暑苦しさ満点、マルスピラミ
今は亡きキャメルのピーター・バーデンスのプロデュースにより、マルスピラミが2枚目のアルバムとして発表したのが71年の「ARENA」です。
ジャケットからしてB級臭さがプンプン漂ってますが、聴いてみると…やっぱりB級な、このアルバムを紹介です。

●MARSUPILAMI / ARENA
●マルスピラミ / アリーナ


b0054129_2128387.jpg
Tracks
1. Prelude To The Arena
2. Peace Of Rome
3. The Arena
4. Time Shadows
5. Spring







一応、イギリスのバンドなんですけど、どっからどう聴いてもイギリスっぽくないのがマルスピラミってバンドのサウンドです。
言うなればイタリアン・プログレ・バンドのようでもあるが、イタリアにはイ・プーって有名なバンドがあるんですけど、そういうなのとはまた全然違う。
結局は良く分からんってのが、本当のところだ。

まず7人編成という大所帯なバンドで、メンバーそれぞれがやたらとパーカッションを
多様しております。
さらにフルートやテナー&アルト・サックスなどの管楽器に、やっぱり出ましたプログレと言えばのメロトロンにピアノ、オルガンなどの鍵盤楽器と、結構しっちゃかめっちゃか状態。
とりあえずローマのコロッセウムの闘いを舞台にしたという、一応のコンセプトはあるものの、サウンドは結構ドタバタしてるので、せっかくのコンセプトが伝わってこない。
フルートもドンドン切り込んでくるし、状況など関係なしと言ったところなのだ。
はっきり言って、妙に暑苦しい。

と、散々な言いようであるが、これが初めて聴いた時の私の印象でした。
聴いたのはごく最近で、紙ジャケ化されたのを機に、聴いてみたのだ。
ジャケットだけは知ってたので、ちょっと興味があったんだが、まさかこういうサウンドだったとはって感じです。
だいたい、このアルバムのレーベルはトランスアトランティックというところなんですけど、ここはフォーク系が多かったと思ってたので、余計に驚きましたね。
確かにそういう音も見受けられるが、それ以上に全体的に暑苦しさが目立った。
ジャケットもなんかキン肉マンでいうところの、キン肉大神殿にあるフィニッシュ・ホールドの壁画みたいな感じの絵で、いまいち緊迫感ないし。
もう、間違いなくB級ですよ。

でも、やっぱりB級にはB級の良さもあったりするんですよね。
何度も聴いていくと、これがまた不思議と良く感じたりするんだよ。
意外と劇的な表現があって、その一瞬がなかなか忘れられない。
さすがプログレ全盛時に出ただけあって、そのあたりのツボは押さえてあるように思う。
古臭い音楽には間違いないが、B級ロック・ハンターの人は聴いてみましょう。
それ以外の人は聴かなくてもよいです。
[PR]
by sy_rock1009 | 2006-04-22 22:29 | 洋楽アルバム・70's
<< 大神、おもろいッス! 村の生活、始めました! >>