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やっぱりヒプノシスが一番好きだ!
プログレ・ファンに根強い人気を誇る”アルバム・ジャケット職人”と言って思い浮かぶのは、やっぱりヒプノシス、ロジャー・ディーン、マーカス・キーフの3組でしょうか。
もちろんプログレ以外のバンドのジャケットもいっぱい手掛けていますけどね。

で、私がこの中で一番好きなのがヒプノシスでございまして、ピンク・フロイドやZEPなど、多数のジャケット・ワークでお馴染みであります。
ヒプノシスってのは1968年にストーム・ソーガーソンとオーブリー・パウエルが結成したデザイン集団で、82年に活動停止はしたものの、現在も個別に活動していて、ストーム・ソーガーソンはアート・ディレクターとして相変わらず色んなジャケットを手掛けてます。

私がヒプノシスを好きになったのはピンク・フロイドを聴くようになってからと思うんやけど、ヒプノシスのジャケットって実に多彩なんですよね。
まあ、不思議で風変わりなものが多いけど、T.レックスの「ELECTRIC WARRIOR」みたいにシンプルでカッコ良いのもあって、どれも飽きない感じが良い。
イメージ先行で、アルバムの中身とは全く関係ないのがほとんどでもあるけど、やっぱりヒプノシス独特の意味不明さや、現実っぽいけど全くもって非現実なところだとか、とにかく私はヒプノシスが好きなのです。

ロジャー・ディーンやキーフも好きですけど、ロジャーの方は基本的に同じような構図ばっかりやし、ベーブ・ルースの1st「FIRST BASE」みたいに、あからさまに手抜きのようなものもあって、ちょっとイヤーンなものもある。
キーフはヒプノシスに匹敵するぐらい好きで、アフィニティーの「AFFINITY」に代表されるような淡い色合いは、どないしようもないぐらい渋い。
でも、マネキンとかの人形を使ったものとか、ちょっと個人的にイヤーンなのもある。

だから、やっぱり私はヒプノシスなのだ。
ヒプノシスはちょっとエロいのんもあるしね。
まあ、サッド・カフェの「MISPLACED IDEALS」みたいに、グロいのんもあるけど…。
結局はどれも一長一短か?

という事で、ヒプノシスがどんだけ不思議で変なものや、素直にカッコ良いものなど、実に多彩なジャケットを手掛けてきたか、こちらで確認しましょう。

見れないものもありますけど、どれも良い味でございますな。
by sy_rock1009 | 2006-02-01 22:06 | 洋楽あれこれ
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