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個性の塊ですね、グリフォンというバンドは…。
中世音楽とロックを融合させたものを目指したという、この部分だけでも胡散臭そうな、独自のプログレッシヴ・ロックを展開したグリフォンというバンドが70年代にあったんだよね。
レーベルも以前にマルスピラミで書いたフォーク系のトランスアトランティックでデビューと、B級の要素を全て兼ね備えているようなグリフォンですけど、その通りB級でございます。
という事で今回はグリフォンのアルバムの中でも、プログレ・ファンには一番人気がある
74年の3枚目のアルバム「RED QUEEN TO GRYPHON THREE」です。

●GRYPHON / RED QUEEN TO GRYPHON THREE
●グリフォン / 女王失格


b0054129_22501058.jpg
Tracks
1.Opening Move
2.Second Spasm
3.Lament
4.Checkmate








このバンドは英国王立音楽院で古典楽器を学んでいたという、リチャード・ハーヴェイと
ブライアン・ガランドの二人の学生が中心になって結成されたらしいです。
デビュー盤はルネッサンスっぽい音楽にフォークを混ぜたようなロック要素の薄いサウンドでしたが、徐々にロック色が出てきて、中世音楽とロックの融合が一番上手く表現されたのがこのアルバム「RED QUEEN TO GRYPHON THREE」なのであります。
と言っても私はグリフォンの全部のアルバムを聴いた訳じゃなく、確か全部で5枚出してると思うけど(そのうちトランスアトランティックでは4枚)、1,3,4枚目しか聴いてないので、細かい音楽性の変遷ってのは分からんけどね。

まあ、それはともかく本作は10分前後の曲が4曲で、全てがインストゥルメンタルという、なかなか意欲的なアルバムになっているんですよね。
そんな構成に出来るのもメンバーに能力があってこそだと思うんですけど、実際にグリフォンのメンバーはテクニシャン揃いで、かなり良いサウンドを出してるんですよね。
使用楽器も中世音楽を意識してるだけあって、リコーダー、バスーン、クルムホルン、ハープシコードといったものを巧みに使ってますし、ただもんじゃない雰囲気を感じさせます。
特にリチャード・ハーヴェイのテクニックはかなりのもので、このアルバムでは彼のキーボードを核に、色々と肉付けしていったという感じがしますね。
このキーボードは結構やるよ!
キーボード・サウンド好きならこの部分だけでも結構聴き応えあるんじゃないでしょうか。

まあ、このアルバムでキーボードが目立つようになったのは、アルバムの制作前にイエスのマネージャーの目に留まり、イエスのアメリカ・ツアーのサポートを行ったってのが間違いなく影響してると思うんやけど、そのあたりも良いように作用している感じ。
キーボード好きもそうですけど、イエス好きならもっと聴き応えがあるように思う。
おまけに演奏だけでなく作曲面でも結構なクオリティがあるので、最初にB級と書いたけども聴く人によってはそれ以上に感じるぐらい聴き応えがあるように思う。
そういう意味では結構広い範囲で人にお薦め出来るのかな?

機会があれば聴いて下さい。
もちろん、今は紙ジャケで出てますよ。
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by sy_rock1009 | 2006-06-30 23:07 | 洋楽アルバム・70's
来日40周年企画かな?
何やら「教えて!あなたの“MY FIRST&FAVORITEビートルズ”」というものがあったので、やっぱビートルマニアとしては乗っからんとアカンでしょう。
来日40周年にあたる年やから、こういう企画もアリやしね。
(というか今日が来日した日だな。)

って、事で私もやってみましょう。
全部で10個の質問があるようですよ。

1.「今、この瞬間、あなたが聞きたいビートルズの曲を1曲教えてください。」というのを見て今、頭に浮かんだのは?理由不問です。

・Golden Slumbers (ABBEY ROAD)

2.あなたが覚えてる範囲で一番最初に聞いたビートルズの曲はなんですか?それにまつわるエピソードや思い出があれば、一緒にお願いします。

・Come Together (ABBEY ROAD)
5歳ぐらいの時にラジオで初めて聴いたと思う。
うんこチビるかと思うぐらい衝撃受けた!

3.あなたにとっての『ビートルズ来日40周年記念』のテーマ曲は?

・Rock And Roll Music (BEATLES FOR SALE)
日本公演でのオープニング・ナンバーなので、やっぱこれかな。

4.あなたが覚えてる範囲で、最初に買ったビートルズグッズはなんですか?(レコード、CDを含みます。)

はっきり覚えてないけど、多分、CDの「赤盤」「青盤」かな。

5.あなたのビートルズのお宝グッズがあれば紹介してください。あなたにとっての価値観でけっこうです。
 ex.希少盤、本、あなたが描いた似顔絵、はじめてもらったポスター等


持ってる物が全部お宝なんやけど、中でも「REVOLVER」のレア物レコードとジョンが着てたGジャンの限定レプリカがお宝かな。
Gジャンは良く着て出歩くけど、レコードの方はさすがに針を落として聴いた事ない。
高かったからな~。

6.あなたにとっての思い入れ曲セレクション10曲(以内なら何曲でも。1曲でも可)。その理由があれば一緒にお願いします。

・Baby It's You (PLEASE PLEASE ME)
レコーディング時は風邪気味やったようですが、それが功を奏したのか、ただでさえ艶っぽい声なのにちょっとしたザラつき感も加わって、比類なきヴォーカルを聴かせくれる。
ジョン、なんでアンタの声はそんなに色っぽいの?
・A Hard Day's Night (A HARD DAY'S NIGHT)
関西人しか分からんと思うけど私が子供の頃「突然ガバチョ!」という番組があって、その番組のオープニング・テーマがこの曲やったので思い出深い。
と言ってもこの番組で初めて聴いたわけじゃないけど。
初めて「Come Together」を聴いた時同様、うんこチビるかってぐらい衝撃を受けた。
・No Replay (BEATLES FOR SALE)
内容はストーカーチックだが、昔から大好き。
カラオケでも歌う。
・Drive My Car (RUBBER SOUL)
もう何も言うことはない。カッコよすぎ!
ギターもマネした。
・Norwegian Wood[This Bird Has Flown] (RUBBER SOUL)
実は一時期シタールを練習した事があったんだが、なぜかギターだけ左利きの私が不慣れな右で弾かんなアカンは指は激烈に痛いわで、速攻挫折。
でも、その分、思い出はあるな~。もともと曲は最高やし。
・In My Life (RUBBER SOUL)
常に”In My Life”と刻印された指輪を付けてるほど大好き。
行った事ないけど目を閉じたらリバプールの風景が浮かぶようです。
・A Day In The Life (SGT.PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND)
この曲があったからこそ、後にプログレ大好き人間に私がなってしまったと思う。
私のプログレのルーツですな。
・Glass Onion (THE BEATLES)
ジョンのヴォーカルは当然ながら、とにかくリンゴのドラムが凄すぎ!
私が21~22歳の時、ドラムセットを持っていた友達がいたので、良く叩かせてもらった。
この曲のリンゴのように叩くのは難しかったな~。
・Come Together (ABBEY ROAD)
やっぱ一番最初に聴いたので思い入れは強烈なまでにあるね。
ギターも練習したし、とにかく大好きでおます。
・Let It Be (LET IT BE)
小学校の時、音楽室に放課後入り浸ってピアノを練習した時期があったけど、それと言うのもこの曲を弾きたかったからなのだ。

と、こんな感じかな。
純粋に好きな曲となると、また違ってくるのは言うまでもないッスね。

7.あなたにとっての大好きアルバム3枚。その理由があれば一緒にお願いします。

・A HARD DAY'S NIGHT
ジョン好きならこのアルバムでしょ。
・REVOLVER
アルバムとして一番最初に聴いたのは多分コレやったと思う。
だからって訳じゃないけど大好きだな。
・ABBEY ROAD
いつ聴いても感動できるアルバムやね。
このアルバムに対しては、余計な言葉はいりませんよ。

8.これからはじめてビートルズに出会う人たち(子ども達含む)に絶対に聞いて欲しい曲は?その理由もあればお願いします。

・I Saw Her Standing There
デビュー・アルバムの1曲目で「1,2,3,4!」というポールのカウントでこの曲が始まるけど、そのカウントはビートルズそのものが始まるカウントでもあるように思うんだよね。
だから、やっぱこの曲かな。

9.4人(ジョン、ポール、ジョージ、リンゴ)に一言メッセージをお願いします。

ありがとう!

これが最初に思いつく言葉ですね。
この4人がビートルズというバンドをやってくれてホンマ良かった。

10.その他、ビートルズ(&メンバー個々)に関することならなんでもご自由にどうぞ!(思い出、コンサート話等々)

まあ、簡単に言うと私にとってビートルズは生きていく上でなくてはならんもんですね。
ホンマ、私の全てと言っても良いでしょう。

以上。
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by sy_rock1009 | 2006-06-29 22:21 | ザ・ビートルズ
狂気再生!
以前にピンク・フロイドの「THE WALL」を、豪華ミュージシャンがよってたかってトリビュートしたというアルバム「BACK AGAINST THE WALL ~PINK FLOYD TRIBUTE ALBUM~」の事をチラッとだけ書いたけども、それに続いて今度はあの「THE DARK SIDE OF THE MOON」のトリビュート盤を、これまた豪華ミュージシャンがよってたかって作ったとの事なので早速聴いてみました。

b0054129_0403787.jpgこちらの「RETURN TO THE DARK SIDE OF THE MOON A TRIBUTE TO PINK FLOYD」という名前のアルバムで、前回同様、ビリー・シャーウッド主導で作られたトリビュート盤です。
メンバーも前回に引き続いて参加してる人が多いので、トリビュート盤とは言え、ほとんど前回の延長線上のような感じのアルバムになってますよ。
サウンド・アレンジなんかも基本はオリジナルを忠実にしたもので、ところどころで今風の味付けをしました!ってものになってるしね。

だからオリジナルが好きな人も、前回のトリビュートでのアレンジが気に入った人も両方、違和感なくそれなりに聴けると思いますよ。

まあ、私的には若干突っ込みたいところがあるのも事実なんやけど、それでも全体的にはまとまってると言えますね。
「Money」のエドガー・ウィンターのサックスなんかは、オリジナルのディック・パリーとは違うカッコ良さがあって、なかなか聴き応えがあった。
後半への盛り上がり方もこっちはこっちで良いものはあるしね。

ちょっと「Time」のアレンジが私には合わんかって、特にギターが結構ガッカリしたもんがあるけど、まあ、それでも全体的には合格と言って良いでしょう。
(めっちゃ偉そう!)

ただ、ボーナス・トラックのビリー・シャーウッドによるオリジナル曲はいらんと思った。

まあ、フロイド・ファンなら絶対に聴かんなアカンって物ではないけど、機会があれば聴いてみるのも良いかも知れませんね。
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by sy_rock1009 | 2006-06-29 01:22 | ピンク・フロイド
DADDY MULK
昨日の続きになりますが、やっぱ「DADDY MULK」はカッコイイ曲やなー。
「ニンジャ・ウォリアーズ」の事を書いたあと、思わず「DADDY MULK」を聴きまくってもうたよ。
という事で「DADDY MULK」をペタペタっと。

ちなみにこの曲は最終面でも流れるけど、敵の攻撃が激し過ぎてゆったり聴く間が全然ない!

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by sy_rock1009 | 2006-06-28 22:00 | ゲーム
思い出ゲーム、アーケード編!(その5)
相変わらず突然にやって来るこのコーナー。
という事で、今回の久しぶりとなる私の思い出のゲームはコチラ。
タイトーが発表した87年のアーケード・ゲーム「ニンジャ・ウォリアーズ」です。
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87年という年は私を一番多くゲーセンに通わせた年なので、思い入れの強いゲームが
かなり多いんだが、この「ニンジャ・ウォリアーズ」もその中の1つなんですよね。

まず一番最初に目に付くのがこのゲームの筐体そのもので、異様に横長な写真を見ても分かるように、このゲームの筐体は画面を3つ並べた3画面筐体となっている。
さらにシートがブルブルと震えるボディソニックも搭載されてるので、見るだけでなく体感面でも、なかなかのインパクトがあった。
まあ、この3画面筐体は既に同じくタイトーのシューティング「ダライアス」で登場していたので、「ニンジャ・ウォリアーズ」はこの筐体での第2弾って事になるので、実は衝撃度はもう全然なかったんですけどね。
それでも初めて見た人にはなかなかのインパクトを与えたんじゃないでしょうか。
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ストーリーの方は魔王バングラーの独裁政治をぶっ潰す為に、革命派のリーダー、
マルクが2体の殺人マシーン”NINJA”と”KUNOICHI”を完成させ送り込む…
って感じの内容になっている。
とまあ、ストーリーはそれなりにしっかりしたものがあるが、実はゲームとしては全くもって普通の横スクロール・アクション・ゲーム。
攻撃方法もナイフのような”クナイ”と飛び道具の”手裏剣”のみで、プレイキャラはストック制じゃなくライフ制で、ライフがなくなったら問答無用でゲームオーバー。
しかもプレイキャラと敵とが一直線上に並んでいるので、画面の奥や手前に逃げるといった芸当が出来ないので、難易度としてはかなり高い。
というか激ムズ・レベル。
一応、クナイで防御も出来るが、敵の数が多いし、動きももいやらしいので、アクション・ゲームが苦手な人は瞬殺される恐れアリ。
おまけに頼みの手裏剣も数に制限があるし、威力も弱いので、もう踏んだり蹴ったり。
はっきり言ってゲームとしては”クソゲー”とも言える。
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まあ、2面の巨大戦車が出てくるあたりはボディソニックの効果もあって、なかなか迫力があるが、それでもやっぱり難しさからやり込む人は少なかった。
それぐらいゲーム・バランスが悪すぎたね。

なのに何でこのゲームに思い入れがあるかと言うと、それは音楽ですよ。
このゲームの音楽がハンパじゃないぐらいカッコイイ。
特に1面に流れる「DADDY MULK」という曲がヤバすぎ。
ゲーム・ミュージック史上、かなりのレベルの名曲です。
この曲の3分過ぎあたりから三味線をサンプリングしたパートが始まるんだが、ここの部分だけ聴きたさにゲームをやってましたね。
とにかくカッコよかった。
その津軽じょんがら三味線とバスドラの絡みが最高やし、そのパートが始まる前のシンセの暴れっぷりも聴きごたえ満点やし、ゲームは全然普通のクセに、この曲のおかげで良くプレイしましたよ。
簡単にいうとロックを感じたね。
まあ、私以外にもそういう人が山ほどいたんですけど、その証拠がこのゲームの音楽を作った作曲チーム”ZUNTATA”にライヴまでさせたぐらい、人気があった。
それぐらい良い音楽だったんだよね。
とにかくゲーム・システムと素晴らしい音楽とが異様なまでにアンバランスな名作ゲームです。

って事で、エンディングを紹介しましょうかね。
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最終面のラストにて青いスーツを着て偉そうにたってるバングラーを追い詰める主人公。
ここまでワンコインで来るだけでも相当厳しいのに、このラストが更にえげつない場面で、相当な集中力がないとワンコイン・クリアは出来ません。
まあ、コンティニューをすればその場から始めることが出来るので、お金をつぎ込めば誰でもエンディングを見る事は可能ではあるけど。

とにかく真ん中のハンマー野郎を倒してバングラーを追い詰めると、コイツはビビッてるだけで何もしてこないので、あっさり倒すことが出来る。
それまでが激ムズなだけに最後ぐらいは楽に倒させてあげようという、タイトーの心優しい配慮なのだろうか?
それなら、もうちょっとバランス良く作ってもらいたかったのぅ…。

b0054129_2114387.jpgで、バングラーを倒すといきなり急に変な
おっさんが出来て「作戦成功だ!!」と言い、スイッチをポチッと押す。
すると主人公の体にあらかじめ内蔵されていた爆弾が爆発し、バングラーの屋敷を木っ端微塵にぶっ飛ばすのだ。

そしてぶっ壊れた屋敷をバックにズラズラーっとメッセージが流れて終わり。

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なかなかエンデイングは悲劇的なのである。
というか、タイトーにはハッピー・エンドのゲームが少ない!
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by sy_rock1009 | 2006-06-27 21:29 | 思い出ゲーム
オランダ負けちった…。
とんでもなく荒れた試合でしたけど、オランダ負けましたよ…。
この事により、私の中で2006年のワールドカップは、やや終わった感がある。
ポルトガルが相手って時点で嫌な予感やったんやなー。

まあ、しゃーないか。
こういうところもオランダらしいと言えばらしいし。

と言いながら今大会は前の2002年に比べて全然おもろいので、オランダがいなくなったと言え、まだまだ楽しめるけどね。
これであとはブラジルが負けてくれたら最高の大会やねんけどなー。

昔からのブラジル嫌いなので、ファンの人スンマセン…。
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by sy_rock1009 | 2006-06-26 21:51 | なんでも日記
ロックの荒神
●ピート・タウンゼント(Pete Townshend)
●1945年5月19日生まれ イギリス出身


b0054129_2310784.jpg60年代の初期から中期はビートルズ、ストーンズ、キンクス等、重要なバンドが多く誕生したけども、、ザ・フーも問答無用でその中の1つに入りますよね。

って事で、そのザ・フーのギタリスト、ピーター・デニス・ブランフォード・タウンゼントは、父親はサックス・プレイヤー、母親はシンガーという音楽一家のもと、1945年5月19日にロンドンで誕生。
12歳の時に祖母からスペイン製のギターを買ってもらって以来、ロックに夢中になる。
その後、学友のジョン・エントウィッスルとパーティ・バンドを結成し、しばらく活動するが、ジョンは税理事務所に職を得て、またピートはアート・カレッジに進学したため一時期バンド活動を中断。
しかし、同じ学校の顔見知りで退学処分になっていたロジャー・ダルトリーのバンド、ディトゥワーズにジョンが加入した事により、ピートも誘いを受けて、リズム・ギターとして加入。
これがザ・フーの母体となるのだ。
以降、ザ・フーとしてだけでなくソロ、おまけに最近じゃ小説家や脚本家など、マルチに今でもバリバリと頑張っておられます。

ピート・タウンゼントと言ってまず思いつくのが、例の腕をグルグル回す風車奏法や、演奏後におっぱじめるギターの破壊でしょうか。
特にドラマーのキース・ムーンと一緒になって壊しまくる姿は、ちょっとした名物ではあるけども、それにしても暴れすぎである。
そのクセ、いつでもどこでも終始暴れっぱなしのキース・ムーンとは違い、ピートは意外と繊細な部分が多いのも特徴かな。
特に曲作りの面ではそれらが良く出てるように思うよ。
だからロック・オペラ「TOMMY」のようなとんでもない名盤が作れたりするんでしょう。

でも、プレイの面でも結構見どころ聴きどころがこの人にはある。
やっぱまずは歯切れの良いリズム・プレイで、とにかくシャープですね。
このリズム・ギターがないとフーは絶対成り立たない。
それ以外にもルート音を固定しながらトップ・ノートを変えていくコード・リフなんかは有名だし、ジャズ的な速弾きを見せたり、サス・フォーを経過音として挟む事で、複雑な転調をスムーズに行うなど、なかなかプレイヤーとしても奥が深い。
あと、アコースティックのプレイもかなり良いものがある。

使用ギターはキャリアが長いから山ほどあるんだが、リッケンバッカー、ギブソン、フェンダー、グレッチと、あらゆるギターを使っている感じ。
同じフェンダーでもテレキャスター、ストラトキャスター、ジャズマスター、それにクラプトンのシグネイチャー・モデル・ストラトキャスターと、かなり使い分けてます。
やっぱりこの人もこだわり屋さんですね。
そのこだわりは当然他の所にも行くんですけど、中でも今では定番とも言える、マーシャルのスタック・アンプはこの人が作らせたものってのは有名だ。
これらを使って大音量で演奏するのがザ・フーのお決まりで、ファンをキャッチ・ザ・ハートし続けたんだが、その大音量がたたって難聴になってしまった。
う~ん、諸刃の剣…。
それでもブリティッシュ・ロックを語る上で超重要人物の一人なのは間違いない。

あと、デカイお鼻に強烈なコンプレックスを持ってます。
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by sy_rock1009 | 2006-06-25 23:10 | ギタリスト列伝
フェア・ウォーニング「Don't Keep Me Waiting」
b0054129_215962.jpgドイツが誇るメロディアス・ハードの王者、フェア・
ウォーニングの再結成第1弾となる先行シングル「Don't Keep Me Waiting」を聴きました。

いや~、相変わらずの美旋律。
やっぱ良いッスね~。

「Don't Keep Me Waiting」が流れて5秒で、フェア・ウォーニングのそれと分かるいつものメロディアスなサウンドは、再結成作とは言え、ちょっとした安心感があるね。
ヘルゲ・エンゲルケのギターも、ウレ・リトゲンのベースも、C.C. ベーレンズのドラムも、
そしてもちろんトミー・ハートのヴォーカルも解散前のイメージのまま聴ける。
3曲目の「All Of My Love」の超絶バラードなんか、まさにデビュー時からの変わらぬフェア・ウォーニング・サウンドで、聴いてて普通に「カッコええ~」と唸ってしまったよ。

ホンマ良い意味でも悪い意味でも、再結成だろうが何だろうが、やっぱフェア・ウォーニングはフェア・ウォーニングのままでした。

こりゃ、もうすぐ出るアルバムの方も楽しみですよ。

それはそうと、今日、日本橋でフェア・ウォーニングのアコースティックによるインストア・
ライヴ&握手会があったんだよなー。

あー、やっぱ行きたかったなぁ。

行こうと思った時には既に整理券がなくなってたんやけど、これは久しぶりにミスッたよ。
シュトロハイム風に言わせると、まさに「ドジこいたーッ!」って感じ。

間近で生トミー・ハートの声を聴くチャンスやったのに…。
まあ、いまさら言ってもしゃーないけど。
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by sy_rock1009 | 2006-06-23 21:48 | 洋楽あれこれ
ジェネシスの最高傑作はこれだ!
80年代のフィル・コリンズを中心としたトリオ時代のジェネシスも良いかも知れんけど、
やっぱりプログレが大好きな私にとっては、70年代のピーター・ガブリエルを中心とした
ジェネシスの方が好きなんですよね。
なのでプログレ期のジェネシスの傑作で、73年に発表した6枚目となる、こちらのアルバム「SELLING ENGLAND BY THE POUND」を紹介しますよ。

●GENESIS / SELLING ENGLAND BY THE POUND
●ジェネシス / 月影の騎士


b0054129_2214063.jpg
Tracks
1.Dancing With The Moonlit Knight
2.I Know What I Like (In Your Wardrobe)
3.Firth Of Fifth
4.More Fool Me
5.The Battle Of Epping Forest
6.After The Ordeal
7.The Cinema Show
8.Aisle Of Plenty




ジェネシス最大のヒット・アルバムというと86年の「Invisible Touch」なんでしょうけど、だからと言ってそれがそのままジェネシスの最高傑作になるかと言えば、それはまた別の問題な気がする。
やっぱ私的にはこのアルバムが最高傑作なんですよね。
まあ、どのアルバムが最高傑作とかは好みの問題やけども。

この時のメンバーはピーター・ガブリエル(vo,flt,perc)、トニー・バンクス(key,vo)、スティーヴ・ハケット(g,b)、マイク・ラザフォード(b,g,vo)、フィル・コリンズ(ds,perc,vo)という5人組で、スティーヴ・ハケットとフィル・コリンズの2人は71年の3枚目のアルバム「NURSERY CRYME」からオーディションによって加入している。
この5人でのジェネシスが最強の布陣であります。
ピーター・ガブリエルはデビュー時からヴォーカル面でも曲作りの面でもズバ抜けたところを発揮してて、特にヴォーカルなんかはまだ10代とは思えんぐらい、強い個性は持ち合わせていた。
でもジェネシスとしてはこれと言った個性はなかったように思う。
なんかアコースティックなポップって感じで、実は私はあんまり好きじゃない。

それがこのメンバーになって素晴らしいプログレ・サウンドになっていったんですよね。
もともと幻想的だったピーター・ガブリエルの詞はより高いストーリー性のもと幻想的になっていってるし、演奏面でもインストゥルメンタルでのドラマティックな構成があるかと思えば、攻撃的な面もあったりで、アルバムを出すごとに良くなっています。
で、そういうドンドン良い面が出てきたジェネシスのアルバムの中でも一番の完成度を誇るのが、この「SELLING ENGLAND BY THE POUND」だと思う。
収録曲がどれも名曲なのは当然、アルバムのトータル性もなかなかのものがあるし、ピーター・ガブリエルの詞もヴォーカルも最高潮、それに演奏もスティーヴ・ハケットとトニー・バンクスのソロが一番前面に出ているところもこのアルバムの素晴らしいところ。

そこらへんの絡みは1曲目からいきなり現れてて、ピーター・ガブリエルの幻想的でクラシカルな歌い上げから始まり、スティーヴ・ハケットとトニー・バンクスの攻撃的なソロへと変化するところだけでも、このアルバムの凄さが分かります。
もちろん他の曲も良くて、中でも「Firth Of Fifth」の絶品ピアノに、スティーヴ・ハケットの哀愁ギターがチビッてしまうぐらいカッコイイ。
まあ、スティーヴ・ハケットはジェネシス加入時から凄いプレイを見せていて、アルバム「NURSERY CRYME」のオープニング・ナンバー「The Musical Box」ではエディ・ヴァン・ヘイレンでおなじみのタッピングを既に披露していたぐらいのテクニックを持ってるので、これぐらいの哀愁ギターを奏でるなんて簡単かも知れんけど、それでもやっぱりこの曲でのギターはカッコイイんだな。
やっぱスティーヴ・ハケットのギターは最高やで。
そしてこの曲自体も最高。
プログレ史上においても、かなり高い位置にランクする名曲ですよ、これは。

「The Cinema Show」のトニー・バンクスのシンセ・ソロも圧巻やし、初めてフィル・コリンズのヴォーカルをフィーチュアした「More Fool Me」も、ちょっとしたアクセントになってるし、とにかくこのアルバムには聴きどころが多いです。
プログレ・ファンなら一度は聴いていると思うので、それ以外のプログレ未経験や初心者の人に特にお薦めのアルバムでございます。
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by sy_rock1009 | 2006-06-20 22:05 | 洋楽アルバム・70's
クリスティーナ・スカビア大解剖!
え~っと、サイドバーにあるロゴ画像が誰なのか?というご質問をルルさんから頂いたので、以前にも彼女の事を少しだけ書きましたが、より詳しく紹介しようかと思います。

まず彼女の名前はクリスティーナ・スカビアといい、イタリアのバンド、ラクーナ・コイルの
ヴォーカリストでございます。
ジャンル的には”ゴシック・メタル”と言われてますけど、正直ゴシックでもないし、それほど強いメタル性があるわけでもないかな。
どっちかというと”ヘヴィ・ロック”よりで、エヴァネッセンスよりも少しダーク。
最近、4枚目のアルバムが出て、ここ1ヶ月ぐらいは私の中でクリスティーナ・スカビア・ブームが巻き起こってます。
携帯でもPCでも壁紙はスカビアという、なぜかアホみたいなハマりっぷり。

とまあ、ここまでは以前にもここで書きましたね。
って事でスカビアについての更なるデータをどうぞ。

b0054129_2101998.jpg名前:クリスティーナ・スカビア
(フルネームはクリスティーナ・アドリアーナ・キアラ・スカビア)
出身地:イタリア、ミラノ
生年月日:1972年6月6日(34歳)
身長:1m60cm
体重:50kg
趣味:テレビゲーム、ブリコラージュ、料理、そして寝ること
(ちなみにブリコラージュとは有り合わせの物で何かを作るといった意味らしい。結構手先器用?スカビアの手料理食べてみたい!)
お気に入りバンド:デペッシュ・モード、コーン、イン・フレイムス、リンキン・パーク、タイプ・オー・ネガティヴ、マドンナ、クール&ザ・ギャング(最後の2つは意外)
お気に入り映画:セブン、羊たちの沈黙、薔薇の名前、マトリックス、いまを生きる、
ジュマンジ
お気に入り俳優:アル・パチーノ、メグ・ライアン、サミュエル・L・ジャクソン、ウーピー・
ゴールドバーグ
お気に入り漫画・アニメ:天空のエスカフローネ、アキラ、銃夢、攻殻機動隊
お気に入りゲーム:ファイナルファンタジー(特に7、9、10)、バイオハザードのシリーズすべて、サイレント・ヒル(特に1と2)、パラサイト・イヴ
お気に入りのお酒:モヒート、ストロベリー・マルガリータ、ヒューガルデン、カイピリーニャ
(結構軽いのがお好きなようで。ってか、一緒に飲みて~!)

とまあ、こんなもんかな?

凄い美人に見える写真とそうでない写真の落差は激しいし、おもいっきりスッピンでインタビューしてたりする映像なんか見ると、美人なのかどうか分からん部分が多いが、それでも最近の私のスカビアに対するハマり方は凄まじいものがある。
アヴリルの時を超えたかも?

それからスカビアの事をここまで書いたからといって、今度はウィズイン・テンプテーションのシャロン・デン・アデルやアーク・エネミーのアンジェラ・ゴソウ、エデンブリッジのサビ-ネ・エデルスバッカー、エピカのシモーネ・シモンズ、スカイラークのキアラとか、スカビアに続いて第2弾、第3弾という風にメタル美女特集とかするつもりはないです。

いや、私の事なんで分からんな。

じゃ、最後にラクーナ・コイルの代表曲の一つ「Heaven's A Lie」でもペタリ。
結構、スカビアの声も気に入っております。

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by sy_rock1009 | 2006-06-19 22:46 | 洋楽あれこれ