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ベロニカ、クリア!
とりあえずベロニカ、クリアしました。
クリア・タイム6時間49分、ランキングCと、いくら一周目とはいえヘボすぎる成績。
やっぱリトライしてもうたのが響いたかな。

で、終わった感想だが、どうなんだろ?
おもろい事はおもろいねんけど、何か微妙…。
やっぱり、このシステムをやり尽くしたってのが、微妙と思わす原因やろな。
最初は懐かしいなーって感じやったけど、やっていくうちに、段々と昔にやりつくした感覚が蘇ってくる。
「ああ、この道、帰りに通る時には絶対に敵が現れるわ」とか、「この拾ったアイテムをあそこで使うには、その前にあっちに行って、どうのこうの…」とか、先が読めてしまうのだ。
やっぱりゲームだけじゃなく映画でも何でも、先が読めてしまうと、おもしろさ半減だな。

それよりも何よりもバイオ4やった後やしね。
ベロニカをやってみて、改めてバイオ4でのリニューアルが素晴らしかった事を再確認。
う~ん、やっぱり早くバイオ5がやりたい!

しかし、クレアはなかなかのもんだったな。
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by sy_rock1009 | 2005-03-31 22:53 | ゲーム
セ・リーグ開幕!
明日にいよいよセ・リーグが開幕となる。
阪神の開幕相手はヤクルトで、先発予想は石川らしい。
こっちは当然井川やけど、果たしてどうなるんでしょう?
是非、勝って良いスタートをしてもらいたいもんです。

まあ、優勝は厳しいと思うが、今年も頑張って応援しましょう!

で、その開幕前夜のドキドキ感を更に煽るかのように、今日は阪神の特番が放送される。
しかも、2つ。

1つは23:17と凄まじく中途半端な時間からABCで放送の「タイガース開幕前夜祭」
ココリコ遠藤と宮根誠司がメインの一時間番組。
間違いなく阪神優勝ー!!と番組で言うに違いない、”タイガース・マンセー”番組になるだろう。

もう1つは「阪神阪神!また阪神!猛虎開幕独走祈念特番」と番組タイトルからイッてもうてるが、MBSで00:35から1時間半の放送。
こっちの出演は板東英二, 矢崎滋, 飯星景子, 八木裕がメイン。
ABCに比べたら、まだ冷静に現実を見つめたコメントをしそう。

それでも、どっちも”タイガース・マンセー”には違いないけど…。
私も強烈な阪神ファンやけど、何でもかんでも「優勝、優勝!」とバカ騒ぎするのは、好きではない。
真の阪神ファンはこれでもかと言うぐらいマイナス志向やから、そういう気になれんのが
一番の理由。
ちょっと冷めてるぐらいがちょうど良い。

と言いながら心のどっかには優勝の2文字があるんだがな。
とにかく頑張れ!阪神タイガース!!
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by sy_rock1009 | 2005-03-31 22:08 | 阪神タイガース
日本快勝?
え~っと、サッカーの日本×バーレーンを見てたんですが、どこが快勝?
今もダイジェストを見てるけど、画面上にデカデカと”日本快勝!!”となってるが、
辛勝の間違いだろ、オイ!
嘘つくなよ、テレ朝!

まあ、しかし今日は自力で点を入れられる気配、全くなしでしたね。
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by sy_rock1009 | 2005-03-30 22:15 | なんでも日記
ロック・スピリットはありません!
誰もが知ってるイーグルスの名曲「Hotel California」
4歳の時に初めて聴いて以来、私を洋楽漬けにさせた最大の曲である。
非常に難解であり意味深な歌詞を散りばめたこの曲「Hotel California」の中で
「We haven't had that spirit here since nineteen sixty nine」という歌詞が出て来る。

この「そのようなスピリットは1969年以降一切ございません」という歌詞は、「酒」という意味の”スピリッツ”と、「精神」の”スピリッツ”の二重の意味が込められている。
アメリカ人のフロンティア精神が失われ、第二次大戦後のアメリカで生まれたロックが、
商業主義にのみ込まれたという事を言っているのだ。
69年はロックの祭典「ウッドストック」が開かれた年。
つまりここでは「ウッドストック」以降、本当の「ロック・スピリッツ」を持ったアーティストはいない事を皮肉っている。
簡単に言うと「ウッドストック以降、真のロックン・ロールはないんじゃ、コラ!」という事だろう。

と書いたところで私は結局、何が言いたいのか。
今のアメリカなんか、この時以上に「ロック・スピリッツ」なんかありません!
腐りきってます!!
私的に「Hotel California」の歌詞にある1969年を、今では1994年に直すのがいいかもと思う。
そう、つまり「ニルヴァーナ終焉以降、真のロックン・ロールはないんじゃ、コラ!」ってのが私の考え。
ロック・ファンとしてはここ十数年のアメリカの音楽はキモイ!
なんとかならんのかな?

何か50セントが最新のビルボード・シングル・チャートのトップ10内に4曲入ってるらしいが、これってビートルズが64年の4月4日付けチャートで1~5位まで独占した以来の、ベスト10に同時チャート・インらしい。

もう、キモすぎる!
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by sy_rock1009 | 2005-03-30 22:07 | 洋楽あれこれ
コード:ベロニカ
私が唯一、今までプレイ経験のなかったバイオ・シリーズが、以前にもチラッと書いた
「コード:ベロニカ」やったんです。
しかし昨日、友達にドリキャス本体ごと「コード:ベロニカ」を借りました。

ホンマは買うつもりやったけど、行った店に在庫がなかったから仕方なく借りたんだが、
とにかくこれでようやく全てのシリーズが出来る事になる。

で、さっきちょっとだけプレイしてみました。
さすがにバイオ4の後にやると、以前の操作システムにとまどったね。
まあ、それでも過去に散々やった経験があるからすぐに慣れたけど、それ以上に
ドリキャスのコントローラーっておどろく程やりにくい。
ゾンビをかわすのが、かなりやりにくかった。
と言いながら、これも慣れてないだけと思うけど。

20~30分やった限りでは、やっぱりバイオはバイオ。
さすがにやり尽くしたシステムという慣れからか、バイオ4のような新鮮さはないが、それでも十分楽しいね。
しばらく、これで遊べそうだ。

ちなみに現在、洋館のような建物に入ったばっかりの超序盤。
なんか、こういう洋館での探索ってのが、懐かしいようで逆に新鮮かも。
久しぶりに見るクレアも、新鮮やし。

バイオ4は終わったけど、バイオ熱そのものは、依然続いております。
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by sy_rock1009 | 2005-03-26 21:42 | ゲーム
狂気のフラミンゴ!
ロックの世界に初めてフルートという楽器を本格的に導入した事でロック・ファンには知られた存在、イアン・アンダーソン。
今日はそのイアン・アンダーソン率いるプログレ・バンド、ジェスロ・タルが71年に発表した通算4枚目のアルバム「AQUALUNG」を紹介します。

JETHRO TULL / AQUALUNG
ジェスロ・タル / アクアラング


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Tracks
1.Aqualung
2.Cross-Eyed Mary
3.Cheap Day Return
4.Mother Goose
5.Wond'ring Aloud
6.Up to Me
7.My God
8.Hymn 43
9.Slipstream
10.Locomotive Breath
11.Wind Up

イギリスではデビュー・アルバムがいきなりトップ10に入るなどの人気を誇った
ジェスロ・タルだが、まだ世界的にはコアなファンにしか知られていなかった。
そんなイギリスのバンドから世界的な存在に押し上げるきっかけとなったのが、この
アルバム「AQUALUNG」だろう。
ハード・ロック的なものからアコースティック・ナンバーまで幅広く詰め込み、それらの楽曲にジェスロ・タル独自の皮肉たっぷりな詞を乗せた、まさに初期の代表的な1枚だ。

有名なリフで始まるタイトルナンバー「Aqualung」は、当時のイアン・アンダーソンの
嫁さんが撮影してきたホームレスの写真に影響されて出来た曲である。
ジャケット・ワークにも表れている「Aqualung」は、ハードさとメロディアスさを兼ね備えた素晴らしい曲で、本作を象徴する存在だ。

続く「Cross-Eyed Mary」はイアン・アンダーソンのフルートが強烈なアクセントになったもので、アイアン・メイデンもカバーした曲。
私はメイデン・バージョンは聴いたことはないが、おそらく凄まじいハイトーン・ヴォイスで
ブルースは歌っているに違いない。
ちなみに邦題は「やぶにらみのマリー」となっているが、最近はカタカナ表記になってしまっている。
最近の洋楽は普通にカタカナ表記にしただけの味気ない邦題ばっかりで、個人的には嫌いやなー。面白さにかける。
それにしても、やぶにらみって…。

あと一つ「Locomotive Breath」はこのアルバムだけでなく、ジェスロ・タルにとっての代表曲と言っても差し支えないだろう。
実は私が初めて聴いたジェスロ・タルがこの曲で、「Aqualung」に負けず劣らず有名なリフで始まるこのナンバーは、徐々に盛り上がっていくイントロ、独特なニュアンスのギター、と本当に素晴らしい。
そして、忘れてはならないのがイアン・アンダーソンの吹き鳴らすフルートだ。
強烈なフルート・ソロで、凄い衝撃を受けた記憶がある。

このようにこの3曲があまりに有名だが、他の曲も素晴らしいクオリティで、捨て曲がないアルバム「AQUALUNG」
本作の成功もあって、後に「THICK AS A BRICK」「A PASSION PLAY」といった、全米1位アルバムを送り出す事に繋がる。
その意味でも重要なアルバムと言えるだろう。
また、ジェスロ・タルをそこまでの存在に引き上げたのは間違いなくイアン・アンダーソンの存在によるところが大きい。
ロックにフルートを融合させるとは誰も思いつかないことを最初にやっただけでなく、
フルートの演奏そのものも攻撃的で、それら多くが受け入れられたからであろう。
特にライヴでは更に強烈さを増し、片足立ちで狂喜乱舞しながらフルートを吹く、その姿から”狂気のフラミンゴ”と呼ばれるようになったとか。
他にも”狂犬フェイギン””スピード狂のトスカーニ”とも呼ばれ、良く分からんが、とにかく凄いあだ名ですね。
まあ、つまりはマンガでいうと「おそ松くん」に出て来るイヤミの”シェー!”状態やね。

とにもかくにも異彩を放ちまくっているジェスロ・タルをこれから聴こうかなと思う人は(多分おらんと思うけど)、このアルバムがお薦めです。
そう言えばもうちょっとで来日するみたいやけど、大阪には来ないようだ…。
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by sy_rock1009 | 2005-03-24 23:10 | 洋楽アルバム・70's
マインドシーカー!
つい何日か前に、友達とふいに「マインドシーカー」の話になった。
「マインドシーカー」とはナムコが1989年に発売したファミコン・ソフトの事である。
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「マインドシーカー」のタイトル画面

私は一度もやった事のないゲームなんだが、その友達は当時にプレイした経験があるらしく、なんでも相当難しいらしい。
いや、難しいという表現も合ってるのかも微妙な感じだが、とにかく相当な運と根気がないとエンディングまで行けないとの事。
当然、友達も挫折してエンディングを見た事ないので、それならばこのブログ上で噂の
難ゲーム(クソゲー)「マインドシーカー」のエンディングでも公開してやろうと思い立つ。

まず、このゲームがどういう内容なのかというと、エスパーキヨタこと清田益章氏の監修による超能力開発ゲームとなっている。
清田益章氏とは、かなり昔にスプーン曲げで一世を風靡した天才超能力少年で、ゲーム中にも出て来るのだ。
非常に胡散臭いと共にこの時点でクソゲー臭が漂ってますね。

で、ゲームをスタートするとまずはプレイヤーの名前入力画面になる。
適当に入れて始めると、超能力開発センターと呼ばれるコンピューターが怪しげに置かれた部屋からスタート。
とりあえず隣の部屋に移動するとエスパーキヨタが登場!
そこで超能力についての説明をし始め、「明日からトレーニングだ!」というような事を言われる。
こちらの意思などおかまいなく、話はどんどん進んでいく。
で、いよいよトレーニングに移るんだが、最初は単に瞑想するだけ。
画面に座禅を組んだような人のシルエットが現れ、それを見てイメージを高めるというもの。
ボタンも何も押すでもなく、ただ画面を見つめるだけ。それもかなり長時間。
その後もこんな感じのトレーニングが、いくつか続くのだ。
はっきり言って辛い…。

それらが終わると、本格的なトレーニングが開始される。
トレーニング内容は3つ。

透視…裏返しのカードの表にある絵を、5つのカードの中から同じマークのものを選ぶ。
念力…Aボタンを念じて押し、ランプを点灯させる。
予知…5つのランプのうち、どれが灯くか選ぶ。

となっている。
透視と予知は言葉こそ違うが、やってる事はほとんど同じです。
とにかく、これらのトレーニングを繰り返し、最後の卒業試験をパスすれば、エスパーキヨタがサイレベルを上げろ!と言い、マップ移動が可能になる。
どうやら、街で色んなエスパーに会い、エスパーとしての経験を積んで来るのが、次なる課題なのだ。

いざ街に繰り出してエスパーに会うと「あなたのサイパワーを見せてください!」と言い、
いきなりこちらを試してくる。
やる事は超能力開発センター内とまったく同じで、街のエスパーの課題に成功すると、経験値がもらえる。
それが一定になればレベルアップしていくのだ。
これを延々、レベルがマックスになるまで繰り返す。
なお、街のエスパーの課題に失敗すると、逆に経験値が減る。
一筋縄ではレベルを上げる事が出来ない。

それでも何とか最大までレベルを上げると、またもエスパーキヨタが登場し、
「サイマスターとして認定しよう!」と言う。
認定されても全然嬉しくないが、これでゲームはついに佳境を迎え、エスパーキヨタが
「パワースポットに来い!」というような事を言う。
すると、今までマップに表示されなかった場所に行けるようになり、早速パワースポットへと足を運ぶ。

パワースポットに移動するとエスパーキヨタが「最後にぼくがキミのサイキックパワーを試す!」と言い、「この扉を開けろ!」と言ってくる。
当然、普通に開けられるわけもなく、サイロックなるものがかかっているので、超能力で開ける事になるのだ。
明け方は超能力開発センターの念力と同じ。
だが、条件が恐ろしく厳しくなっている。
それでも何とか開けると、ホッとする間もなく、また同じ扉が奥にある。
また、同じ条件で開けると、さらに奥に扉が。
しかも5枚…。
このうちのひとつが本物で、透視で見破れ!とキヨタは言う。
透視をして本物の扉を見事に選択すると、また念力で明けろ!とキヨタは言う。
ちなみに、途中で失敗したら問答無用で最初の扉からやり直しである。

なめとんのか!キヨタ!!

それでも開けると、あたり一面の海が広がる。
そう、ついにエンディングなのだ。
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キヨタからのビジョンが来るようだ。
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すると、上空から光の柱のようなものが降りてくる。
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結局、あの光は何やったんかと思っていると、急に暗転し、何やらメッセージが登場。

うちゅう は バランス のみだ。
そこに ふかさとしての リズム がある。
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くうかん が そくど を もつのであって
ひかり が そくど を もつのではない。
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ぶっしつ は ひかり を めざし
ひかり は ぶっしつ を うみつづける。
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せいめい も うちゅう も
ぜんたいとして じぞくしている。
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そんざい とは ちょっかん の だいめいしである。
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げんご は はどう の ていちゃくである。
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……
なんじゃ、このエンディング!
ゲーム中の苦労が全く報われへん程、一瞬で終わるエンディングです。

ちなみに現在、清田益章氏は超能力者を引退したようだ…。
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by sy_rock1009 | 2005-03-22 22:27 | ゲーム
さらにアヴリル!
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いつもの友達の新作イラストです。
かなりのアレンジを加えてるが、元ネタはアヴリルとの事。
これで3枚目のアヴリル画という事になる。

本来はメタラーやのに、アヴリルにハマりすぎやな。
いや、俺も大好きなんだが…。
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by sy_rock1009 | 2005-03-21 13:59 | イラスト
泣きのポール・コゾフ!
b0054129_20384968.jpgか、かっこいい~!

こんな小さい写真からでも、ポール・コゾフが奏でる泣きの
ギター・サウンドが聞こえてくるようですね。

私がコゾフのギターを初めて本格的に聴いたのは20歳ぐらいで、小さい頃からブリティッシュ・ロックを聴いてたくせに、なぜかそれまで聴かなかった。

で、コゾフの存在は知ってたけど具体的なサウンドは知らないまま、20歳ぐらいの時にバイトしていた先の先輩が、たまたまコゾフが在籍してたバンド、フリーのCDとビデオを持っていたので、勉強のつもりで借りたのが聴くきっかけだった。
やっぱりロック好きと自分で名乗るからには、知っとかんとアカンもんね。
そこで好きになるかどうかも、聴かん事には分からんし。

借りたCDはフリーの最高傑作と言われる「FIRE AND WATER」だったが、一通り聴いてすぐに好きになりました。
特にコゾフの泣きのギターはホンマかっこいい。

この瞬間、私の中で新たなギター・ヒーローが誕生したわけであります。

今日、3月19日はそのコゾフの亡くなった日で、76年の出来事。
私が3歳になろうかという年なので、当然その当時の事は知らないが、26歳で亡くなったというのはいくらなんでも早すぎる。
過剰なドラッグによる心臓麻痺が原因でニューヨークに向かう飛行機内で亡くなったらしいが、何で天才はこんなにあっけなく死ぬんやろ?
天才やから早く死ぬようになってんのかな?

それはちょっと理不尽な感じ…。

とにかくかっこよく、そして惜しい人を亡くしたもんです。
最近のバンドのギタリストはまともに弾ける奴がおらんだけに余計そう思う。
ギター・ソロなんて、最近じゃもってのほかやし。
もうちょっと頑張れよ、最近のロッカーども!

そして、ポール・コゾフに合掌!
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by sy_rock1009 | 2005-03-19 22:01 | 洋楽あれこれ
ゆっくり飛び立つ、ボストン号!
ブリティッシュ・ロックが好きと言いながら、またまたアメリカン・バンドのアルバム紹介と
なってしまいます。
今回、紹介するのは機械大好きトム・シュルツ率いるバンド、ボストンが1976年に発表したファースト・アルバム、その名も「BOSTON」です。

BOSTON / BOSTON
ボストン / 幻想飛行


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Tracks
1.More Than A Feeling
2.Peace Of Mind
3.Foreplay/Long Time
4.Rock & Roll Band
5.Smokin'
6.Hitch A Ride
7.Something About You
8.Let Me Take You Home Tonight




マサチューセッツ工科大学を卒業し、エンジニアの博士号まで取得していたロック界
きっての秀才トム・シュルツ(g,key)を中心とする5人組として結成されたボストン。
シュルツはポラロイド社の研究スタッフとして働くかたわらで、自宅地下室にプロ顔負けとも言える設備のスタジオを作り、友人のブラッド・デルプ(vo,g)と共にデモ・テープの制作を開始するようになる。
その後、二人はシュルツの大学時代の仲間バリー・グドロー(g)、そのグドローの中学の頃からの友人フラン・シーン(b)、さらにシーンとバンドをやっていたシブ・ハッシャン(dr)を加える。

75年11月、シュルツは自宅スタジオで1人で曲を書き、すべての楽器をこなしつつ、ようやく完成させたデモ・テープをEPICレコードに持ち込む。
最新機材を使用し、それらを使いこなす豊富な知識と溢れんばかりの音楽的才能を持ち合わせたシュルツの作ったデモ・テープは素人とは思えない完成度で、EPICの重役の目に止まりすぐに契約となった。
契約が決まるとメンバーを集めレコーディングを開始、さらにオーバーダビングを約半年ほど続け、ようやくファースト・アルバム「BOSTON」の完成となる。

それにしてもシュルツの凝りようは異常とも言えるだろう。
新人でこれほどのこだわりを持って曲作りをするなど、過去はもちろん現在でもあまり見られない。
特に機材に対してのこだわりは凄い。
既存の設備では納得出来ない彼は、それならと自分でエフェクターなどの機材を作ってしまうほどで(確かロックマンって名前のギター・エフェクターだった)、生粋の機械オタクと言えるだろう。
曲作りの面でも一貫して”ノー・シンセサイザー ノー・コンピューター”を貫き、完璧に完璧を重ねた”超完璧主義者”なのだ。

しかし、そんなオタク度満点なシュルツだからこそ出来たファースト・アルバム「BOSTON」は本当に素晴らしいものになっている。
正直、こんな完成度の高いデビュー・アルバムはそう簡単にお目にかかれるもんじゃない。
音を幾重にも重ねた分厚いサウンド、透き通るような美しいハーモニー。
いつ聴いても新鮮だ。
特に大ヒットシングル「More Than A Feeling」(全米5位:邦題「宇宙の彼方へ」)はあまりにも素晴らしい。
アコースティックからのフェイド・インで始まり、突き抜けるようなブラッド・デルプのハイトーン・ヴォイス、ヘヴィーなツイン・リード・ギター、そしてリフ。
邦題通り、宇宙の彼方にまで突き抜けんばかりの素晴らしい曲だ。
その素晴らしさは後のミュージシャンに多大な影響を与え、特にニルヴァーナの超傑作「Smells Like Teens Spirit」のギター・リフは「More Than A Feeling」の影響で出来上がったとカートが語っている。
(ニルヴァーナはライヴでも「More Than A Feeling」を演奏したこともあり、また「Smells Like Teens Spirit」の間奏に「More Than A Feeling」を組み込んだりしたこともあった)

「More Than A Feeling」以外にも「Peace Of Mind」「Long Time」
「Rock & Roll Band」「Hitch A Ride」など、どれも佳曲揃いの本作はギネスもののロング・セラーを見せ、アメリカ国内だけで1700万枚ものセールスを記録した。
それほどまでに受け入れられた要因はシュルツの作ったこだわりのヘヴィー・サウンドと、宇宙空間的な拡がりを持つメロディアスな展開と言えるだろう。
そんな新しいサウンドを見せつけたボストン・サウンドは”プログレ・ハード”(または
”アメリカン・ハード・プログレ”)という新たなジャンルを生み、後のジャーニーなど多くのアーティストに引き継がれる事になる。

とにもかくにもボストン・サウンドとはシュルツのこだわりの結晶ともいうべきものであるが、こだわりが強すぎるあまり、制作に時間がかかりまくる。
2年後の78年にセカンド・アルバムを発表したあと、次のサード・アルバムが発表されたのはなんと8年後の86年である。
以後、きっちり8年周期でアルバムを発表し、デビューして29年も経つのにアルバムはまだ5枚しか発表されていない。
ホント、呆れるぐらいのスローペースである。
この計算で行くと6作目は2010年に発売という事になるな…。

それでもこのアルバムの素晴らしさはいつの時代でも不変であり、ぜひ聴いて頂きたい
一品であります。
さらにセカンド・アルバム「DON'T LOOK BACK」は、より完成したボストン・サウンドを見せているので、ファーストともども聴いて頂きたい。
個人的にはサード・アルバムの「THIRD STAGE」も大好きです。
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by sy_rock1009 | 2005-03-19 00:34 | 洋楽アルバム・70's