ロックとバラードの間を揺れ動く、ブライアン・アダムス
意外と思われるかも知れんが、ブライアン・アダムスが結構好きな私。
こういう暑苦しいタイプは苦手なはずなのに、なぜかこの人は昔から大好きなのだ。
そんな事で今回はブライアン・アダムスが96年に発表した「18 TIL I DIE」です。

●BRYAN ADAMS / 18 TIL I DIE
●ブライアン・アダムス / 18 TIL I DIE


b0054129_23331587.jpg
Tracks
 1.Only Thing That Looks Good On Me Is You
 2.Do to You
 3.Let's Make A Night To Remember
 4.18 Til I Die
 5.Star
 6.(I Wanna Be) Your Underwear
 7.We're Gonna Win
 8.I Think About You
 9.I'll Always Be Right There
10.It Ain't A Party...If You Can't Come Round
                           11.Black Pearl
                           12.You're Still Beautiful To Me
                           13.Have You Ever Really Loved A Woman?
                           14.Hey Elvis


カナダが生んだ最高のロック・スターがこのブライアン・アダムスですね。
でもヒット曲はバラードが多く、NO.1を獲得した4曲もすべてバラードで、おまけにいずれも映画に使われた曲から”サントラの帝王”とか”サントラ職人”ってな呼ばれ方もしたりで、ロックン・ローラーのブライアン・アダムスというイメージよりもバラード・シンガーとしてのブライアン・アダムスのイメージがどうしても強いです。
思えばブライアンの出世作となった83年のアルバム「CUTS LIKE A KNIFE」からの第一弾シングル「Straight From The Heart」もバラードで、彼にとって初めてのヒット・シングルとなったって事でも、やっぱそういうバラード・シンガーというイメージになるのもしゃーないように思う。

ちなみにその4曲のNO.1と使われた映画はそれぞれこんな感じ。

「Heaven」…映画「ナイト・イン・ヘブン」
「(Everything I Do)I Do It For You」…映画「ロビン・フッド」
「All For Love」…映画「三銃士」
「Have You Ever Really Loved A Woman?」…映画「ドンファン」

となってるが、どれも珠玉のバラードになっている。
特に「(Everything I Do)I Do It For You」はバカ売れで、イギリスでは16週連続1位というギネスにも載ったほど大ヒットしたってのは有名ですね。
今でもイギリスでは結婚式でかけられる定番の曲らしいし。
「All For Love」もロッド・スチュワート、スティング、そしてブライアンという濃すぎる3人のデュエットが話題になりました。
とにかくどれも良い曲なんだが、ただ1つ言えるのは「ドンファン」以外の3つの映画は
クソおもんないって点でしょうかね。

で、唯一良かったジョニー・デップ主演の映画「ドンファン」の主題歌に使われた曲「Have You Ever Really Loved A Woman?」が収録されてるのが、このアルバム「18 TIL I DIE」なんですよ。
”死ぬまで18歳”っていう、何かストーンズの「IT'S ONLY ROCK'N ROLL」に通じるような、ダサかっこいいタイトルが実に良いですね。
永遠のロック小僧を宣言し、やっぱりオレはロックが好きなんだ!という事を恥ずかしげもなく言ってのけるブライアンは、ある意味カッコイイと思うよ。
そのタイトル曲「18 Til I Die」や、このアルバムの第一弾シングルであるオープニング・ナンバーの「Only Thing That Looks Good On Me Is You」なんかの軽快で明るいロックが良い感じでアルバムに収まってます。
やっぱバラードも良いけど、こういうロックの方がブライアンらしい気がします。
そういう意味でもこのアルバムはブライアン・アダムスという人が、やっぱりロックン・ローラーなんだという事を感じさせてくれるものでありますよ。

アルバム・セールス的にアメリカではこれ以降イマイチな状況になってしまうが、それはアメリカの音楽状況が終わってるだけで、それとは対照的にイギリスでは今もそれなりの人気がある。
これからもイギリスを拠点にこのアルバムのようなロック・アルバムを出して頑張ってもらいたいですね。

と言いながら、やっぱり人気があるのは「Let's Make A Night To Remember」「Star」のようなバラードなんですけどね。
う~ん、このへんはブライアンにとって辛い感じでしょうねー。
でも、やっぱりしゃーない感じもあるし、どうも微妙やなー。
そういう私もあのハスキー・ヴォイスから繰り出す極上のバラードを、またお願いしますという気持ちがありますからね。

何だかんだ言ってブライアンにはバラードが合うって事になるんやろなー。

って事で、最後に「Have You Ever Really Loved A Woman?」をどうぞ。
このスパニッシュ・ギターは私も大好きな天才パコ・デ・ルシアが弾いてます。
やっぱこの人のフラメンコ・ギターはかっちょええなー。



何か映画の方もまた観たくなってきた。
[PR]
by sy_rock1009 | 2006-08-09 00:17 | 洋楽アルバム・90's
<< もう、さすがにアカンわ。 ゲーム&ウォッチコレクション届... >>