カテゴリ:洋楽アルバム・00's( 10 )
期待の超新星、フリート・フォクシーズ
2008年、ビルボードを始めとする海外の主要メディアから大絶賛を受けた新人バンドのデビュー・アルバムが、今月、ついに日本でも発売となりましたね。
CD屋さんの視聴コーナーに並べてるし、雑誌なんかにも良く名前が出てくるので知ってる人も多いと思うし、すでに買って聴いたよって人も多いかと思います。
って事で、今回はそんな現在で最も評価されている新人バンド、フリート・フォクシーズのデビュー・アルバム「FLEET FOXES」ですよ。

●FLEET FOXES / FLEET FOXES
●フリート・フォクシーズ / フリート・フォクシーズ


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Tracks
 1.Sun It Rises
 2.White Winter Hymnal
 3.Ragged Wood
 4.Tiger Mountain Peasant Song
 5.Quiet Houses
 6.He Doesn't Know Why
 7.Heard Them Stirring
 8.Your Protector
 9.Meadowlarks
10.Blue Ridge Mountains
                      11.Oliver James


フリート・フォクシーズはシアトル出身のバンドで、メンバー・チェンジがあったりしたけど現在は、ロビン・ペックノールド(Vo,g)、スカイラー・シェルセット(g)、クリスティアン・ワーゴ(b)、ケイシー・ウェスコット(key)、ジョシュ・ティルマン(dr)という5人のメンバーからなってます。

シアトル出身と言えばニルヴァーナやパールジャムのグランジ勢、あるいはもっと昔ならジミ・ヘンドリックスが思い浮かぶけど、同じシアトル出身だからと言ってフリート・フォクシーズのサウンドはそんな先輩達のような骨太ロックってわけじゃないんですよね。

それどころかアコースティック中心でバンジョー、マンドリン、フルートなども取り入れた、いわゆる牧歌的なサウンドになってたりします。
アメリカのバンドで、しかも新人がこういう路線というのはかなり珍しい感じやけど、実際に聴いてみても全くアメリカっぽくないんですよね。
だからといってイギリスっぽくもないような気もするかな。
エンヤがケルトをベースに、あの独特なサウンドを作ってるのと個人的にはちょっと似てるかな?と思ったので、アイルランドっぽいかなともチラッと思ったけど、フリート・フォクシーズはどっちかというとバロックっぽいので、やっぱり独自のものがあるような気がする。

本人達も”バロック・ハーモニック・ポップ”といってるらしいしね。

まあ、とにかくそんな独自のサウンドで絶賛を浴びたのがこのデビュー・アルバムなのだ。
どの曲もアコースティック中心で、ほんわか、さわやか、のんびり、といった感じの印象が通して聴ける感じになってます。
曲もだいたい3分前後と短めで聴きやすい。
そんなコンパクトなサウンドに伸びのあるヴォーカルと、なかなかに重厚なコーラスという組み合わせが面白いし、音の使い方なんかは意外と壮大な部分もあったりで、結構聴き応えがありますね。
ヴォーカルは曲によってコールドプレイのクリス・マーティンに似てるかなと思う時もあるけど、個人的にはロビン・ペックノールドの方が好きな感じ。

あと、そのヴォーカルも短いフレーズを繰り返してるってのが多いけど、コーラスやサウンドの重厚さとの対比で、結構聴けるものになってるんですよね。
最初はとっつき悪いかも知れんけど、何回か聴いてるとかなりハマッてしまいます。

って事で、なかなか良いアルバムだと思います。
さすが驚異の新人バンドと言われるだけのセンスの良さを感じました。

それとビデオの雰囲気も良いし、ジャケットのセンスも良いしね。

そのジャケットはオイラはあんまり絵画に詳しくないので分からんが、ピーテル・ブリューゲルという画家の「ネーデルランドの諺」という有名なものらしい。

まあ、とにかく機会があれば聴いてみましょう。
国内盤はさらにEP盤の5曲と、さらにボーナストラックまでついて、かなりお得なものになってるので良いんじゃないかと思います。

オイラは待ちきれなかったので一足早く、輸入盤に手を出したのでそれらはまだ聴けてないんですけどね…。

では最後にアルバムのリードトラックであります「White Winter Hymnal」です。
この念仏のような繰り返しが何度も聴いてるとハマッてくるんだな。

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by sy_rock1009 | 2009-04-22 22:35 | 洋楽アルバム・00's
ニッケルバック「SILVER SIDE UP」
これといった書き出しの文句が思いつかんかったんで、今日はあっさり行きます。
という事で、今日はカナダ出身のバンド、ニッケルバックの通算3枚目となる2001年のアルバム「SILVER SIDE UP」についてウダウダ書いていきますよ。

●NICKELBACK / SILVER SIDE UP
●ニッケルバック / シルヴァー・サイド・アップ


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Tracks
 1.Never Again
 2.How You Remind Me
 3.Woke Up This Morning
 4.Too Bad
 5.Just For
 6.Hollywood
 7.Money Bought
 8.Where Do I Hide
 9.Hangnail
10.Good Times Gone


ここ最近…というか、もう10年ぐらいかな?
アメリカでロック・バンドがチャートの上位を賑わすことが、なかなか少なくなってきてますが、オイラを含めたロック好きな人にとって、そういう状況はチト寂しい感じがします。
まあ、もちろんゼロではないけど、かなり少ないのは確かですね。

でも、たまにそんなアメリカでもロック・バンドがチャートの上位に珍しく顔を出すことがあったりするんだが、このニッケルバックがまさにソレだったりします。
ニッケルバックの前はクリードあたりがそうかな。

とにかく、ロック好きからしたらアホみたいな曲ばっかり溢れかえってるアメリカで、こういうニッケルバックのようなバンドが売れるのは珍しいし、かなり貴重な存在であったりするんですけど、なかでもこの「SILVER SIDE UP」というアルバムは良く売れましたよ。

どうやら今までに全世界で1000万枚も売れてるようで、チャート的にもイギリスで1位、アメリカでも2位と、まさにここ最近のロック・アルバムでは異例とも言える大ヒット・アルバムとなっておりますよ。
その原動力は間違いなく1stシングル「How You Remind Me」の大ヒットによるところが大きいと思うけど、この曲はシングル・チャートで5週1位になって、さらに年間ナンバーワン・シングルにもなったというぐらいのニッケルバックの代表曲だったりします。

正直、なんで今のアメリカでこんなに受け入れられたんか分からんけど、何か力強くてグッと来るもんがこの曲にはあって、そのへんがアメリカ人の眠ってたロック魂を揺さぶったんかな?
まあ、何かよう分からんけど、そういう事にしておきましょう。

とにかく良く売れたアルバムですけど、曲のテーマは全体的に家庭内暴力についてや、夢や希望に傷付いた曲があったりでちょっと重め。
でも曲自体は3分、4分というコンパクトなものが大半なんで、聴く分にはそんなにテーマが重いとは感じない作りかと思います。
曲調はちょっとオルタナティヴがかった今どきのハード・ロックで、ガンガンにギター・ソロをぶちかますというような昔のような音作りは当たり前のようにない。
でも、その分聴きやすいけどね。
あとヴォーカルのチャド・クルーガーのかなり野太い声で、この声とコンパクトなロック・サウンドが良い感じになってるかな。
そのあたりもアメリカで売れた要因かも?

でも、チャド・クルーガーの見た目と合わさって、最初はオイラ的にあんまり好きな声じゃなかったんですよね。
何かガチムチで男汁全開な感じがイヤやったけども、ずっと聴いてるうちに気にならなくなった。
そういやクリードのヴォーカル、スコット・スタップも野太い声のガチムチ系やったけど、アメリカ人はこういう声が好みなんやろか?

まあ、どうでもええけど…。

とにかく最近のロックのなかでは、なかなか良い感じのニッケルバックはお薦めです。
ってことで「How You Remind Me」なのだ。
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by sy_rock1009 | 2008-05-13 00:33 | 洋楽アルバム・00's
まさに才色兼備なアリシア・キーズ
現代でピアノで思いつくアーティストはと言えば、やっぱりこの人なんじゃないでしょうか?
という事で、前回のビリー・ジョエルに続いて今回もピアノという楽器がひとつの代名詞でもあるこの人、アリシア・キーズが2003年に発表した2枚目のアルバムを。
では、「THE DIARY OF ALICIA KEYS」です。

●ALICIA KEYS / THE DIARY OF ALICIA KEYS
●アリシア・キーズ / ダイアリー・オブ・アリシア・キーズ


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Tracks
 1.Harlem's Nocturne
 2.Karma
 3.Heartburn
 4.If I Was Your Woman/Walk On By
 5.You Don't Know My Name
 6.If I Ain't Got You
 7.Diary - featuring Tony! Toni! Tone!
 8.Dragon Days
 9.Wake Up
10.So Simple
                            11.When You Really Love Someone
                            12.Feeling U, Feeling Me (Interlude)
                           13. Slow Down
                           14.Samsonite Man
                           15.Nobody Not Really


一口にR&Bと言っても昔と今とでは全然別のジャンルになってるけども、個人的に今のR&Bは好きではない。
ストーンズが昔にやってたようなR&Bなら大歓迎なんですけどね。

そういう意味でアリシア・キーズという人も今の時代のR&Bに入るアーティストなんで、あんまり興味がないんやろうなーと思わせておいて、実はこれが意外と私にしては珍しく興味のあるアーティストだったりします。
まあ、ネオ・ソウルなんて呼ばれ方もしてるけど、とにかく去年ぐらいから彼女に興味がドンドン出てきたんですよね。
「とくダネ!」に出演してスタジオで歌うという時も、録画してその晩に帰ってきて速攻でちゃんと録れてるかチェックしたぐらい、結構興味がありましたね。
まあ、オイラはいまだにVHSテープで録画してる上にテレビの状態もクソ悪いので、結局はその時のものはYouTubeで見たんですけど…。

とにかくアリシアに最近ハマッてる私です。

で、今回のアルバムの話に入りますけど、アリシアに興味を持ち出して最初に聴いてみようと思ったのがこの「THE DIARY OF ALICIA KEYS」だったんですよね。
デビュー・アルバムもグラミーで5部門を獲得したぐらいで、当然のようにチャートの1位、シングル「Fallin'」なんかも1位になってたぐらい有名なアルバムではあるけど、私がそのデビュー盤じゃなく、こっちの2ndの方により興味がいったかというと、もの凄いベタやけどやっぱり「If I Ain't Got You」という曲の存在かなー。

今やすっかりアリシアの代表曲…というか、2000年代を代表する曲にまでなってるけども、ピアノの旋律とは対照的にソウルフルな声にかなりヤラれたね。
もちろん歌そのものも上手いけども、なんというかアリシアの場合、上手さ以上にグッと響いてくる何かを持ち合わせてる声なんです。
もう、この声がかなり良い。
特にライヴではさらに魂を揺さぶられるように、やたら情熱的に歌うので、アルバムよりもさらに名曲度がアップするよ。
2005年度のグラミーで歌った「If I Ain't Got You」なんかは、アレンジも含め鳥肌もんのカッコ良さがあった。

はっきり言って「If I Ain't Got You」だけでもアルバムは聴く価値は余裕であるけど、他にもいっぱいシングルカットされてるぐらい中身の濃いアルバムで、最初にシングル・カットされた「You Don't Know My Name」もシンプルな構成ながら綺麗なメロディが詰まった良い曲に仕上がってます。
これもアリシアの代表曲ですね。
「Karma」も良いし、「Diary」も良いし、とにかく曲数も多いので聴き応えのあるアルバムだと思いますよ。
日本盤にはさらにボーナストラックも1曲あるしね。

私のようなロック野郎もたまにはこういうアルバムを聴くのも良いかもですよ。

という事で、そのグラミーの時の「If I Ain't Got You」を貼っておきますけど、このあとにジェイミー・フォックスとコラボしてるのはさらに良かったりするので、そっちを見ることもお薦めしてみる。

あと、写真とかで見るよりも映像でのアリシアは数倍カワイイ!
実は歌以上にこの可愛さに一番ヤラれてたりします。
性格も凄く良いらしいし、頭も良いし、歌も上手い&曲作りやピアノも堪能って、天は二物どころか、何物与えてるんだか…。
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by sy_rock1009 | 2008-01-12 23:01 | 洋楽アルバム・00's
まだまだ続く、私のスカビア・ブーム
基本的にメタルはあまり好きでない私が、音楽的にどうとかは全く別として、クリスティーナ・スカビアが醸し出す雰囲気だけで突然ハマッてしまったのが、イタリアはミラノ出身のバンド、ラクーナ・コイルだったりします。
で、今日の10月21日に「LOUD PARK 07」で初めて日本のステージに立ったという事を記念して、今回はそんなラクーナ・コイルのアルバムをひとつ。
という事で、2002年に発表の3枚目のフル・アルバム「COMALIES」です。

●LACUNA COIL / COMALIES
●ラクーナ・コイル / コマリーズ


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Tracks
 1.Swamped
 2.Heaven's A Lie
 3.Daylight Dancer
 4.Humane
 5.Self Deception
 6.Aeon
 7.Tight Rope
 8.The Ghost Woman And The Hunter
 9.Unspoken
10.Entwined
                           11.The Prophet Said
                           12.Angel's Punishment
                           13.Comalies


なんかラクーナ・コイルの事を書くのは久しぶりかも。
てっきりラクーナ・コイル…というか、クリスティーナ・スカビアに対する熱が冷めたのかと、ひょっとしたら一部の人に思われてるかも知れんけど、全然そんな事はなかったりします。
今でも普通にスカビア姉さん命で、”熱しやすく冷めにくい”という私の性格が出ておりますよ。

そんなスカビア姉さんの事をウチのブログで書き出したのは1年半ほど前だったと思いますが、今年ぐらいになってから”クリスティーナ・スカビア”という検索ワードでウチに来たという人がチラホラと出てきました。
特にここ半年は検索ワードのトップ5に常に”クリスティーナ・スカビア”というものが存在してるので、「LOUD PARK 07」での初来日に伴って、徐々にスカビア姉さんへの関心が高まって来た証拠なのかも知れないですね。

これはファン歴1年半とまだまだ浅い私ですけど、なかなか喜ばしい事かな。

という事で、そんなクリスティーナ・スカビアを擁するラクーナ・コイルは6人組であります。
他のメンバーはアンドレア・フェーロ(vo)、クリスティアーノ・ミリオーレ(g)、マルコ・ピアッツィ(g)、マルコ・コッティ・ゼラッティ(b)、クリスティアーノ・モツァッティ(ds)からなっていて、このバンド一番のポイントはスカビア姉さんとアンドレア・フェーロのダブル・ヴォーカルにあります。
ジャンルはエヴァネッセンス同様、女性ヴォーカルを前面に押し出したゴシック・メタルとされてますが、あんまりゴシック要素は気にしなくて良いかな。
というか、ゴシックって何?

まあ、普通にメタルとして聴くのが良いと思うし、どっちかというとコテコテのメタルのような暑苦しさはない感じなので、ヘヴィー・ロックという感じで良いかと思いますよ。
スカビア姉さん以外のメンバーの見た目は暑苦しいけどね…。

で、そんなラクーナ・コイルの出世作という感じでもあるのがこの「COMALIES」であったりします。
リフ自体はヘヴィーだけど、サウンドそのものはシンプルで、基本的にどの曲も同じフレーズの繰り返しとなってます。
だからちょっと単調という風に感じて、生粋のメタル野郎には物足りなく感じるところがひょっとしたらあるかも知れんけど、逆にメタルに慣れてない人には聴きやすいかも知れない。
そんなサウンドにスカビア姉さんの延びのある声と、アンドレア・フェーロのドスの効いた声の対比で曲をまとめてる感じですね。
スカビア姉さんはエヴァネッセンスのエイミー・リーほど音域は広くないけど、声そのものはなかなか良い感じで、容姿と同様、なかなか妖艶な声をしております。
私的に見た目も好きですけど、結構この声も好きだったりしますよ。

そのあたりの声を含めた、シンプルながらヘヴィーでダークなラクーナ・コイルらしいサウンドは、シングル・カットされたこのバンドの代表曲とも言える1曲目と2曲目を聴いただけでも分かる感じがしますよ。
1曲目の「Swamped」は、映画「バイオハザードⅡ アポカリプス」のサントラにも収録されてる曲ですけど、ちょっとエキゾチックな雰囲気があって、なかなかカッコイイものになってるんじゃないでしょうか。
「Heaven's A Lie」も分かりやすいサウンドで良いし、アルバム全体としても聴きやすい楽曲が揃ってる感じですね。
他の曲も同様にシンプルながらしっかりまとまった曲で良い感じです。

スカビア姉さん自身もこのアルバムに収録されてる全ての曲がお気に入りと言ってるだけあって、それだけラクーナ・コイルとしての方向性にある程度の確信を得る事が出来たアルバムだと言えますね。
ですのでこれからラクーナ・コイルを聴いてみようと思う人には間違いなくこのアルバムをお薦めします。

このアルバムの国内盤の帯に”ダークで妖艶ながら、同時に分かりやすく、入りやすい、覚えやすい”という事が書かれてますけど、まさにその通りのサウンドで聴きやすいと思いますよ。

機会があったら聴いてみましょう。

という事で最後に「Swamped」をどうぞ。
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by sy_rock1009 | 2007-10-21 22:45 | 洋楽アルバム・00's
シャーデー「LOVERS ROCK」
毎日アホみたいにクソ暑いので、せめて音楽ぐらいは暑さを忘れるような、落ち着いてリラックスした音楽を聴きたいものです。
まあ、あえて熱いロックを聴くというのも、それはそれで全然アリだと思いますけどね。
って事で今回はシャーデーの5枚目のアルバム「LOVERS ROCK」(2000年)です。

●SADE / LOVERS ROCK
●シャーデー / ラヴァーズ・ロック


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Tracks
 1.By Your Side
 2.Flow
 3.King of Sorrow
 4.Somebody Already Broke My Heart
 5.All About Our Love
 6.Slave Song
 7.Sweetest Gift
 8.Every Word
 9.Immigrant
10.Lover's Rock
                            11.It's Only Love That Gets You Through


シャーデーも相当な寡作バンドで、デビューして20年以上経つのにオリジナル・アルバムは5枚しかありません。
そう、だからこの「LOVERS ROCK」が今のところ一番新しいオリジナル・アルバムなんですけど、すでに発売されてから7年も経ってたりします。
4枚目の山岸由花子…じゃなくて、「LOVE DELUXE」から「LOVERS ROCK」までも8年あったので、次のアルバムはいつになるのやら…?
とりあえず気長に待つしかありませんな。

まあ、そんな事は他のアーティストにもチラッとあったりするので別に良いんですけど、実は私、昔からシャーデーが好きだったりします。
正確に言うとシャーデー・アデュという人そのものが好きだったりします。
小学校の5年か6年の時に「Smooth Operator」のビデオ・クリップを見て以来、シャーデー・アデュの何とも言えない不思議な魅力がある容姿や声の印象がかなり強かった記憶がありますね。
その印象がいまだに続いてる状態とも言えます。
やっぱり子供の時に感じた印象って、大きくなっても続くもんなんですよねー。

と言ってるわりに今回に取り上げてるアルバムがその「Smooth Operator」が収録されてる84年のデビューアルバムでなかったりするんですけどね。
まあ、どのアルバムでも基本的にシャーデーのスタイルは変わらないんで、どれでも良いんですけど、最近「LOVERS ROCK」をまた聴いてたので何となくこれにしただけです。

で、その「LOVERS ROCK」というアルバムなんですけど、けだるい脱力感のあるヴォーカルに、R&Bのようなジャズのような、シャーデーにしかありえない独特のサウンドが、いつも通り堪能できるアルバムになってます。
シャーデー・アデュは8年の活動休止中に出産とか色々あった影響からか、少し曲調が柔らかいものがあったりするけど、基本的なスタイルはデビューから変わってないです。
オシャレで洗練された落ち着ける音楽が聴けますね。
そしてシャーデー・アデュの容姿と同じで、ちょっとクールなところも良い感じ。
やっぱりこのバランスがシャーデーの音楽的魅力です。

そのあたりは1曲目の「By Your Side」を聴くだけでも分かるけども、シンプルなサウンドのなかにも深みのあるものがにじみ出てる感じになってますよ。
まさにこれぞシャーデーという曲。
「King of Sorrow」なんかも良い曲ですし、アルバムのどこを取ってもシャーデーらしい、オシャレな雰囲気がプンプン漂ってる、とにかく落ち着けるものになってます。

という事で、そういう雰囲気を楽しみ人には間違いなくお薦め出来るのがシャーデーです。
一応、今回はこのアルバムを取り上げたけども、興味のある人はどのアルバムでも良いので聴いてみて欲しいですね。

バリバリのロックもカッコイイとは思うけど、こういう音楽も違う意味でカッコイイと思うね。
何よりシャーデー・アデュという人そのものがカッコイイ!
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by sy_rock1009 | 2007-08-26 22:00 | 洋楽アルバム・00's
繊細にして破壊的、ポーキュパイン・ツリー
ポーキュパイン・ツリーというプログレッシヴ・ヘヴィ・ロック・バンドをご存知でしょうか?
イギリスで91年にデビューして既にアルバムもライヴ盤なんかを含めて13枚も出してるというベテラン・バンドなんですけど、なぜか日本でのデビューは去年に出たその13作目にあたる「DEADWING」というアルバムでようやくって感じになってます。
何でかは分からんけど…。
まあ、最近はさすがにちょっとは名前も知られるようになってきたとは思うけど、とにかくそのポーキュパイン・ツリーが4月25日に新作を発表したので、早速ここで紹介します。
って事で「FEAR OF A BLANK PLANET」というアルバムです。

PORCUPINE TREE / FEAR OF A BLANK PLANET
●ポーキュパイン・ツリー / フィアー・オブ・ア・ブランク・プラネット


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Tracks
1.Fear Of A Blank Planet
2.My Ashes
3.Anesthetize
4.Sentimental
5.Way Out Of Here
6.Sleep Together






ロバート・フリップもお気に入りって事もあってキング・クリムゾンを引き合いに出されたり、あるいは叙情的な部分がピンク・フロイドに例えられたり、はたまたアメリカのプログレッシヴ・メタルの王者、ドリーム・シアターと比べれられたりする事もあるポーキュパイン・ツリーですけど、そんなん比べたところでなんの意味もないってのが本当のところでしょうか。
確かに~っぽいところがあったとしても(実際にあるけど)、結局はポーキュパイン・ツリーはポーキュパイン・ツリーなのですよね。

つまりポーキュパイン・ツリーには独自のカッコ良さがあると言いたいのです。
そのカッコ良さは正直、ヤバイものがありますよ。

という事でスティーヴン・ウィルソン(vo,g)を中心に、元ジャパンのリチャード・バルビエリ(key)、それにコリン・エドウィン(b)、ギャヴィン・ハリソン(ds)という4人組となってるポーキュパイン・ツリーですけど、ヘヴィな部分と叙情的な部分が絶妙に絡んだサウンドを見せております。
まあ、元々ヘヴィなサウンド一辺倒じゃなく、アコースティックを使って叙情的なものも見せるバンドではあったけど、今回のアルバムでは特に叙情的な部分が際立った感じで、ヘヴィな曲は実質オープニングの「Fear Of A Blank Planet」ぐらいです。
前回のアルバム「DEADWING」の帯に”知的にして大胆、繊細にして破壊的。”と書かれてたけど、まさにその言葉通りのサウンドが今回のアルバムでも表現されてる感じですね。

で、そのアルバムなんですけど、良いねー。
良いよー。
彼等のアルバム全部を聴いてきたわけじゃないけど、この詞を含めた独特な世界観がいかにもプログレッシヴって感じで物凄く私のツボなんですよね。
スティーヴン・ウィルソンのヴォーカルは音域も広くなく、そんなに上手い方ではないけども、2度、3度聴いていくと、これが不思議とサウンドに溶け込んでいったりする。
曲の方は「Anesthetize」の約18分を筆頭に、1,5,6の3曲が7分台に、2,4が5分台とどれも長めですけど、曲が良いので一気に聴けますね。
静かな中にも時折見せるヘヴィなギターや、叩きまくりのドラムが良いアクセントになってます。

そんな中でもやっぱり「Anesthetize」が一番の目玉ですよ。
初めてポーキュパイン・ツリーを聴くという人も、この1曲だけを聴くだけで、演奏のレベルの高さや曲そのもののレベルの高さが分かる、そんな曲だと思います。
11分を過ぎたあたりからの突然のドラミングの嵐がかなりカッコイイ。

とりあえず機会があれば聴いて見ましょう。
プログレ・ファン、メタル・ファン、両方にお薦めです。

参考までにオープニングの激烈にカッコイイ「Fear Of A Blank Planet」を貼っておきますけど、ちょっと短縮されてるバージョンなんで、こういう音楽なんかーって程度に聴いて下さい。
アルバムの方がはるかにカッコイイので。

って事で「Fear Of A Blank Planet」です。
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by sy_rock1009 | 2007-04-29 22:34 | 洋楽アルバム・00's
ハード・ロックの超新星!
ここ最近、取り憑かれたように聴いてるのが、この北アイルランド出身のハード・ロック・バンド、ジ・アンサーなんですけど、とにかくカッコイイんです。
雑誌によっては”10年に1度出るか出ないかの超大物バンドのデビュー”ってな感じで騒がれておりますけど、そう言われるのも分かる気がするぐらい新人とは思えないスゴ味のあるバンドで気に入っております。
という事で、2006年6月に発表したジ・アンサーのデビュー・アルバム「RISE」です。

THE ANSWER / RISE
●ジ・アンサー / ライズ


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Tracks

 1.Under The Sky
 2.Never Too Late
 3.Come Follow Me
 4.Be What You Want
 5.Memphis Water
 6.No Question Asked
 7.Into The Gutter
 8.Sometimes Your Love
 9.Leavin' Today
                      10.Preachin'
                      11.Always
                      12.I Won't Let You Down ※
                      13.Some Unity ※
                      14.So Cold (Live Version) ※

※国内盤ボーナス・トラック


日本では約半年遅れの今年1月に発売やったんで、イギリスでの評判の良さだけは雑誌なんかでは知ってたけど、実際にアルバムを聴けるまでは結構な間がありましたね。
まあ、シングルの曲とかは既に聴いたりしてたし、輸入盤を買えばもっと早くに聴けたんやろうけど、ライナーを読みたかったので、ずっと国内盤が出るのを待ってましたよ。
それぐらい期待してたって事なんですよねー。

で、いよいよ国内盤を買ってアルバムを通しで聴けたんですけど、これが期待以上の出来とも思える、とにかくカッコ良いハード・ロックで、久々に70年代ブリティッシュ・ハード・ロック直系の新人が出てきたなーって感じです。

ジ・アンサーはコーマック・ニーソン(vo)、ポール・マホン(g)、ミッキー・ウォータース(b)、ジェームス・ヒートレイ(ds)という4人組。
いろんなバンドの良い所を拝借しながら自分達の音楽へと昇華したような、ブルーズっぽいハード・ロックが基本スタイルかな。
良く例えられたりするのはレッド・ツェッペリンとかフリーとか色々と言われたりするけど、とりわけレッド・ツェッペリンからは相当な影響を受けてそうなぐらい似てると言えば似てる。
ギター・リフの使い方やヘヴィなリズム、それにコーマック・ニーソンの高音シャウトも、ホンマはブラック・クロウズのヴォーカル、クリス・ロビンソンと一番似てるけども、クリスもパーシーの流れにあるので、やっぱ基本はツェッペリンなんかなーと思ってしまう。
それも初期のツェッペリン。
2曲目とかは、かなりツェッペリンしてるしね。
3曲目もアンサー版、「Living Loving Maid (She's Just a Woman)」のような疾走感があるし、他もZEPっぽいのが聴いて取れる感じ。

でもまあ、比べだしたらキリがないし、大体どんなハード・ロック・バンドでも直接的にも間接的にもレッド・ツェッペリンの影響は受けてるような気もするので、あんまり何々と似てるってな事を言うのも意味がないかも知れませんね。
という事で聴く時は、頭を空っぽにしてどっぷりとアンサーのハード・ロックを堪能するのが、一番良い聴き方です。

オープニングのギターからラストのバラード「Always」、それにボーナス・トラックまで入れても捨て曲がないぐらいのカッコイイものになってます。
もう、凄い新人としか言いようがない。
オイラはこういうバンドが出てくるのをずっと待ってた気がしますよ!

とにかくハード・ロック好き、特にブリティッシュ・ハード・ロックが好きな人なら間違いなく
お薦めの一品なので、是非とも聴いてもらいたいアルバムですね。
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by sy_rock1009 | 2007-03-21 23:05 | 洋楽アルバム・00's
今年一番のアルバムかも?
前回はフェア・ウォーニングを紹介したけども、今回はその親玉でもあり、ウリ・ジョン・ロートの弟でもあるジーノ・ロートが8年ぶりに発表したオリジナル・アルバムを紹介です。
先週に出たばっかりなんですけど、これがとにかく素晴らしいんですよ。
という事でジーノの「RUNWAY TO THE GODS」です。

●ZENO / RUNWAY TO THE GODS
●ジーノ / ランウェイ・トゥー・ザ・ゴッズ


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Tracks
 1.Fanfares Of Love
 2.Climb The Sky
 3.Land Of Illusion
 4.Shades Of Blue
 5.Runway To The Gods
 6.Sogno Di Angelo
 7.Refugees (Longing For Paradise)
 8.I Feel - I Live
 9.Purify (Pilgrims Of Remembrance)
10.Do You Feel The Time
                            11.Sunset Birds Flying Home
                             (Celestial Touchdown)


とりあえずアルバムを聴く前に壮大なジャケットが一際目を引きますが、これを描いたのはフェア・ウォーニングのウレ・リトゲンで、とにかく素晴らしいジャケット・ワークに仕上がってますね。
このジャケットを見ただけでジーノのメロディアスなギターが想像出来るような、そんな絵になっている感じがして、かなり好きですよ、この絵。

そう思いながらアルバムを聴くと、これまたさらに凄かったりする。
とにかく1曲目の「Fanfares Of Love」のイントロのギターからジーノのメロディアスで鋭いギター・フレーズが炸裂しまくりで、この30秒近くのイントロを聴いただけで、8年も待った甲斐があったなって感じにさせますね。
この兄弟の活動ペースの遅さは有名やけども、こうやって出来上がったサウンドを聴くと、そんな事を忘れさせるぐらいのものをファンに印象として与えるんですよね。
寡作やけども、やっぱジーノはスゲーよ。

それと私はどんな人なのか全然知らんのだが、このアルバムで新しくマイケル・ボーマンというヴォーカリストを加えたんですけど、なかなかマイケル・ボーマンのヴォーカルもジーノ・サウンドに合ってて、好感が持てます。
野太いようなヴォーカルで、UFOのフィル・モグほど粘っこくなく、どっちかと言うとストレートに声を張り上げるタイプで、声質は違うがジョー・リン・ターナーのような歌い方かな?
曲によってはデヴィッド・カヴァーデイルっぽい時もあって、8曲目の「I Feel - I Live」なんかは歌い出しがパープルの「Burn」かと一瞬だけ思わす感じになってる。
それでも、なかなか良い声だと思いますよ。

でも、やっぱジーノのギターなんですよねー。
とにかくこのアルバムでのジーノは、かなりアグレッシヴにギターを弾きまくってて、特にアルバム前半は怒涛のようなフレーズが目白押しとなってます。
キッチリとメロディアスな部分は残してるが、終始ガンガンに弾いてる感じ。
ジーノは今年で50歳になったようですけど、50歳でこんなにギンギンなギターが弾けるってのは、メチャクチャ素晴らしい事だと思いますよ。
本気で尊敬します。
アルバム後半になるとメロディアスな部分を強調したフレーズが増えてくるけども、そのへんのメリハリもアルバム通して利いてますね。
ラスト・ナンバーのインストゥルメンタルなんか叙情的でしっとりとした面と、ハードな面が上手く絡み合っているジーノのお得意サウンドで、聴き終っても余韻が残る感じで実に良いです。
とにかく全曲において捨て曲がありません。
素晴らしいアルバムですよ。

2006年はまだ終わってないけども、ひょっとしてこれが今年一番のアルバムかもです。
そこまで思わすぐらい良いアルバムなのだ。
やっぱこのドイツ人はタダもんじゃないなー。

しかし、次のアルバムが出るのは今度はいつになるやら…。
10年後ぐらいかな?
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by sy_rock1009 | 2006-09-10 22:42 | 洋楽アルバム・00's
復活、フェア・ウォーニング!
ドイツが世界に誇る…と言いたいが、実際には日本にだけ誇るメロディアス・ハードの王者が、このフェア・ウォーニングというバンドであります。
という事で今回は2000年に一度は解散したフェア・ウォーニングが去年に復活し、今年の7月に発表した通算5枚目となる復活アルバム「BROTHER'S KEEPER」です。

●FAIR WARNING / BROTHER'S KEEPER
●フェア・ウォーニング / ブラザーズ・キーパー


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Tracks
 1.Don't Keep Me Waiting
 2.Tell Me Lies
 3.In The Dark
 4.Wasted Time
 5.No Limit
 6.Generation Jedi
 7.The Way
 8.All Of My Love
 9.Once Bitten Twice Shy
10.The Cry
                      11.All I Wanna Do
                      12.Rainbow Eyes
                      13.Push Me On


もう余計な前置きなく、いきなり感想を言ってしまいます。
やっぱり良いんじゃねーの、コレ!
最近、コレばっかり聴いてましたよ。

解散前はトミー・ハート(vo)、ウレ・リトゲン(b)、C.C.ベーレンス(ds)、そしてヘルゲ・エンゲルゲ、アンディ・マレツェクという2人のギタリストを加えた5人組のバンドだったフェア・ウォーニングですが、惜しくも2000年に解散。
もう、あのメロディアス・ハードは聴けないのかと思って、それから約5年経って入ってきた再結成の嬉しいニュース。
と、共にちょっとした不安も1つ。
それというのも再結成ではアンディ不在で、他の4人だけでの始動という事なので、どうなるかと思ったけども、このアルバムを聴いてみて、その心配も一気に吹き飛んだ。
それぐらいフェア・ウォーニングらしいアルバムで、一安心でしたよ。
やっぱりフェア・ウォーニングはフェア・ウォーニングでした。

と、何かこれでもう終わってしまいそうな書き方ですけども、じっくり聴いていくと微妙なところもあるにはあったりします。
それというのも、やっぱりアンディがいなくなったという事で、若干、音が弱いというか、パンチが弱いような感じがあったりする。
それにアルバム全体で聴くと、やや一本調子な印象もあったりなかったり…。
この辺の少しだけ物足りなく感じるのは、やっぱアンディがいなくなってギターが一本だけになった弊害かなー、なんて思ったりします。

でも、そういうのは些細な事で、ファンは当然ながら、それ以外のハード・ロック・ファンにもそれなりに…じゃなくて、全然満足行く出来だと思うのが実際のところかな。
特に一曲目の「Don't Keep Me Waiting」なんか、これこそ正にフェア・ウォーニングっていうような、メロディアス・ハードの真骨頂とも言える曲がカッコよすぎ!
ほとんどの人がフェア・ウォーニングと言えばコレ!というぐらいに思い浮かぶであろう名曲に「Burning Heart」という曲があるけども、その「Burning Heart」的なオープニングだけでも聴く価値アリかと。
とにかくカッコイイ曲です。
他にも「Generation Jedi」なんかの良い曲もあるので(実はこの曲がベストかも?)、フェア・ウォーニングの復活作としては十分な出来のアルバムだと思います。

さすがジーノ・ファミリー!
何だかんだ言っても良いアルバム作るよ。

えっ、ジーノって何って?

ジーノってのはスコーピオンズやエレクトリック・サンで有名なドイツのギター仙人、ウリ・ジョン・ロートの実の弟であるジーノ・ロートの事で、そのジーノ率いるバンドがフェア・ウォーニングの母体になったという事なんですよ。
ジーノもウリ同様(か、それ以上に)、素晴らしいギタリストなんやけども、その流れをフェア・ウォーニングはバッチリ引き継いでますね。

極端に例えるとボン・ジョヴィをよりメロディアスに、よりハードにしたような感じのフェア・
ウォーニングは、ボン・ジョヴィ好きな人には特にお薦めであります。
と言う事なので、機会があれば聴いてみましょう。

トミ-・ハートは相変わらずええ声してるなー。
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by sy_rock1009 | 2006-09-03 20:39 | 洋楽アルバム・00's
今度こそ長続きするかな、ドラマゴッズ
エクストリームでのファンキーでテクニカルなヌーノ・ベッテンコートのギターが、純粋に
カッコええなーと思ってかなりの影響を受けたのが、もう10年以上も前の事。
それ以来、極端に言うとずっとヌーノのギター・サウンドを追い続けているような気がする、ヌーノ大好きな私なんですけど、今回はそのヌーノの新バンド、ドラマゴッズが2005年に発表したデビュー・アルバム「LOVE」なのだ。

●DRAMAGODS / LOVE
●ドラマゴッズ / ラヴ


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Tracks
 1.Megaton
 2.Lockdown
 3.Bury You
 4.Broken
 5.Pilots
 6.Interface
 7.Heavy
 8.Something About You
 9.Fearless Leader
10.Sometimes
                      11.So'k
                      12.Replay
                      13.Nice To Meet You
                      14.Sky


これまでヌーノはエクストリーム、モーニング・ウィドウズ、ポピュレイション1といった活動をしてきたけども、かつてのファンク要素はかなり削ぎ落とされて、全体的にシンプルな楽曲が多いってのが、このドラマゴッズに対しての最初の印象かな。
だもんでエクストリームやモーニング・ウィドウズのような”ファンク・メタル”が好きでそれを期待して聴くと、かなり肩透かしを食らうかも知れません。
でも逆に言うとシンプルで聴きやすい曲が多いので、ヌーノに対しての予備知識がない人には、意外とすんなり聴けるかもですよ。

まあ、私にとってはヌーノがどんな音楽をやろうがヌーノに変わりないので、よっぽどの事がない限り受け入れますけどね。

CDの帯には”ポップ/ロックの垣根を越える傑作、誕生”という言葉が使われてるんですけど、傑作かどうかは一先ず置いといて、その言葉通りこれまでのヌーノにないポップな曲もあり、また、今まで同様なヘヴィな曲もあったりで、なかなかバラエティに富んでるように思いますね。
それとヌーノのヴォーカルも曲に合っていて、これまでよりも良い味が出てる。
決してゲイリー・シェローンと比べて広い音域を持ってるわけじゃないし、めちゃめちゃ歌が上手いって事はないけど、なーんか良いだよなー。
基本的には低音ヴォーカルなんですけど、シャウト時の声の張り上げ方なんかは、かなりカッコイイんじゃあないでしょうか。
1曲目の「Megaton」なんか正にそんな感じで、曲もそうやけど、ちょっとレニー・クラヴィッツっぽい感じのヴォーカルで結構聴き応えがある。
ヴォーカリストとしてのヌーノも、このアルバムでは注目すべき点です。
まあ、私はヌーノに対して猫まっしぐらなトコがあるから、かなり極端な評価かも知らんけど…。

でも、やっぱりヌーノと言えばギターなので、そっちの方はどうなんかと言うと、もう相変わらずカッコイイです。
昔のようにガンガン弾きたおす感じはないけども、要所でのギターはやっぱり絶品だ。
そんな音が行ったり来たりする目まぐるしいフレーズは誰も思いつかんよ、ホンマに。
「Something About You」のソロとかカッコ良すぎ。
もちろんこの曲以外で聴かせる「Heavy」でのソロも良いし、「Broken」でのアコースティック・ギターもヌーノらしくて良い。
やっぱりヌーノのギターは止められへんわ。

って事でヌーノ・ファンなら持っておいて損はないアルバムです。
それ以外の人でも聴きやすい曲が並んでるので、結構お薦めかな。
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by sy_rock1009 | 2006-03-10 21:32 | 洋楽アルバム・00's