく続いて、3枚目の「OMMADAWN」で頂点に達します。
なので「TUBULAR BELLS」を気に入ったら、是非とも「OMMADAWN」も一緒に聴いて欲しいもんでありますね。

とにかく最高の叙情的インストゥルメンタル・アルバムですよ、これは!
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by sy_rock1009 | 2007-08-18 23:15 | 洋楽アルバム・70's
ガチャフォース買いました。
確かに最近は何もゲームをしてないとこの前に言ったけども、だからといってまさかゲームキューブの「ガチャフォース」を買うとは自分でも思いませんでした。

b0054129_2251727.jpgという事で、まんまと友達の策略にハマッて買ってしまったんですけど、これおもしろいッスね。

実はこういうゲームが出てたこと自体、最近まで知らんかったんやけど、すこぶる評判の良いゲームで、ちょっと前までは中古でも1万円を超えてしまうぐらいの代物でした。
(今は普通の値段になってるけど)

パッケージの絵を見ただけではコレのどこにそんな人気があるのか分からんけど、とにかく”神ゲー”らしいです。

で、そんな評判の良いゲームをいまさらながらやってみたけど、確かにおもしろい。
簡単にいうと”ガチャボーグ”という、手のひらサイズのミニチュア・ロボ同士が戦闘する内容なんですけど、そのガチャボーグの種類が多くて、そいつらを集めていくのがかなり楽しい。

多すぎてかなり大変でもあるけど…。

まだ始めたばっかりなんで数も少ないし、レアなボーグも持ってないけど、やり込みゲーマーなら必ずハマると言っても良いゲームですね。
操作性も良いし、かなり楽しめそうです。

絵で損をしてるけど、評判が良いだけの事はあるなと思ったね。

という事で、しばらくGFコマンダーとして頑張ります。
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by sy_rock1009 | 2007-08-13 22:42 | ゲーム
ダイ・ハード4.0
今日、久しぶりに映画を観に行きました。
昔はしょっちゅう映画館に足を運んでたんですけど、最近はどうもそういう事が少なくなりましたよ。

まあ、そんな事はどうでも良くて久しぶりに観に行ってきた映画は「ダイ・ハード4.0」だったりします。

前作から12年ぶりとなるこの4作目ですけど、観た感想から言うと結構おもろかった。
まあ、さすがに強烈なまでのハラハラ・ドキドキ感や、沢山の伏線をはって、それを見事に消化していった絶妙な脚本、その他もろもろ…とにかく全てが斬新やった1作目と比べてしまうと劣ってしまうのは仕方ないけど、それでもおもろかったね。

間違いなく前作よりかはおもしろい!

もう公開されてだいぶ経つとはいえ、それでも一応、まだ公開中の映画なんであんまりネタバレにならんようにしますけど、間違いなく前作でダイ・ハードという映画に対する下がったテンションが今回ので上がってきましたね。

確かに微妙なところも多いけど、全体的には良かったよ。

前作はサミュエル・L・ジャクソンとコンビを組んでたけども、今回のでコンビを組んでたジャスティン・ロング扮するマシューとのコンビの方が個人的には良く思った。
前作では黒人と白人という違いを見せてたコンビでしたけど、今回はデジタル人間のマシューとアナログ人間のマクレーン(ブルース・ウィリス)という違いがおもろかったかな。

CCRを聴くマクレーンと、それを”カビ臭い”と表現するメタラーのマシューのやりとりは個人的に観ててツボに入ったよ。
まあ、メタラーにCCRやジョン・フォガティの良さは一生分からんやろなーなんて、きっとマクレーンも心の中で同じような事を思ってるに違いないって感じで観てましたね。

他にもこのシリーズらしいマクレーンのセリフ回しなんかもニヤッとさせるものがあったし、うそ~んと突っ込みたくなる派手なアクションもいっぱいあるけど、まあ楽しいから良いかって感じでしたね。
意外とラスト付近があっさりしてるのが残念な気はしたが、それでも楽しんで観れたと思うね。

まあ、ネタバレに気をつけると言ってたので、これ以上の事は控えますけど、とにかくアクション映画好きなら観ておいて損はない映画でしょう。

それと映画の本編とは全然関係ないけど、マクレーンの娘ルーシーを演じてたメアリー・エリザベス・ウィンステッドが可愛かった。
ちょっと惚れたね(またかよ!)。

ふとした顔がホリー・ヴァランスに似たりもしてたけど、良い雰囲気を持ってますね。
実は公開前からメアリーはチェックしてたけども、写真で見るよりも、実際に動いてる姿の方がもっと可愛かった。

やっぱりこういう時の私の目には狂いがないなと思ったね。
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by sy_rock1009 | 2007-08-12 23:01 | 映画
何気にチェックしてしまう
最近までやっていた「ドラクエソード」をクリアしてからは、これと言って何もゲームをやってない状態がしばらく続いてたりします。

何かおもろいゲームって今あるんかな?

あまりにもやるゲームがないので、思わず「クロノトリガー」でもやってしまおうかと思ったりもしたけど、いくら神ゲーとはいえ何回もやったゲームなんで、やっぱりやめた。

とにかく最近は何もゲームをやってない。

そんな根っからのゲーマーなハズの私らしからぬ状態が続くなか、唯一ゲームの電源をポチッとてしまう時があるんですよね。

というのがWiiの「みんなで投票チャンネル」なんですけど、Miiを作ってない状態がしばらく続いてたんで、これ最近までやった事なかったんやけど、今にごろになってようやく始めてみた。

そうしたら、何か地味にチェックしてしまうんですよね。
別にどういう風におもろいとかはないけど、何となくチェックしてみては、投票&予想をしてしまったりする。

ちなみにこれが私のデータ
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予想が当たったからどうやねんと思いつつ、また予想してしまう自分がいたりします。

でも、やっぱり何かおもろいゲームがしたいなー。
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by sy_rock1009 | 2007-08-08 23:21 | ゲーム
42周年
そうか、今日はアルバム「HELP!」が発売された日やったんか。

b0054129_2185123.jpg発売されたのは1965年の8月6日。
もう、42年も前の事なんですね。

まあ、今さらアルバムについての詳しい説明なんかは必要ないと思うのでサラッとだけ言いますけど、良く言われてるのがアイドルからアーティストへ変わって行こうとしてる、きっかけ的アルバムな感じの事を言われますね。

そのわりに、邦題は「4人はアイドル」という、なかなか寒い事になったりしてるけど…。

それ以外では2作目の主演映画の同名サントラ盤で、「A HARD DAY'S NIGHT」と同じく、アルバム前半が映画に使われたもので、後半が新曲という構成って事かな。
と言っても、よっぽど忙しくて時間がなかったのか、2曲カバーが入ってたりするけどもね。
でも、事実上でビートルズ最後のカバー曲でもあったりする。

あとは初めてジョージの曲が2曲採用されたという事や、世界で一番多くカバーされた「Yesterday」が収録されてたりするって事でしょうか。
でも、そんな超有名になった「Yesterday」がアルバムの最後から2番目に収録されてたりするんで、あんまり本人たちは何も考えてなかったんでしょうね。
そういう、ええ加減なところもビートルズの良いところです。

ええ加減と言えばアルバム・ジャケットからしてそうやけど、手旗信号で”HELP”を表してると思わせといて、実は”NUJV”やもんね。
何も考えんと格好を決めたら、たまたまこうなっただけらしい。

なんという、ええ加減さ!

でも、そういうところも良かったりするんですけどね。

という事で、「HELP!」の発売42周年を勝手に一人で記念して、今からちょっとアルバムの方を聴いてみましょうかね。

ちなみに私がこのアルバムで一番好きなのは「You're Going To Lose That Girl」という曲やったりします。
ってか、どれも良いのは当然なんですけど、あえて選ぶとこの曲になるかな。

この曲でのジョンのドスの効いたイントロでの声がもうたまらん。
もちろん曲全体の完成度も最高やけどね。
それとポールとジョージのコーラスが凄すぎる。
並みのヴォーカリストやったら完全にこのコーラスに食われてしまうぐらいの完璧さ。

それにボンゴの音も心地良い。
オーバーダビングでボンゴを入れたようですけど、もしこの曲にボンゴの音がなかったらという事を頭の中で想像して聴いてみよう。

間違いなくこの曲の魅力が半減しますよ。
何気ない一音にまでこだわるビートルズの真骨頂のような曲だと私は思うね。
アルバムの邦題と一緒で”恋のアドバイス”という邦題だけはちょっとナニやけど…。

あー、でもポールの「The Night Before」もカッコイイなー。
もちろん「Help!」も良いし、やっぱどれか1曲だけ選ぶってのは無理があるな。

とにかく結局はビートルズ最高って事ですね。
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by sy_rock1009 | 2007-08-06 22:31 | ザ・ビートルズ
ハード&サイケ、ピンク・フェアリーズ
ガンズ・アンド・ローゼズ、ボン・ジョヴィと珍しくアメリカのバンドが2回続いたので、ここらでいつも通りイギリスに戻ります。
しかもメジャーどころが続いてもいたので、ちょいマニアック気味に戻ります。
という事で、今回はピンク・フェアリーズというバンドが71年に発表したデビュー・アルバムの「NEVER NEVER LAND」を。

●PINK FAIRIES / NEVER NEVER LAND
●ピンク・フェアリーズ / ネヴァー・ネヴァー・ランド


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Tracks
 1.Do It
 2.Heavenly Man
 3.Say You Love Me
 4.War Girl
 5.Never Never Land
 6.Track One, Side Two
 7.Thor
 8.Teenage Rebel
 9.Uncle Harry's Last Freak-Out
10.The Dream Is Just Beginning


ピンク・フェアリーズというバンドはミック・ファーレン率いるデヴィアンツの残党とトゥインクが合体して出来たバンドです。
でもこんな説明だけじゃ良く分からんと思うので、もうちょっとだけ詳しく説明しましょかね。

まずミック・ファーレンはブリティッシュ・サイケ・ロックのボス的存在で、ピンク・フェアリーズだけでなく、75年に結成されたスラッシュ・メタルの元祖とも言えるモーターヘッドの結成にも関わったという人であります。
そう言えば今年のサマーソニックにモーターヘッド出ますね。

もう一方のトゥインクですけど、これはバンド名でなく本名ジョン・アルダーという人物で、フェアリーズ、トゥモロウ、プリティ・シングス、さらにソロを経てこのピンク・フェアリーズを結成した人です。
トゥモロウはイエスのスティーヴ・ハウがいた事でも有名だし、プリティ・シングスではアルバム1枚しか参加してないけども、その1枚がピート・タウンゼントも影響を受けた元祖ロック・オペラとも言えるアルバム、「S.F. SORROW」の時で、トゥインクの事をサイケの申し子なんていう呼び方をしたりもします。
ちなみにドラマーですよ。

まあ、あんまり詳しい説明になってないよな気もするけど、とにかくミック・ファーレンの仲介でデヴィアンツの残党とトゥインクが合体して出来たのが、このピンク・フェアリーズなのだ。

そんなサイケのボスの息がかかったバンドとサイケの申し子が合体したピンク・フェアリーズなんで、基本的にはハード・ロックなんですけど、サイケな香りも当然のようにプンプンとあります。

まずピンク・フェアリーズの特徴のひとつにツイン・ドラムというものがあります。
このツイン・ドラムが炸裂することによってハードなサウンドをより演出しておりますよ。
まさにピンク・フェアリーズのサウンドの核ですが、ギターなんかもめちゃくちゃテクニカルじゃないけども、しっかりポイントを押さえたブリティッシュ・ロックらしいソロを見せたりしている。
ここらへんのサウンドの一体感はかなり良いものがありますよ。
ヴォーカルはあんまり上手い方じゃないけど、ちょっとしゃがれ声でそれなりの味はある感じで、なんとなく小粒なジョー・コッカーという雰囲気もあったりするかな。

それにプラスしてさっきも言ったようなサイケっぽさも加わってて、そのあたりのハードな面とサイケな面がなかなか絶妙に絡んでるように思う。
かと思えばプログレっぽさもあるし、結構メロディアスなところもあったり、もちろんインストゥルメンタルもあったりと、意外とやりたい放題なところがあってアルバム・ジャケットのイメージだけで聴くと、凄いギャップがあるような気がしますよ。
でも、カッコイイことはカッコイイんですけどね。

オープニング「Do It」はアコースティックで始まって、1分過ぎたところからサウンドがヘヴィーに一転。
ヴォーカルの大半はタイトルの”Do It”を連呼してるだけの変な曲ではあるけど、途中のギター・ソロを含め、かなり良いハード・ロック・ナンバーになってますね。
アルバムのオープニングとしてはなかなかインパクトがあって良いと思うよ。
次の「Heavenly Man」はなんとなくデヴィッド・ボウイの「Space Oddity」のようなテンポで、ホンの一瞬だけ「Space Oddity」っぽいフレーズもあったりするけど、これは私の気のせいでしょうか?
3曲目「Say You Love Me」でまたハードに戻って、次の「War Girl」ではまったりとしたイントロで、どことなくAORのような良く分からん構成になってます。
このあたりの節操のなさがピンク・フェアリーズのやりたい放題という部分でしょう。

次の「Never Never Land」では途中の終始叩きまくってるドラムと、それに呼応するかのようなギターが山場で、曲の終わりがちょっとトリップしそうな感じのサイケでプログレチックな感じになっている。
この普通に終わってれば良いところを、変にアレンジしてしまうのもピンク・フェアリーズらしいところかなーなんて思ってしまいますね。
ちなみに7曲目の「Thor」は、そんなトリップ感で埋め尽くされた変なインスト・ナンバーになってますよ。
他にもタイプの違う曲があるので、かなりバラエティには富んでますね。
さらに今あるCDには4曲のボーナストラックもあって、そのうちの1曲はこのデビュー・アルバムに先立って出したEP盤の「The Snake」という、かなり軽快なナンバーもあるので、ますます聴き応えがあるかと思います。

ですので、ちょっと変わったハード・ロックではあるけど、結構良いアルバムだと思うので、興味があれば聴いてみても良いと思いますね。
70年代のブリティッシュ・ロックが好きな人なら違和感なく聴ける気がしますよ。

ちなみにこのアルバムを最後にトゥインクは脱退し、以後、1枚ごとにメンバー・チェンジ繰り返していくので、同じピンク・フェアリーズというバンドでも、アルバムによってサウンドは全く違ってたりする。
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by sy_rock1009 | 2007-08-04 21:54 | 洋楽アルバム・70's