史上最高のトリプル・ギター、「Free Bird」
”レーナード””レイナード”なのか?
個人的には”レイナード”となってる方に慣れてるんですけど、多分、”レーナード”と書く場合の方が多いしと思うし、CDなんかにもそう表記されてるので、ここでは慣れた方を捨て、”レーナード”と書くことにしましょう。
まあ、そんな事はどっちでも良いんやろうけど、とにかく今回はレーナード・スキナードの
73年のデビュー盤「PRONOUNCED LEH-NERD SKIN-NERD」です。

●LYNYRD SKYNYRD / PRONOUNCED LEH-NERD SKIN-NERD
●レーナード・スキナード / レーナード・スキナード


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Tracks
1.I Ain't The One
2.Tuesday's Gone
3.Gimme Three Steps
4.Simple Man
5.Things Goin' On
6.Mississippi Kid
7.Poison Whiskey
8.Free Bird




このアルバムを語るにあたって…というよりも、レーナード・スキナードを語るにあたってなくてはならない曲に「Free Bird」というものがあります。
ロック・ファンなら超名曲&名演奏という事で、誰もが知ってる曲やとは思うけど、私もこの曲がもうとにかく大好物なんですよね。

あまりに好きすぎて、正直、今回は余計な事も書かずに「Free Bird」のライヴ映像あたりを貼るだけでも良いかとさえ思えるけども、まあ、それだけも何なんで一応いつも通りにウダウダと書いていきます。

レーナード・スキナードはヴォーカルのロニー・ヴァン・ザント、ギターのアレン・コリンズ、ドラムのボブ・バーンズの3人が学生時代に結成したバンドが母体となっていますが、最終的にはゲイリー・ロッシントン(g)、エド・キング(g)、ビリー・パウエル(key)、レオン・ウィルクソン(b)らが加入して7人組のトリプル・ギター編成という形でデビューしました。
デビューのきっかけはアル・クーパーが南部の音楽に魅せられて、自身のレーベル設立を構想中にレーナード・スキナードのライヴを見て気に入った事に始まるんですけど、結局、そのままアル・クーパーのレーベルに契約して、アルバムもアル・クーパー自身がプロデュースしたというので、相当気に入ったって事なんでしょうね。

そんなわけでサザン・ロック・バンドのレーナード・スキナードのデビュー盤を、サザン・ロック・ブームを作った一人と言っても良いアル・クーパーが世に送り出したという事は、それはもうコテコテの南部特有の泥臭いロックが占めてるかというとそうでもないように個人的に感じるかな。
まあ、確かに泥臭さがないと言えばウソになるけど、意外とイギリスのロックっぽさがあって、なんとなくクリームのような雰囲気もあるような感じがするけど、そう思うのは私だけでしょうか?

まあ、とにかくそんな感じのデビュー盤は、どの曲もレベルが高くカッコイイ。
ヴォーカルも演奏も良い!
シングル・ヒットはなかったけども、新人がこれだけのパフォーマンスを持ってデビューしたという事に、なかなか驚かされますね。

で、そんなどれもカッコイイ曲の中でもやっぱり最もカッコイイ曲が「Free Bird」
もう、これしかないでしょう!

9分を超えるこの曲こそ、アルバム最大の見せ所であり、レーナード・スキナードというバンドそのものにとっても最大の見せ所と言っても良い曲でありますよ。
ライヴでも最後に演奏しますしね。
「Free Bird」は同じサザン・ロックの先輩、オールマン・ブラザーズ・バンドのギタリストで、バイク事故で亡くなってしまったデュアン・オールマンに捧げた曲と言われてますが、この曲の前半はゆったりで、後半は怒涛のギター・バトルという構成の緩急の対比がめちゃくちゃカッコイイ。

前半はゲイリー・ロッシントンのスライド・ギターを中心にロニーもじっくり歌い上げてる感じになってますが、そのスライドの浮遊感が心地良いんですよね。
まさに”スカイ・ドッグ”という愛称のあったスライドの名手、デュアン・オールマンばりに空を舞うようなサウンドが聴けます。
そして、ロニーの「Won't you fly high, oh free bird, yeah」という言葉をきっかけに今度は怒涛のギター・バトルに展開していくんですけど、3人のギタリストによる熱演がなんとも凄まじくカッコイイこと。

このパートだけでご飯3杯はいけますよ。

特に私はアレン・コリンズが大好きで、彼のトレードマークともいえるコリーナ材のギブソン・エクスプローラーから奏でるノリの良い音が最高にカッコイイ。
アレンといえばもう一つギブソン・ファイアーバードも初期の頃にはメインで使ってましたけど、個人的にはエクスプローラー時代のアレンが好きです。
一人だけ異様に背の高いデカイ体とエクスプローラー独特の形との取り合わせが、何か妙にカッコイイ感じに見える。

って事で、そんな熱い演奏が見れる伝説のライヴ映像でも貼っておきますが、これを見るたびに例の飛行機事故がなかったら…と思ってしまうのは私だけではないハズ…。

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by sy_rock1009 | 2009-01-12 22:18 | 洋楽アルバム・70's
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