結局、ブリット・ポップって何やったんやろ?
新年一発目に取り上げるアルバムは、なぜかブラーの「PARKLIFE」でございます。
何でよりによってブラーにしたかと言うと、今年は戌年って事もあって、犬を前面に押し出してるジャケットをと考えてて、思い出したのがコレやったからだったりして…。
しょーもない理由やけど、とにかく今回のアルバムはブラーが94年に発表した3作目となるアルバム「PARKLIFE」です。

●BLUR / PARKLIFE
●ブラー / パーク・ライフ


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Tracks
 1.Girls & Boys
 2.Tracy Jacks
 3.End Of A Century
 4.Parklife
 5.Bank Holiday
 6.Badhead
 7.The Debt Collector
 8.Far Out
 9.To The End
10.London Loves
                      11.Trouble In The Message Centre
                      12.Clover Over Dover
                      13.Magic America
                      14.Jubilee
                      15.This Is A Low
                      16.Lot 105


実は最初に犬のジャケットで思い出したのはブラーじゃなく他のものやったんですよね。
まず最初に思いついたのが、ダリル・ウェイ&ウルフの「CANIS-LUPUS」
あのイアン・マクドナルドのプロデュースによるこのアルバムはかなりマニアックであるが、確かなテクニックもあり、結構な良質バンドだと私は思ったので”戌年=犬ジャケ”という意図にもちょうど良いかなと思ったけど、よくよく考えたらバンド名に”WOLF”って入b0054129_21365047.jpgってる時点で、犬ではなく狼って事に気が付いて止めました。
また、機会があればこっちも取り上げますけどね。
ちなみにそのジャケットがコレ→
やっぱ狼だよな、コレって…。

b0054129_21372066.jpg仕方ないので他のを考えて次に思ったのがアンクル・ドッグのコレ→
ちょっと小さい写真で見にくくなってもうたけど、ポール・コゾフやラビットなどが参加した「OLD HAT」っていうかなりカッコいいアルバムです。
でも、やっぱりマニアック…。

もう面倒臭いので写真は載せないが、アンディ・ロバーツの「...HOME GROWN」とか他にも”犬ジャケ”を考えついたけど、どんどんマニアックな感じになってきつつあったので、結局はベタにブラーの「PARKLIFE」に落ち着きました。

とまあ、不必要に長い前置きですが、これはブラーの出世作となった94年発表の3作目で、90年代前半から始まった”ブリット・ポップ・ブーム”を、この時期にデビューした
オアシスと共に、ブームをさらに加速させるきっかけにもなったアルバムであります。
洋楽ファンならご存知な事でしょうね。
全16曲とかなりボリュームのある本作は(日本盤はボーナス入りで17曲)、ブラーにとって初めてトップ5入りしたシングル「Girls & Boys」を筆頭に、タイトル・ナンバーの「Parklife」「To The End」「End Of A Century」と、デーモン・アルバーンのバカっぽいヴォーカルを主体に徹底したポップで、アルバムも全英で1位に輝いた、まさに出世作と言えるアルバムだ。
まあ、ポップって言ってもポール・ウェラーがスタイル・カウンシルでやってたような洗練されたポップというものでなく、ちょっと人をおちょくった適当な感じで、肩の力を抜いたバカっぽいポップというものになってるが、そのあたりが気に入るかどうか、かなり好みの分かれるところでもある。
となると、ここでわざわざ取り上げるぐらいやから私の場合は、さぞ気に入った方になるんやろなーと思わせておいて、そこまでブラーの事を好きじゃなかったりする…。
何か良い曲とそうでない曲がハッキリしすぎてるし、曲自体も変なのが多いんだよなー。
だからと言って嫌いでもないし、実際アルバムも5枚ほど持ってたりするんだな。
どうも掴みどころがないってのが私のブラーに対する印象であります。
まあ、そんな良いのかどうか分からんブラーですけど、とりあえずブラーを聴くならまずは
このアルバムがベストと思うので、聴いた事がない人はこのアルバムを。

しかし、アルバム以上にオアシスとのバトルっぷりが、なかなか楽しかったな。
ことごとく文句を言い合って、ノエルに至っては「ブラーのベーシストとシンガー、あの
二人はエイズにでもかかって死んじまえばいい」
なんていう、アホすぎる発言もあったりで、見ている方は結構おもろかった。
でもオアシスとブラーを比べてもう1つおもろいのが、口も態度も最悪なオアシスが
”ビートルズの焼き直し”と言われつつも、いざ音楽では真面目なロックなのに対し、
ブラーは普段真面目(っぽい)なのに、音楽ではふざけた感じなのが、これはこれで
おもろかったりする。

とにかく色んな意味で活気のあった90年代のイギリスでしたよ。
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by sy_rock1009 | 2006-01-03 23:41 | 洋楽アルバム・90's
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