ゆるいイエスだが、結構良い感じのドゥルイド
たまに”マイナー系のアルバムでも紹介しちゃおうかな病”が発動するのがウチの
ブログであったりしますけど、今回はまさにそんなマイナー系のアルバムだったりします。
という事で、ドゥルイドが75年に発表したデビュー盤「TOWARD THE SUN」です。
そして、今回ももちろんイギリスのバンドですよ。

●DRUID / TOWARD THE SUN
●ドゥルイド / 太陽に向かって(トワード・ザ・サン)


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Tracks
1.Voices
2.Remembering
3.Theme
4.Toward The Sun
5.Red Carpet For An Autumn
6.Dawn Of Evening
7.Shangri-La





80年代、ナムコ黄金期のゲームに多大なる影響を受けている私としましては、ドゥルイドと聞いてもこのバンドの方ではなく、「ドルアーガの塔」に出てくる迷路の壁を壊す魔法使いの方をまず先に思い浮かべてしまう。
こういうところは私がロック好きであると同時にゲーマーである証拠なんかな?と自分で思ってしまう感じでありますな。

で、そのドゥルイドはというと、この壁を壊してくれるという呪文のおかげで、コチラに有利に働く事もあるので、なかなか使える美味しい面も持った敵でしたねー。
逆にウィザードは壁をすり抜けて飛んでくるという、いやらしい攻撃の何ものでもない呪文を使ってきて、ただ単にうっとうしいだけの魔法使いやったなー。
いやー、懐かしい。

……
………

って、なんかこのまま行くと音楽関係なく「ドルアーガの塔」の話だけで終わってしまいそうなんで、いい加減話を戻しますけど、ドゥルイドというバンドはアルバム2枚で終わってしまったプログレッシヴ・ロック・バンドであります。
75年にこの「TOWARD THE SUN」を出して、76年に2枚目、それで解散という事なんで非常に短命に終わってしまったバンドですね。
まあ、だからマイナーなのかも知れませんけど…。

でもバンドの結成自体は72年なので、実質的な活動期間はそこまで短くないかも。
さらに前身となったバンドが70年にスタートなんで、そこまでキャリアに含めると6年ほどの活動って事になるので、それなりにって感じもするかな。

まあ、そんな事はともかく、72年にヴォーカル&ギターのデインという人が加わって本格的にドゥルイドは4人組のバンドとして活動していくんですけど、73年にはメロディ・メーカー主催のコンテストで優勝して注目され、それがきっかけでEMIと契約となったってことなんで、当時の事は当然知らんけども、この事だけでもそれなりに期待はされてデビューしたバンドやったんじゃないかと想像出来そうですね。

で、そのEMIからデビューして出したのがこの「TOWARD THE SUN」なんですけど、中身の方はコレはもう「イエスそのまんまじゃねーか、ダンナ!」ってのが第一印象。
あと牧歌的な雰囲気もあるので、ちょっとジェネシスのようなものもあるけども、それでもやっぱりイエスっぽさが目立ちますな。
デインのハイトーンなヴォーカルもジョン・アンダーソン風であるし、ベースの高音部の使い方なんかもクリス・スクワイア風であるし、かなり影響されてるんやろなーってのが分かりやすいぐらいに良く表れてますね。

まあ、このイエスそのまんまというのは結構有名な話のようで、当時から批判も多かったようですけど、それでもなかなか良い部分もあると私は思いますけどね。

3分で終わる曲からアルバム最後の2曲のように10分もの大作っぽい曲まで、1曲、1曲でなかなかに練られてると思うし、アルバム全体で見ても、それなりに聴ける構成で結構カッコイイものになってると思いますね。
さすがに演奏力は本家イエスには劣るけど、これでも十分良いと思うし、牧歌的な雰囲気がなかなかに良いアクセントになってるような気がしないでもない。
全体的にグサッと胸に突き刺さるほどの衝撃的なものはないけど、どれもすんなりと聴けると思いますね。

悪く一言でいうと”ゆるいイエス”という感じはどうしても拭い去れないけども、全然普通に聴けるアルバムだと思うし、結構なカッコよさもあるので、機会があったら聴いてみて下さいな。

そういや、関係ないけどゲームの方では”ドルイド”という表記になってましたね。
でも、表記的には別にどっちも間違いじゃなさそうなんで、私の場合はゲームの方では
”ドルイド”と表記し、バンドの方は”ドゥルイド”というように区別して表記するという、どうでも良い事だけを最後にお知らせしておきます。
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by sy_rock1009 | 2008-09-05 20:33 | 洋楽アルバム・70's
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