パンクかどうかなんて、どうでも良い。
この写真じゃ小さくて分かりにくいけども、何回見ても目がある一点を見つめてしまうという、なかなかにインパクトのあるジャケットが有名な、パティ・スミスの3枚目となる78年のアルバム「EASTER」を今回は紹介です。

●PATTI SMITH GROUP / EASTER
●パティ・スミス・グループ / イースター


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Tracks
 1.Till Victory
 2.Space Monkey
 3.Because The Night
 4.Ghost Dance
 5.Babelogue
 6.Rock N Roll Nigger
 7.Privilege (Set Me Free)
 8.We Three
 9.25th Floor
10.High On Rebellion
                      11.Easter


この「EASTER」のジャケットも有名だが、もう1つ彼女のアルバムで有名なのが、デビュー盤の「HORSES」で、故ロバート・メイプルソープの手がけたジャケットも有名ですね。

b0054129_21153423.jpgそう、コレですよ、コレ!

このデビュー・アルバムをプロデュースしたのは元ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのジョン・ケイルで、ゲストにテレヴィジョンのトム・ヴァーレインなんかも参加した、私もかなり好きなアルバムで、彼女が29歳の時に出したという遅めのデビュー・アルバムです。
ジャンルとしては一応パンクになるんでしょうけど、個人的にはパンクとは思わない感じで、知的で冷静な面と、情熱的な熱さが”メメタァ”ってな感じで上手く合わさったロックと思ってます。
でも、一般的にはパンクのようですけど。
そういえばこのアルバムってニューヨーク・パンク初のメジャー・リリース・アルバムやったような気がします。
だから”ニューヨーク・パンクの女王”ってな呼ばれ方を彼女はされたりするのかな?

まあ、別に何でも良いけどね。
ようはカッコイイかどうかって事でしょう。

で、そんな私的には間違いなくカッコイイと思えるパティ・スミスが、デビュー盤とはまた違ったカッコよさを見せてるのがこの「EASTER」ってアルバムです。
このアルバムを出す前に彼女はライヴ中にステージを踏み外し4mの高さから落下して入院生活を送っていたようなんですが、このアルバムはそのケガからの復帰作という事になります。
だから”復活祭”というタイトルが付けられたんでしょう。
それと入院中に観たキリスト映画の影響もあるらしいので、そこらも含めてこういうタイトルになったのかも知れません。
実際、歌詞の面でもなんとなく宗教チックなところも見れるけども、だからと言ってそんな堅苦しい感じではないと思います。
曲もポップな方向性があったりと、結構、聴きやすいロック・アルバムになってますよ。
だから個人的にはデビュー盤よりも、こっちの方が人に薦めやすいかな。

それに「Because The Night」っていうシングル・ヒットした曲もあるので、なお更
とっつきは良いと思う。
この曲はブルース・スプリングスティーンとの共作なんですけど、やっぱりこの曲がアルバム一番の目玉かなーと思います。
ナタリー・マーチャント在籍時の10,000マニアックスもカバーしていますけど、パティ・スミスのけだるいようで熱いヴォーカルがこの曲に凄く合ってるんですよね。
ちなみにナタリー・マーチャントもそんな歌い方なので、カバーとは言えこっちもかなり聴き応えがあったりする。
あとトム・ヴァーレインはこのアルバムにもゲストで参加してますけど、その彼が参加した曲「Space Monkey」もパティ・スミスのシャウトが聴ける個人的には好きな曲です。
この曲はパンクと言えるかな。
でも、やっぱり全体的には聴きやすいと思うので、機会があれば聴いてみても良いアルバムだと思います。

という事で10,000マニアックス・バージョンの「Because The Night」を。
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by sy_rock1009 | 2006-10-22 21:38 | 洋楽アルバム・70's
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