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アクセル・ローズが大きな影響を受けたとして有名なスコットランド出身のハード・ロック・バンド、ナザレスを今回は紹介しよっかなーと思いますが、日本では高い人気を誇るってバンドじゃないような気がするんですよね。
という事でバンド名は知ってるけど、そう言えばどんな音楽かまでは知らんかも?って感じに、微妙な認知度のナザレスが75年に発表した「HAIR OF THE DOG」です。 ●NAZARETH / HAIR OF THE DOG ●ナザレス / 人食い犬 2.Miss Misery 3.Guilty 4.Changin' Times 5.(a)Beggar's Day (b)Rose In The Heather 6.Whiskey Drinkin' Woman 7.Please Don't Judas Me レッド・ツェッペリンやディープ・パープルに比べると、全体的に小粒に感じるナザレスですが、それでも70年代のイギリスを代表する中堅どころの一つと言えるバンドでしょうね。 というか、ツェッペリンやパープルと比べたら、どのバンドも小粒に感じるけど…。 メンバーはダン・マッカファティー(vo)、マニー・チャールトン(g)、ピート・アグニュー(b)、ダレル・スウィート(ds)の4人組で、ザ・バンドの名曲「The Weight」の出だしの歌詞「I pulled into Nazareth」からナザレスという名前にしたようだ。 映画「イージーライダー」でも使われてたので、聴いたら知ってるでしょう。 この映画は中身そのものも良いけど、全編に渡って使われてる曲が最高です。 よく言われてるロード・ムービーの傑作であり、アメリカン・ニュー・シネマの始まりを告げる映画でもあるので、映画ファンなら見ておかないといけない1本ですね。 …と、ナザレスから話が遠くなっていってるので、ここらで戻します。 ナザレスはこの時代のブリティッシュ・ハード・ロック・バンドにしては、あまりブルーズの影響はない感じの、エネルギッシュで繊細な面を持ち合わせたサウンドになってます。 もちろん全くブルーズの影響を受けてない訳でもなけども、それでも他のバンドに比べたらその要素は薄いように思うよ。 それにサウンドもヘヴィなんだけどダークなヘヴィさじゃなく、ちょっと聴きやすいヘヴィさで、簡単にいうとアメリカン的なわかりやすいサウンドです。 まあ、メンバーもアメリカン的なサウンドに対する強烈な憧れを持っていたようなんで、そういうアメリカっぽいハード・ロックになるのも当たり前かなーって感じ。 だもんで、そういうサウンドだからかは分からんけど、ナザレスはイギリスよりもアメリカやカナダでの方が人気があって、このアルバムもアメリカでは200万枚以上のヒットを記録したけども、イギリスでは20位以内にも入らないといった結果になってます。 収録曲もアメリカ市場でナザレスの代表曲となったぐらいに大ヒットした「Love Hurts」を「Guilty」の代わりに収録したものがアメリカ盤になってる。 だからと言ってイギリスでの人気はさっぱりって訳じゃないけど、このアルバムあたりから突然にアメリカで人気が上がったんですよね。 その要因はやっぱり「Love Hurts」の大ヒットなんでしょうけど、この曲はエヴァリー・ブラザーズのカバーで、いかにもアクセルが好きそうな一大バラードになってます。 ダン・マッカファティーの独特なダミ声ヴォーカル共々、サウンドも間違いなくアクセルのルーツを感じさせる名曲でしょうね。 でも私的には同じカバーでもクレイジー・ホースの「Beggar's Day」の方が好き。 ダン・マッカファティーのヤケクソなシャウトがカッコよすぎ。 それにこっちの方がよりアクセルのルーツを感じさせる感じ。 やっぱハード・ロック・バンドがやるバラードってのも良いけど、こういうはじけたロックの方が私は好きだなー。 で、そのカバーなんだがナザレスは結構カバー・ソングが多く、他のアルバムではリトル・フィート、ボブ・・ディラン、ジョニ・ミッチェルといったカバーもやっていて、特にジョニ・ミッチェルの「This Flight Tonight」なんかは全英チャート入りもしたので、オリジナルのハード・ロックだけじゃなく、カバー曲のセンスもなかなかのものやったりする。 しかもどれも結構ライヴ映えするような曲なんで、ライヴ・バンドとしてもなかなかのもの。 ついついダン・マッカファティーのヴォーカルだけに注目してしまいがちやけど、サウンドもしっかりしてるのもナザレスの良いところでしょうね。 さすが大物中堅バンドって力を感じさせてくれますよ。 アクセルの声が大好きって人は、そのルーツを探る意味でもダン・マッカファティーのナザレスは聴いておいて損はないでしょう。
by sy_rock1009
| 2006-06-10 22:30
| 洋楽アルバム・70's
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