完璧超人、トム・シュルツ
●トム・シュルツ(Tom Scholz)
●1947年3月10日生まれ アメリカ出身


b0054129_235248.jpgプログレ・ハードとも言われたバンド、ボストンの
リーダーであり…というかボストンの全権を握ってる男、トム・シュルツは1947年3月10日、アメリカはオハイオ州のトレドというところで生まれる。
当初はギターではなくピアノを習っていたトム・シュルツだが、10代後半にロック・ファンならご存知な経歴である、名門、マサチューセッツ工科大学に
入学し、機械工学を学ぶ。
その大学在学中にギターへと本格的に転向したようで、ギタリストとしては結構遅咲きである。
大学卒業後はポラロイド社の研究員として働く傍ら、自宅地下室を改造し、デモ・テープを作成するようになる。
やがてそのデモ・テープがレコード会社の目に止まり、ボストンとしてアルバム「BOSTON」(76年)でデビュー。
いきなり1000万枚を超える大ヒットを飛ばし、続く「DON'T LOOK BACK」(78年)「THIRD STAGE」(86年)など、いずれもヒットを連発するが、今年でちょうどデビューして30年になるにも関わらず、アルバムはこれらを含めても5作しかない。
とにかく寡作で有名。
そんな彼を人は”寡作な完璧主義者”と呼ぶ。

とまあ、ネプチューン・キングも真っ青なぐらいの完璧主義者であるトム・シュルツ。
改造した自宅地下スタジオも徹底的に作りこみ、プロでさえ扱うのが難しい機材などが揃っていたようだし、曲作りの方でも徹底的にこだわる。
プロデュース、エンジニア、アレンジをこなし、すべての楽器パートも1人で作り、さらにそれら以上にミックス・ダウンに時間をかけて作りこむ。
もう、病気と言っても良いぐらいです。
だから当然ギターの音も作りこむ。
オーバー・ダビングを重ねるのは当たり前で、あげくには自分の理想のギター・サウンドを出す為に機材も作ってしまう。
ミニ・アンプの”ロックマン”などは有名な物で、他にも数種類のエフェクターを開発し、
特許を取っている。
そのパテント料だけでも暮らしていけるそうなんだが、ホンマ何者なんでしょうって感じです。

だからこの人の場合サウンド・メイキングの方に能力を発揮してるので、テクニックがどうとかは二の次とも言える。
かと言ってヘタではないけどね。
プレイ自体はかなり堅実。
手が大きいのを最大限に生かしているフィンガー・ボード上での動きはなかなかのもんがあるし、チョーキングはなかなか力強いものを感じる。
ギターの方はメインとしてるものは68年製のギブソン・レス・ポールだが、曲によって色々と使い分けたりもしている。

あと関係ないけど背がめちゃめちゃ高い。
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by sy_rock1009 | 2006-03-15 00:01 | ギタリスト列伝
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