これぞファンク・メタルの真骨頂!
私の中で数多くいるギター・ヒーローのうちの一人であるヌーノ・ベッテンコート。
(一番好きなのはジミーペイジですが…)
最近は”ドラマゴッズ”というバンドで活動しているヌーノだが、やはりヌーノと言うと
エクストリームでしょう。
さらにエクストリームと言えば、このアルバムなんじゃあないでしょうか?
って事で、今回はエクストリームが90年に発表した2枚目のアルバムとなる「PORNOGRAFFITTI」を取り上げます。

EXTREME / PORNOGRAFFITTI
●エクストリーム / ポルノグラフィティ~エクストリームⅡ


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Tracks
 1.Decadence Dance
 2.Li'l Jack Horny
 3.When I'm President
 4.Get The Funk Out
 5.More Than Words
 6.Money(In God We Trust)
 7.It('s A Monster)
 8.Pornograffitti
 9.When I First Kissed You
10.Suzi(Wants Her All Day What?)
                      11.He-Man Woman Hater
                      12.Song For Love
                      13.Hole Hearted


個人的には次の3枚目となるアルバム「Ⅲ Sides To Every Story」(92年発表)もかなり好きで、「Rest In Peace」「Tragic Comic」といった強力ナンバーが揃っているそっちのアルバムでも良かったんだが、やっぱアルバム全体のまとまり感や一般的に知られてるってトコで無難に「PORNOGRAFFITTI」にしました。

エクストリームはゲイリー・シェローン(vo)、ヌーノ・ベッテンコート(g)、パット・バジャー(b)、ポール・ギアリー(ds)という4人組から成るバンドだ。
バンドの中心となるゲイリーとヌーノの二人が、共通の友人を介して出会い、お互いに
影響を受けたバンドがビートルズやクイーンなど、同じ事もあってすぐに意気投合。
この出会いがエクストリームとして発展する事になるんだが、既にデビュー・アルバムの時点でヌーノ自ら言うファンクとメタルの融合、つまり”ファンク・メタル”の要素が垣間見る事が出来、他のハード・ロック・バンドとは一線を画すサウンドを打ち出していた。
ちなみにこのファーストのプロデュースを手掛けたのはゲイリーやヌーノのクイーン好きがそうさせたのかどうかは分からんが、クイーンの「HOT SPACE」「THE WORKS」を手掛けた人物と知られるマックである。
その為、”ファンク・メタル”以外にもクイーンっぽいとか当時は言われたもんだ。
でも「HOT SPACE」なんかとは全然違うぜ、これ!と私は思ったもんです。

まあ、そんな事はともかく、そのデビュー時から打ち出していた”ファンク・メタル”の要素を更に打ち出し、より完成形にもって行く事に成功したのがこの「PORNOGRAFFITTI」というアルバムでしょう。
またアコースティックな面も同時に打ち出し、”ファンク・メタル”の疾走感と、アコースティックのしっとり感がバランス良くアルバムとしてまとまっている。
やっぱりこれがエクストリームの最高傑作だな。
まず、いきなりの「Decadence Dance」でやられる!
これぞ”ファンク・メタル”という元気あふれるナンバーで、まさに全身でタテノリしたくなるような爽快な曲に仕上がってます。
そしてヌーノのギターがカッコ良すぎる!
しかし更に”ファンク・メタル”しているのが4曲目の「Get The Funk Out」だ。
エクストリームの代名詞的な曲で、ホーンセクションを巧みに用いている。
かと思えば5.12.13曲目にある、しっとりした曲やバラードが、アルバムにある疾走感をよりを際立たせるものへとさせている。
「Hole Hearted」は全米で4位を記録したナンバーで、軽快なアコースティック・サウンドでポップな仕上がりになっている。
12曲目の「Song For Love」はコーラスが見事なバラードだ。
しかしバラードと言えば5曲目の「More Than Words」でしょう。
この反則的名バラードは全米で1位を獲得したもので、ヌーノのアコースティック・ギター
1本で、ゲイリーがしっとりと力強く歌っている。
コーラスもハマりまくりで、いう事ない。
PVもモノクロで非常に味わい深いもので、見ても聴いても良いものだ。
ホンマ、どうしようもない名曲やで!「More Than Words」は。
「More Than Words」の為だけに、このアルバムを買ったって人も結構いるんじゃあないでしょうか。
でも本来の”ファンク・メタル”というバンド・イメージが、このアコースティック・ナンバーの大ヒットで、後にエクストリームというバンドの方向性を狂わせたものに結果的になってしまったのは、ちょっとファンとしては複雑ではあるがな…。

それでもこのアルバムは名盤には変わりない。
ヌーノのギターと共に聴いて欲しいですね。
あと、この後ヴァン・ヘイレンに参加して散々だったゲイリーも、本当は凄いヴォーカリストだってのが、このアルバムやエクストリーム時代全般で分かるので、ゲイリーのヴォーカルも結構お薦めだったりします。
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by sy_rock1009 | 2005-12-13 22:58 | 洋楽アルバム・90's
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