期待の超新星、フリート・フォクシーズ
2008年、ビルボードを始めとする海外の主要メディアから大絶賛を受けた新人バンドのデビュー・アルバムが、今月、ついに日本でも発売となりましたね。
CD屋さんの視聴コーナーに並べてるし、雑誌なんかにも良く名前が出てくるので知ってる人も多いと思うし、すでに買って聴いたよって人も多いかと思います。
って事で、今回はそんな現在で最も評価されている新人バンド、フリート・フォクシーズのデビュー・アルバム「FLEET FOXES」ですよ。

●FLEET FOXES / FLEET FOXES
●フリート・フォクシーズ / フリート・フォクシーズ


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Tracks
 1.Sun It Rises
 2.White Winter Hymnal
 3.Ragged Wood
 4.Tiger Mountain Peasant Song
 5.Quiet Houses
 6.He Doesn't Know Why
 7.Heard Them Stirring
 8.Your Protector
 9.Meadowlarks
10.Blue Ridge Mountains
                      11.Oliver James


フリート・フォクシーズはシアトル出身のバンドで、メンバー・チェンジがあったりしたけど現在は、ロビン・ペックノールド(Vo,g)、スカイラー・シェルセット(g)、クリスティアン・ワーゴ(b)、ケイシー・ウェスコット(key)、ジョシュ・ティルマン(dr)という5人のメンバーからなってます。

シアトル出身と言えばニルヴァーナやパールジャムのグランジ勢、あるいはもっと昔ならジミ・ヘンドリックスが思い浮かぶけど、同じシアトル出身だからと言ってフリート・フォクシーズのサウンドはそんな先輩達のような骨太ロックってわけじゃないんですよね。

それどころかアコースティック中心でバンジョー、マンドリン、フルートなども取り入れた、いわゆる牧歌的なサウンドになってたりします。
アメリカのバンドで、しかも新人がこういう路線というのはかなり珍しい感じやけど、実際に聴いてみても全くアメリカっぽくないんですよね。
だからといってイギリスっぽくもないような気もするかな。
エンヤがケルトをベースに、あの独特なサウンドを作ってるのと個人的にはちょっと似てるかな?と思ったので、アイルランドっぽいかなともチラッと思ったけど、フリート・フォクシーズはどっちかというとバロックっぽいので、やっぱり独自のものがあるような気がする。

本人達も”バロック・ハーモニック・ポップ”といってるらしいしね。

まあ、とにかくそんな独自のサウンドで絶賛を浴びたのがこのデビュー・アルバムなのだ。
どの曲もアコースティック中心で、ほんわか、さわやか、のんびり、といった感じの印象が通して聴ける感じになってます。
曲もだいたい3分前後と短めで聴きやすい。
そんなコンパクトなサウンドに伸びのあるヴォーカルと、なかなかに重厚なコーラスという組み合わせが面白いし、音の使い方なんかは意外と壮大な部分もあったりで、結構聴き応えがありますね。
ヴォーカルは曲によってコールドプレイのクリス・マーティンに似てるかなと思う時もあるけど、個人的にはロビン・ペックノールドの方が好きな感じ。

あと、そのヴォーカルも短いフレーズを繰り返してるってのが多いけど、コーラスやサウンドの重厚さとの対比で、結構聴けるものになってるんですよね。
最初はとっつき悪いかも知れんけど、何回か聴いてるとかなりハマッてしまいます。

って事で、なかなか良いアルバムだと思います。
さすが驚異の新人バンドと言われるだけのセンスの良さを感じました。

それとビデオの雰囲気も良いし、ジャケットのセンスも良いしね。

そのジャケットはオイラはあんまり絵画に詳しくないので分からんが、ピーテル・ブリューゲルという画家の「ネーデルランドの諺」という有名なものらしい。

まあ、とにかく機会があれば聴いてみましょう。
国内盤はさらにEP盤の5曲と、さらにボーナストラックまでついて、かなりお得なものになってるので良いんじゃないかと思います。

オイラは待ちきれなかったので一足早く、輸入盤に手を出したのでそれらはまだ聴けてないんですけどね…。

では最後にアルバムのリードトラックであります「White Winter Hymnal」です。
この念仏のような繰り返しが何度も聴いてるとハマッてくるんだな。

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by sy_rock1009 | 2009-04-22 22:35 | 洋楽アルバム・00's
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