俺はチェンジングマン!
今年一発目のアルバム紹介は何にしよかなーって事で、去年と同じく干支に絡んだジャケットのアルバムにしようと思ったわけですが、イノシシが出てるジャケットが思いつかんかったので、ここはやっぱりポール・ウェラーのボックスセットの流れそのままに、兄貴の最高傑作と言われてるソロ・アルバムをやっちゃいます。
という事で、ポール・ウェラーのソロ3作目となる95年の「STANLEY ROAD」です。

PAUL WELLER / STANLEY ROAD
●ポール・ウェラー / スタンリー・ロード


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Tracks
 1.The Changingman
 2.Porcelain Gods
 3.I Walk On Gilded Splinters
 4.You Do Something To Me
 5.Woodcutter's Son
 6.Time Passes
 7.Stanley Road
 8.Broken Stones
 9.Out Of The Sinking
10.Pink On White Walls
                      11.Whirlpool's End
                      12.Wings Of Speed


誰だって自分が大好きなアーティストやバンドに対しては猫まっしぐら的に正当な評価が出来ない事ってあるかも知れませんね。
私の場合もジョン・レノン、ビートルズ、ピンク・フロイド、レッド・ツェッペリン、ストーンズ、
イーグルスあたりはそれに当たる感じがするかな。
そして、このポール・ウェラーという人に対しても結構、猫まっしぐらになってしまいます。
やっぱカッコええもんなー!
見た目のカッコ良さは当然やけど、ちょっと突っ張った言動や態度もカッコイイ。
もちろん音楽の方もカッコ良くて、ジャム、スタイル・カウンシル、そしてソロと曲のスタイルはそれぞれ違ってても、どの時代もとにかくカッコイイ!

とまあ、私の中でポール・ウェラーという人は常に”カッコイイ兄貴”なわけですけど、そんな兄貴のソロ期のアルバムの中で、今でも最高傑作と言われたりするのが前置きが長くなってしまったけども、この「STANLEY ROAD」ってアルバムなのだ。
”スタンリー・ロード”ってのは兄貴が育った街の通りの名前で、子供の頃に遊んでいた場所のようですけど、原点回帰の意味もあってこのタイトルにしたんかなーと私は勝手に思ってます。
と言うのも最初のソロ・アルバムは結果的には失敗で、次のアルバムも少しはマシやったけどもやっぱりイマイチという評価やったので、純粋にロックが好きやった自分を思い出す意味と、一念込めたアルバムを作ってやろうという意気込みなんかがあって、このタイトルにしたんじゃないでしょうかね。
まあ、実際の理由とかはここでは置いといて、とにかく並々ならぬ気合を入れて作ったアルバムという事には違いないでしょう。

で、結果としてそんなポール・ウェラーの気合に満ちたこのアルバムは見事大成功となって、イギリスで10年ぶりの1位になっただけでなく、1年以上もチャートのトップ10以内に居座る驚異のロング・セールスを記録した物になっております。
とにかく凄いアルバムなのだ。
まず最初の「The Changingman」があらたな決意表明と言わんばかりに気合の入った曲で、兄貴のテーマ・ソングと言っても良い曲でしょう。
この曲を基本に全体的にソウルフルなロックがアルバムを占めてて、どっちかと言うとスタジオ・ライヴのようなノリの良さがアルバムを通して漂ってます。
だから聴き始めは意外と一辺倒な感じで単調に思うかも知れんけど、何回も聴いていくと、色んな味が楽しめるようになっていくので、これから聴こうって人は何度か続けて聴く事を薦めてみたりします。
それにヘヴィーなロックだけでなく「You Do Something To Me」での哀愁あるスロー・ナンバーが、かなり絶妙にアルバムに溶け込んでるのもポイントが高い。
ラストの情感のあるヴォーカルで締める「Wings Of Speed」なんかも、綺麗なスロー・ナンバーでかなり良いんです。
これらのスローな曲があるから余計にそれ以外のロック・ナンバーが生きてくる感じ。
骨太で熱い中にも肩の力が抜けたラフさがあるってところかな。
とにかく聴けば聴くほど、このアルバムの良さが分かると思います。
ソロ時代のポール・ウェラーを聴くなら迷う事なく、私はこのアルバムを薦めますね。
次の「HEAVY SOUL」も良いんですけど、ちょっとこっちはより重さが目立つので、やっぱりまずは「STANLEY ROAD」からでしょう。

って事で、機会があれば聴いてみてはどうかと。
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by sy_rock1009 | 2007-01-07 22:11 | 洋楽アルバム・90's
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