これこそがロックンロール!
ご無沙汰しておりました。
久しぶりにアルバム紹介でも…と思い、「いつ以来なんやろう?」と過去の記事を見てみたら、なんと1年2ヶ月も放置していたようで…。
随分と放置してしまって申し訳ないです。
とまあ、とにかく久しぶりになってしまいましたが、いきなりマニアックなのもどうかと思うので、今回は王道とも言えるロック・アルバムを。
って事で、ザ・フーの71年のアルバム「WHO'S NEXT」です。

●THE WHO / WHO'S NEXT
●ザ・フー / フーズ・ネクスト


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Tracks
1.Baba O'Riley
2.Bargain
3.Love Ain't For Keeping
4.My Wife
5.The Song Is Over
6.Getting In Tune
7.Going Mobile
8.Behind Blue Eyes
9.Won't Get Fooled Again



フーの人気を決定づけた超名盤、ロック・オペラ「TOMMY」(69年発表)に匹敵するほどの完成度を誇るこのアルバムは、間違いなく「TOMMY」に並ぶ彼らの代表作であると同時に、70年代の全てのロック・アルバムの中でも屈指の作品であると言えるでしょう。

まあ、そんな事はいまさら言わなくてもロック・ファンなら誰もが知ってる事だと思ってるけども、とにかく、それぐらいこのアルバムは完全無欠のロック・アルバムなんですよね。

では、なぜこのアルバムが特別なのか?
どれだけ今までのフーと違っているのかと言うと…。

まず、何と言ってもシンセサイザーの導入により、70年代のフーが今までのモッズ・ヒーローとして示していたものとは一味違うサウンドの方向性というものを示した事が大きいでしょう。
しかも単に音を添えるだけじゃなく、シンセをループ音として使うなど、かなり大胆に使用していて、サウンドに幅が出ているのがこのアルバムの特徴だと思います。
さらにメンバーの演奏技術も向上していて、より大きい音の広がりがこのアルバムで体感出来る。
中でもキース・ムーンのドラムは間違いなく、これまでとは違う程の多様性を見せてます。
それらのサウンドの広がりがピート・タウンゼントの芸術家気質と上手く絡み合って、ちょっとしたインテリっぽさが現れたロック・サウンドになっているんですよね。

あと、忘れてはならないのが何と言ってもヴォーカルのロジャー・ダルトリーで、格段に表現力を増したヴォーカルを見せております。

これらサウンドの広がり、演奏技術やヴォーカルの向上、ピートの持つ芸術性が上手く一つの方向に向かったおかげでこれほどのアルバムになったと思う。

前半は”静”で後半は”動”となるバラード「Behind Blue Eyes」から、8分以上もあるこのアルバムのラスト・ナンバーであり、ライヴでもハイライトに演奏する「Won't Get Fooled Again」という流れだけ見ても、そういった点が垣間見れるんじゃないでしょうか。

まだ聴いた事ないよ!という人や、ついステージでの暴れまわって(特にピートとキース)単に騒がしいだけのバンドという印象でそれほど知らんよ!という人はぜひとも聴いて欲しいもんである。

という事で私も大好きで、とにかく聴けば元気の出る「Won't Get Fooled Again」でも貼っておきます。
この爆音サウンドに常にテンションが高いタミフル・ピート、それに7分半を過ぎた所から始まるキースのドラム連打→ロジャーのシャウト→ピートの両膝スライディング→ジョンの
轟音ベース。
もうカッコよすぎるやろ!

これこそロックですよ!

ただ、この3ヵ月後にキースが亡くなってしまったのは残念としか言いようがない…。

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by sy_rock1009 | 2011-06-09 23:30 | 洋楽アルバム・70's
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