全然甘くはないSWEET
70年代、ハード・ロック/グラム・ロック期のイギリスで最大のバンドというと、やっぱりクイーンになるんかなーと思うけど、このスウィートもなかなかに人気がありましたよね。
という事で今回はそんなスウィートの3枚目で75年に発表のアルバムであります「DESOLATION BOULEVARD」なのだ。

●SWEET / DESOLATION BOULEVARD
●スウィート / 荒廃の街角


b0054129_22243535.jpg
Tracks
1.The Six Teens
2.Solid Gold Brass
3.Turn It Down
4.Medussa
5.Lady Starlight
6.Man With The Golden Arm
7.Fox On The Run
8.Breakdown
9.My Generation



当時の事は良く分からんが、どうやら日本ではクイーンのライバルというような扱い方を一部ではされてたみたいですね。
そのわりに日本での知名度は思ったよりも高くないような気がするけど、実際のところはどうなんでしょうか?
まあ、クイーンと比べるからそんな気がするだけかも知れませんが、とにかくスウィートというバンドが70年代に活躍していたって事だけは間違い事実でしょう。

で、そんなスウィートはブライアン・コノリー(vo)、ミック・タッカー(ds)、アンディ・スコット(g)、スティーヴ・プリースト(b)という4人組で、ブライアンとミックが中心となって結成されたバンドです。
ただ、ブライアンもミックもすでに亡くなっているのが残念ではありますが…。
特にブライアンのテンション高めの熱いヴォーカルと一際目を引くサラサラ金髪ロングヘアーの姿が、これぞバンドのフロントマンって感じがあっただけに残念でありますよ。
アルコール中毒のツケがきたのかどうか分からんけど、肝臓ガンで亡くなってしまったが、そもそもバンドが解散した要因の一つにもブライアンのアルコール中毒も関係あったみたいなんで、とにかく良くも悪くもブライアンはスウィートの象徴だったと言えるかもです。

とまあ、残念ではあるがブライアンの話ばっかりしてても仕方ないので本題であるアルバムの話に移しますけど、実はスウィートはどっちかというとシングル主体のバンドなんで、一番良いアルバムはベスト盤だったりするんですよね。
その次にあえてアルバムで良いのとなると「DESOLATION BOULEVARD」の次のアルバムで「甘い誘惑」という邦題がついた「GIVE US A WINK」でしょうか。
しかもオリジナル盤じゃなく「DESOLATION BOULEVARD」の7曲目に入ってて私の大好きな「Fox On The Run」が入ってるバージョンがお勧めとなる。
デフ・レパードがカバーしたりで「Fox On The Run」と並ぶ名曲の「Action」「GIVE US A WINK」なら聴けるので良いです。
でも、それやったらやっぱりベスト盤の方が手っ取り早いけどね。

じゃあ、何でわざわざここで「DESOLATION BOULEVARD」なのかと言うと、別にこれといった理由はないけど、なんとなくウチのブログではオリジナル盤ばっかりを取り上げてるような気がしたので、その流れに乗ったまでだったりなかったり。
で、オイラは「Fox On The Run」が大好きなので、このアルバムを今回は取り上げてみたまでです。

って事で、本題であるアルバムに話を移すと言いつつ、なかなか話を移してなかったりするけど、その「DESOLATION BOULEVARD」は、さっきも書いたように基本的にシングル主体のバンドなんで、アルバムとしてのまとまりはあんまりないと言えます。
次のアルバム「GIVE US A WINK」ではプロデュースもバンド自体で行ってるのでマシになってるけど、この時期あたりまではまだまだって所が目立つかな。
なぜ最後にザ・フーの「My Generation」が入ってるのかってのもあるしね。
まあ、ただ単にメンバーが敬愛してるってのもあって入れたのかも知れんが、脈絡のなさはどうしても感じてしまうかな?

だけどね、やっぱりそれぞれの曲はカッコイイと思うんだな。
基本はシンプルなアレンジ。
でも、曲によってはヘヴィーなギターがあったりでキッチリとハード・ロックを表現してて良いんですよね。
しかもやっぱりイギリスのバンドらしくコーラスもしっかりしてるし、曲によってはアンディがリード・ヴォーカルをとってたりで(それも結構上手い)、アルバムとしてのまとまりは薄いかも知れんが、それぞれの曲はどれもなかなかのもんがあるような気がします。
どれもかなりカッコイイ。

そういえばクイーンの”天使のハーモニー”に対してスウィートは”悪魔のハーモニー”とかいう、何か下っ端の悪魔超人あたりが使いそうな技の異名を与えられてましたな。

クイーンの”天使のハーモニー”ってのもどうかなって気もするけど。

とにかくスウィートは間違いなくブリティッシュ・ロックを語る上で欠かせないバンドだとオイラは思ってます。
機会があれば聴いてみましょう。

そして大好きな「Fox On The Run」を貼っておきますが、相変わらずブライアンは無駄に力強いヴォーカルやし、音使いも変わってるけど、やっぱカッコイイなー。

[PR]
by sy_rock1009 | 2008-10-17 22:32 | 洋楽アルバム・70's
<< 2008年、全日程終了! 68 >>