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最近はドロレスのソロ・アルバムばっかり聴いてる私ですけども、そこで改めてドロレス・オリオーダンという人の素晴らしさを確認したわけであります。
それほど夢中にさせるほど良いソロ・アルバムですよ、マジで。 という事でクランベリーズ時代のアルバムを聴きかえしたりもしてるんですが、今回はそのクランベリーズが94年に発表した2枚目のアルバム、「NO NEED TO ARGUE」についてサラッと書いてしまします。 ●THE CRANBERRIES / NO NEED TO ARGUE ●クランベリーズ / ノー・ニード・トゥ・アーギュ 2.I Can't Be With You 3.Twenty One 4.Zombie 5.Empty 6.Everything I Said 7.The Icicle Melts 8.Disappointment 9.Ridiculous Thoughts 10.Dreaming My Dreams 11.Yeat's Grave 12.Daffodil Lament 13.No Need To Argue クランベリーズって極端に言うとドロレス・オリオーダンがメインで他のメンバーはそのバックバンドって感じもあるんですけど、それぐらいドロレスの存在感は大きいんですよね。 そう、まるでイデオンのように大きい。 すべての曲を作詞するのは当然ながら、作曲の方も担当をし(こっちは共作もある)、演奏面でもエレクトリック、アコースティック・ギターを弾き、キーボードまで弾くという、まさにクランベリーズの中心ではあるんですけど、やっぱりドロレスの大きい存在感を示す一番の要因をと言うと、それはもちろん”声”しかありません。 基本的に凄い澄んだ声なんですけど、曲によっては甘い声で撫でるように歌ったり、ヘヴィーにロックしたりと、とにかく色んな歌声を高音から低音までドロレスは独特のひっくり返るような裏声と共に聴かせます。 やっぱりこの声があってのクランベリーズなんですよね。 もちろん曲自体も良いです。 このアルバムでは全体的に澄んだようなメロウな曲が多いんですけど、どれも聴きどころの多いものになってますね。 それにアイルランドのバンドでドロレス自身もアイルランド出身なだけあって、ちょっとケルトっぽいのも入ってたりして、ゆったりした曲中心とはいえ、なかなか飽きない内容になってます。 まあ、デビュー・アルバムにあったクランベリーズの代表曲、「Dreams」や「Linger」が好きなら、そのままの流れで聴けますね。 そんな基本的にデビュー・アルバムの流れのままで来てる感じのアルバムですけど、1曲だけちょっと異質なほどヘヴィーな曲が入ってるのも、このアルバムのおもしろいところかな。 4曲目の「Zombie」がそうなんですけど、私の中でこの曲が一番好きなクランベリーズの曲だったりします。 ドロレス本人はあんまりこの曲の事を好きじゃないみたいですけど、この重苦しさと、いつも以上にひっくり返ったドロレスのヴォーカルがとにかくカッコイイ。 やっぱりドロレスは最高ですよ。 ちゅうわけで「Zombie」です。
by sy_rock1009
| 2007-06-17 01:33
| 洋楽アルバム・90's
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