悪魔のヨーデル
オランダが世界に誇るプログレ・バンドと言えば、やっぱりフォーカス。
これしかないでしょう!
という事で、今回はそんなフォーカスが世界的な活躍をするきっかけとなった、彼等の出世作ともいえる71年に発表した2枚目のアルバム「MOVING WAVES」を紹介です。

●FOCUS / MOVING WAVES
●フォーカス / ムーヴィング・ウェイヴス


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Tracks
1.Hocus Pocus
2.Le Clochard
3.Janis
4.Moving Waves
5.Focus II
6.Eruption






フォーカスはクラシックやジャズなんかをベースにしたインストゥルメンタルのプログレ・バンドなんですけど、ここまでじゃあ他のバンドにもあるスタイルって感じかと思います。
でも、フォーカスが他とちょっと違うのがヨーデルなんかも取り入れたりしていて、何だか良く分からん、ごちゃ混ぜロックを表現しているところでしょう。
しかもそれがめちゃくちゃカッコイイというから、とにかく不思議なバンドであります。

そんなフォーカスの中心となる人物がキーボードにフルート、それに例のヨーデルを発するタイス・ヴァン・レアという人であります。
このタイスがとにかく面白い!
なんか悪いもんにでも取り憑かれたかのような、物凄い形相でぶちかますスキャットっぽいヨーデルが、もう腹を抱えるほどの面白さがあるんですよね。
私が子供の時になにかで見たフォーカス…というか、そのタイスの凄さに思わずトラウマになるかというほどの衝撃を受けたんですけど、それぐらい強烈な個性を持つ人です。
フルートを吹く姿もなかなか強烈ですし、ジェスロ・タルのイアン・アンダーソンといい、このタイスといい、なぜロックにフルートを持ち込む人はこんなイッちゃってる系ばっかりなんでしょうか?

そんなタイスの面白さが分かるのがこのアルバムの1曲目にある”悪魔の呪文”という邦題がついた「Hocus Pocus」って曲で、この曲はフォーカスの代表曲なんですけど、なんていうか悪魔の呪文っていうよりも、悪魔のヨーデルがいきなり堪能出来るもんになってます。
こんな曲がアルバムのオープニングを飾って、しかもそれがヒットするとはやっぱり70年代って最高やなーと思ったりしますね。
とにかくこの曲の面白さは異常なんです。

だからと言って面白いだけじゃないのがフォーカスの良さでもあるんですよね。
そう、サウンドの方はもうめちゃくちゃカッコイイ!
特にギターのヤン・アッカーマンは凄いです。
派手さはなく、どっちかというと質実剛健タイプなギタリストではあるけど、とにかくこのギターがカッコイイんですよね。
まあ、エディ・ヴァン・ヘイレンも憧れたっていう有名な話もあるので、その話一つを聞くだけでも、なんとなくヤン・アッカーマンの凄さが分かるかと思いますよ。
実は私がフォーカスを聴くきっかけになったのも、エディがヤン・アッカーマンを好きとあって、それならエディの事を好きな私も聴いてみるしかあるまいと思ったのがきっかけであります。

まあ、もちろん根本は子供の時に見たタイスの衝撃が強かったってのがあるけどね。

とにかく面白いけど、めちゃめちゃカッコイイという、両極端な要素がガッチリ詰まったところがフォーカスの良いところですね。

ってコトで、フォーカスは映像で見たほうが色々と語るよりも分かりやすいので、その代表曲である「Hocus Pocus」を貼っておきます。

何回見てもおもろいなー、しかし。
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by sy_rock1009 | 2007-07-08 00:13 | 洋楽アルバム・70's
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