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どれだけバンド・メンバーとケンカ別れしようとも、どれだけ回りに敵を作ろうとも、そして何よりも「オレ様サイコー!」という気持ちを持ち続け、謙虚という言葉を知ろうともしない、とにかく自分大好きな”インギー”こと、イングヴェイ・マルムスティーンですけど、それでもギタリストとして超一流という事実には変わりありません。
人間的には最低最悪でも…。 という事で、今回はイングヴェイのソロ3作目となる86年の「TRILOGY」です。 ●YNGWIE J. MALMSTEEN / TRILOGY ●イングヴェイ・マルムスティーン / トリロジー 2.Liar 3.Queen in Love 4.Crying 5.Fury 6.Fire 7.Magic Mirror 8.Dark Ages 9.Trilogy Suite Op: 5 イングヴェイの登場以降、それに続けと沢山の速弾きハイテク・ギタリストが出てきた訳ですが、そういったいわゆる”イングヴェイ・クローン”と呼ばれるギタリストの中には、速弾きを筆頭としたテクニックだけならイングヴェイの上を行く者もいるにはいたんですよね。 でも速弾きだけに特化しすぎて、肝心の”曲を作る”というところにまで秀でた才能があるギタリストはイングヴェイ以外ほとんどおらんかった。 このへんがイングヴェイとクローンとの決定的な違いでしょうね。 その点、イングヴェイはちゃんと曲が作れるので、だから今でも生き残ってる要因と思う。 と言っても、インギーもクソみたいな曲多いけどね…。 しょせん、まだ他の連中に比べてマシってレベルです。 で、そんな良いアルバムと冗談半分で作ったようなアルバムの落差が激しいイングヴェイですけど、この「TRILOGY」ってアルバムは間違いなく良い部類に入る。 ってか、イングヴェイの中でも3本の指に入るぐらいの傑作と言っても良いかな。 同時にジャケットのダサさでも3本の指に入るが、メタルにダサい要素はつき物やし、もっと言うたらダサいからこそのメタルとも言えるので、このへんは突っ込んではいけない。 メンバーはイェンス(key)&アンダース(dr)のヨハンソン兄弟に、それまでのヴォーカリストだったジェフ・スコット・ソートを何のためらいもなくクビにして、新たにマーク・ボールズを 2代目ヴォーカルとして加入させ、それに当然インギー様を入れた4人編成になってます。 またイングヴェイは全ての曲でベースも弾いてますよ。 アルバム全体としては意外と聴きやすい曲が多く、結構ハード・ロック寄りのヘヴィ・メタル・サウンドって感じになってます。 もっと簡単に言うとディープ・パープルをちょっとヘヴィにしたサウンドですね。 このあたりはさすがパープルに影響を受けただけあります。 だから意外とメタルだからと言って構えて聴く必要はなく、すんなり聴けますよ。 静と動のメリハリもバッチリやし、インギーの速くてクラシカル、そして叙情性あるギター・フレーズはやっぱり凄いとしか言いようがないし、マーク・ボールズもめちゃめちゃ歌が 上手いしで、とにかく聴き応えはかなり多いアルバムです。 それにすぐクビを切るインギーにしてはまだ付き合いの長い部類に入るイェンスのキーボードが、なかなか効果的に効いてます。 ちょっと1曲目の大げさなまでのキーボードは笑ってしまいそうになるけども…。 アルバム全体として聴くとちょっとパンチが弱い点もあるけど、それでも前半のシングル向きな曲から、アコースティックで叙情的に攻める4曲目「Crying」までのバランスは良いし、代表曲であるラストの「Trilogy Suite Op: 5」の超絶的なまでのギターは、これぞネオ・クラシカルの帝王とも言えるインギーの激しくクラシカルなプレイで特にイチオシの曲です。 やっぱ、メタルの名盤の中の1枚で、お薦め出来るアルバムと言っても良いでしょう。 機会があればどうぞ。 しかし、マーク・ボールズの声ってちょっとした拍子にグラハム・ボネットと似たような声に聴こえるけど、だからすぐにクビになったんかなぁ? 結構、お世話になったクセに…。 まあ、イングヴェイ・ヨハン・マルムスティーンという男は、そんなん関係なしにクビを切る時は切るけど。
by sy_rock1009
| 2006-07-10 22:47
| 洋楽アルバム・80's
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