ほんわか・さわやか、バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト
フォーク・ロックのシンプルさとクラシック・ミュージックの荘厳さを上手く融合させた、正統的なブリティッシュ・プログレッシヴ・バンドとして、70年代にそれなりの人気を誇ったのがバークレイ・ジェイムス・ハーヴェストというバンドでございます。
今回はそんな彼等の10作目となる77年の「GONE TO EARTH」をちょっと紹介。

●BARCLAY JAMES HARVEST / GONE TO EARTH
●バークレイ・ジェイムス・ハーヴェスト / ゴーン・トゥ・アース


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Tracks
1.Hymn
2.Love Is Like a Violin
3.Friend of Mine
4.Poor Man's Moody Blues
5.Hard Hearted Woman
6.Sea of Tranquility
7.Spirit on the Water
8.Leper's Song
9.Taking Me Higher



70年にデビュー・アルバムを発表して、77年のこのアルバムで10枚目って事は、かなりのハイペースでアルバムを出してきたBJHやけども、そんな中でもこのアルバムが彼等の最高傑作と一般的に言われてる。
私も彼等のアルバムを聴き比べたけども、やっぱりこれが一番気に入ったね。
という事で私もこれが最高傑作だと思います。

アルバムごとにオーケストラを導入したシンフォニックなサウンドにしたり、ポップさを加えたり、プログレ的大作をやってみたりと、ちょっとずつ変えてはいるけど基本的にこのバンドのサウンドは、ほんわか・さわやかロックって感じで聴きやすい。
当然、このアルバムも。
だから結構、万人受けできそうではあるけど、逆におとなしい曲が揃うので、そのあたりがダメな人はこのバンドは無理かな。

そんでこのアルバムはオリジナルが変形ジャケットになっていて、そのあたりは紙ジャケでも見ることが出来ますけど、ジャケットのイメージそのままな叙情的サウンドが特徴。
それともう1つ特徴的なオーケストラ・サウンドだが、このアルバムではマンダラバンドのデヴィッド・ロールがアレンジとし参加しております。
オープニングの「Hymn」はシングル・カットされたようで、ヨーロッパでヒットしたようですが、バンドの特徴でもある叙情的でシンフォニックなサウンドになってます。
ライヴでも定番のこの曲を聴くだけでアルバム全体の完成度の高さが分かる名曲やね。
他にも哀愁バラードの「Poor Man's Moody Blues」も良いし、オーケストラをバックにした美メロの「Spirit on the Water」も素晴らしいし、荘厳なオルガンと綺麗なヴォーカルのラスト「Taking Me Higher」も良いし、どれも捨て曲なしです。
ストリングスや管楽器を上手く使って叙情性を高めたり、小気味の良いギターでポップにまとめたり、全体的なバランスも良いしね。
やっぱ聴いておいて損はないと言えるでしょう。

それと「TIME HONOURED GHOSTS」「OCTOBERON」という2枚のアルバムもかなり良いアルバムなので、BJHを初めて聴こうと思う人はこの3枚のどれかから聴いてみましょう。
この3枚の時期が一番乗ってる時で素晴らしいです。
トレードマークの蝶をあしらったジャケットも良い感じですよ。

ちなみに90年代以降もくっついたり離れたりで活動をしてますが、2年半前にドラマーのメル・プリチャードが亡くなってしまいました。
残念であります…。
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by sy_rock1009 | 2006-07-19 21:24 | 洋楽アルバム・70's
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