アナクロでも良いものは良い!
レニー・クラヴィッツの通算8枚目となるニュー・アルバムがついに完成したという事なんで、今回はその彼のアルバムでも取り上げてしまします。
まあ、ニュー・アルバムは完成はしたものの、発売はまだ来年2月の予定ですけど…。
とにかく今回はレニー・クラヴィッツの代表作で90年代屈指のロック・アルバムだと思う、彼の3枚目のアルバム「ARE YOU GONNA GO MY WAY」(93年)です。

●LENNY KRAVITZ / ARE YOU GONNA GO MY WAY
●レニー・クラヴィッツ / 自由への疾走


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Tracks
 1.Are You Gonna Go My Way
 2.Believe
 3.Come On And Love Me
 4.Heaven Help
 5.Just Be A Woman
 6.Is There Any Love In Your Heart
 7.Black Girl
 8.My Love
 9.Sugar
10.Sister
                      11.Eleutheria


さすがに最近は言われる事はなくなったけど、デビュー当時は”黒いジョン・レノン”なんて呼ばれ方をしていましたね。
確かに初期のレニー・クラヴィッツのサウンドはどことなくジョンっぽいところがあったし、何よりも本人がジョンが大好きという事なんで、ある程度、似てしまうのも無理ないかなーなんて思ってしまいます。

でも、よくよく聴くとジョンっぽいサウンド以外にも、ジミ・ヘンドリックスやその他モロモロが見えたりもするので、結局は昔のロックが大好きな人なんやなーってのが分かります。
その大好きなロックに、さらに70年代あたりのソウルやファンクなんかも好きなのが見えるので、それらのサウンドを上手く合わせたのが、レニー・クラヴィッツという人のスタイルだと思います。

そんなスタイルのおかげか最初は「何をそんな古臭い音楽をやってんねん!」というようにも思われたようですが、同じように70年代のロックが好きな私には逆にそれが新鮮やったね。
特に90年代からのアメリカではロックというジャンルに関してはドンドン腐った方向に行ってただけに、なかなかのインパクトがあったかな。
良い意味で時代を逆行してるようなサウンドで、ちょうどガンズ&ローゼズが出てきた時に似てる感じがしますね。
そう言えばスラッシュと仲が良いし、やっぱ共通するところがあるのかも。

という事で、そんな古き良きロックを含めた昔風のアナログ・サウンドを現代風にアレンジしたサウンドで出てきたレニー・クラヴィッツですが、この3枚目のアルバムであります「ARE YOU GONNA GO MY WAY」が大ヒットした事で、一気に人気を得ました。
特にイギリスではかなりヒットしたと思います。
逆にアメリカの方はそこまでバカ売れしたってほどではないけども、これはまあ、さっきも言ったようにロックというジャンルに関してはドンドン腐り始めてた国だけに、ある程度仕方ないと言えましょう。

しかしながら、レニー・クラヴィッツ本人はアメリカ人だったりしますけどね。
実は私も最初はイギリスを含めたヨーロッパで人気があって(もちろん日本でも)、音楽もイギリスっぽいロックという事で、てっきりイギリス人だと思ってました。

まあ、そんな事はともかくこのアルバムについて語る上でなくてはならない曲と言うと、何といってもやっぱりオープニング・ナンバーですね。
CMとかでも使われたりしてるので、だいたいの人は知ってると思いますけど、間違いなくレッド・ツェッペリンを連想させるリフに、男前な歌詞でテンション激上がりです。
PVの方も個人的には好きで、ロングのドレッドを振り乱しながらフライングVを持って「オレについて来るか?」なんて歌う姿はかなりのインパクトがある。
1枚目や2枚目のアルバムにはなかった完全無欠のロックン・ロール・ナンバーという感じで、今聴いてもやっぱりカッコイイですね。
ちょっと色んなところで流れすぎて飽きたという人もいるかも知れないですけど…。
もうひとつツェッペリンっぽい曲と言えば、「Is There Any Love In Your Heart」という6曲目も、かなりそれっぽい。
”愛ある日々を”なんていう邦題もそれっぽいし、こっちもヘヴィーなリフを主体になかなかカッコイイものになってますね。

でもバリバリのロックって感じのものはこの2曲だけで、あとはファンキーでソウルなものからレゲエっぽいものまで、いろんな音楽が入ってたりします。
しかも曲はどれもコンパクトに3分台、4分台が中心で、全体にテンポ良く聴ける感じ。
そういう意味でかなり聴きやすいと思うね。

他には2、4あたりも人気のある曲ですけど、個人的に5曲のアコースティックの簡単な刻みに、か細いヴォーカルで最後まで行くという「Just Be A Woman」も結構好きだったりします。
もちろん人気の2、4も好きですし、他にも良い曲はありますけどね。
そういえば、なんとか風で思い出したけど2曲目の「Believe」のPVは、そのまんま、映画「2001年宇宙の旅」でしたな。
でも、そんなん関係なく曲は最高ですけどね。
後半のギター・ソロがなかなかドラマティック。

とにかくアナクロと言われようが、もっと言うならパクリだと言われようが、やっぱり良いものは良いし、カッコイイものはカッコイイと思います。
まさにこのアルバムがそれなのだ。

という事で散々と流れまくった「Are You Gonna Go My Way」を最後のシメという事で…。
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by sy_rock1009 | 2007-10-26 00:13 | 洋楽アルバム・90's
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